スカイ社長参考人質疑

06/04/12の新聞記事から

スカイ社長参考人質疑
新千歳線　認可に影

強気の姿勢　感情逆なで

11日の衆院国土交通委員会で約四時間に及ぶ参考人質疑に答えたスカイマークエアラインズ（東京）の西久保慎一社長は、「安全は当然の前提だが、健全な収益性を確保しなければならない」と強気の姿勢で持論を展開したものの、組織の弱さや意思疎通の悪さもさらけ出す形となった。
整備士退職などによる安全面での不安を払拭できたとはいえず、週内にも予想される新千歳-羽田線（28日就航予定）の認可に微妙な影を落とす結果となった。

米産牛肉 香港でまた骨混入

‘06/04/09の新聞記事から

米産牛肉　香港でまた骨混入
米の輸出戦略、限界に

【ワシントン8日時事】
香港に輸出された米国産牛肉に再び骨の混入が見つかった問題で、畜産業界の間では、各国・地域への輸出再開を優先する米政府が骨無し肉という完全順守が困難な条件を設定したこと自体に無理があるとの見方が強い。
今後も骨の混入は避けられない見通しで、食肉処理の実情を無視した交渉戦略の限界が露呈した形だ。
牛は一体一体大きさも違うため、機械を使っても骨の完全除去は困難なのが実情。
骨無し肉と銘打ちながら、香港で見つかったような小さな骨片の混入は、米では日常茶飯事だ。
米と同様に多少の骨混入におおらかな国もあるが、香港のように基準を厳格適用する国・地域だと、違反業者は直ちに輸出が出来なくなる。
「ある意味では対日基準より厳しい」(畜産業界筋)といい、米業者は極めて難しい条件を強いられている。

沖縄県知事が防衛庁長官に「市長判断は尊重」

‘06/04/09の新聞記事から

普天間移設
修正案に反対表明
沖縄県知事が防衛庁長官に「市長判断は尊重」

額賀福志郎防衛庁長官は8日昼、約2時間半にわたり沖縄県の稲嶺恵一知事と防衛庁で会談、同県名護市の島袋吉和市長との間で合意した米軍普天間飛行場移設の修正案を説明、理解を求めた。
しかし稲嶺氏は「県は県のスタンスを堅持する」と、修正案に反対の立場を重ねて表明。
ただ在沖縄米海兵隊のグアム移転など基地負担軽減策を評価し、国との協議は継続する考えを伝えた。
政府が稲嶺知事の完全な同意を得られないまま在日米軍再編の最終報告を取りまとめるのは確実な情勢で、今後も地域振興策などを提示しながら粘り強く説得する。
稲嶺氏は会談で「島袋市長の判断は尊重する」とした上で、名護市辺野古沖合への移設計画以外は認めない立場を強調。
「再編問題は国の専管事項だが、しっかりした(日米安保)体制堅持には沖縄の社会的、政治的安定が必要だ」と、沖縄の県民感情に配慮するよう強く求めた。

民主・小沢新体制

‘06/04/09の新聞記事から

民主・小沢新体制
菅氏は代表代行
前執行部全員を再任

民主党の小沢一郎新代表は8日、執行部人事で、代表選を戦った菅直人元代表を代表代行に起用し、鳩山由紀夫幹事長、渡部恒三国対委員長ら前原誠司前代表のシッ工ブ執行部全員を再任することを決めた。
菅氏を代表に次ぐポストに置くとともに、代表選の論功行賞を排し挙党体制を印象づける狙いがあると見られる。
新執行部は11日の両院議員総会で正式に発足する。