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'07/10/02の朝刊記事から
力士急死 時津風親方 解雇も
理事長が聴取 暴行認める
大相撲の時津風部屋の時太山=当時(17)、本名斉藤俊さん=がけいこ後に急死した問題で、日本相撲協会は1日、東京・両国国技館に時津風親方(元小結双津竜、室蘭市出身)を呼び、事情聴取した。
聴取後に会見した北の湖理事長(元横綱)は「一人の子が亡くなっている。厳しくやらなければいけない」と述べ、理事会での承認を経た上で、時津風親方に解雇も含めた重い処分が下されるとの見通しを示した。
午後3時過ぎから約1時間半、北の湖理事長、武蔵川事業部長(元横綱三重ノ海)と伊勢ノ海生活指導部長(元関脇藤ノ川)、相撲協会の今野勝彦顧問弁護士が同席し、斉藤さんが急死した前後の状況を聴取した。
時津風親方は「(死亡した前日の)夕食の時にビール瓶でひざを小突いたり、頭をたたいたりした」と認めた一方、兄弟子が金属バットで殴ったとされる点には「私は止めた」などと説明したという。