'07/07/02の朝刊記事から
監視カメラ使用認める
寧辺核施設で北朝鮮
【北京1日共同】北朝鮮の核放棄に向けた2月の六カ国協議合意に基づく「初期段階措置」として、寧辺の核施設で行われる国際原子力機関(IAEA)の監視・検証作業について、北朝鮮側がIAEAに対し監視カメラ使用や封印を認めていることが1日、分かった。
IAEA当局者が明らかにした。
監視カメラの設置によって、ウィーンのIAEA本部と結んで映像を送信することが可能となる。
封印はワイヤにIAEAの刻印と番号入りのキャップが付いており、停止した核施設の機器などに取り付けられる。
また、核施設の封印の際には5箇所の施設すべてにIAEAの査察要員を派遣し、その後は数人が寧辺に常駐することになる見通しという。