'07/07/03の朝刊記事から
イエメン 車爆弾8人死亡
アルカイダ関与の可能性
【カイロ2日共同】イエメン西部マーリブの観光地で2日、自動車爆弾による爆発があり、AP通信によるとスペイン人観光客ら8人が死亡、少なくとも7人が負傷した。
ロイター通信によると、イエメンの治安当局は同日、爆発の背後に国際テロ組織アルカイダがいる可能性があるとの見方を示した。
マーリブは首都サヌアの東約100キロにあり、、紀元前のシバ王国の遺蹟などがある。
イエメンでは昨年9月、石油施設2ヵ所で自爆テロ未遂があり、アルカイダのイエメン分派を名乗るグループがウェブサイト上で犯行声明を出している。
2000年10月にはアデン港で停泊中の米海軍の駆逐艦が爆破され、17人が死亡。
首謀者はアルカイダの指導者ビンラディン容疑者の側近と見られている。