国交省 スカイ社に異例の勧告

06/04/18の新聞記事から

国交省　スカイ社に異例の勧告
改善計画の提出条件　新千歳線を認可

国土交通省は17日、新規航空会社スカイマークエアラインズ（東京）が申請していた新千歳－羽田線（28日就航予定）について、安全運航体制の確立を強く求める異例の業務改善勧告を行い、4項目の条件を付した上で認可した。

スカイマーク新千歳 安全確保なら申請通り認可

06/04/14の新聞記事から

スカイマーク新千歳
安全確保なら申請通り認可

国土交通省は13日、スカイマークエアラインズ（東京）が申請していた、28日からの新千歳―羽田線就航を条件付で週明けにも認可する方針を決めた。
申請通り1日10往復の運航は認めるが、運航や整備面で安全が確保できる体制づくりを強く求める。
国交省が航空会社の新規路線参入に条件を付けるのは極めて異例。

整備士の思い込み原因

‘06/04/06の新聞記事から

整備士の思い込み原因
手抜き検査　日航、国交省に報告

MD87型機が主脚の点検機嫌を超過して飛行し、整備ミス発覚後の再検査でも手抜きが行われた問題で、日本航空は5日、「整備士が不確かな知識を基に誤った判断をしたのが原因」とする調査結果をまとめ、国土交通省に報告した。

姉歯氏の妻が自殺

‘06/03/29の新聞記事から

姉歯氏の妻が自殺
マンションから飛び降り　市川市

二十八日午前五時五十分ごろ、千葉県市川市のマンション駐車場で、会社員男性(44)が自分の車に乗ろうとしたところ、車のサンルーフが壊れ、車内で女性が血を流しているのを見つけ、管理人を通じて119番通報した。
女性は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
行徳署の調べでは、女性は耐震強度偽装問題で構造計算書を偽造していた姉歯秀次元一級建築士(48)の妻(49)。
同署は飛び降り自殺と見ている。
調べでは、妻はマンション最上階の七階廊下から手すりを乗り越えて飛び降り、車の屋根に落ちたと見られる。
現場や自宅に遺書はなかった。

プルサーマル始動へ

06/03/27の新聞記事から

佐賀・玄海原発
プルサーマル始動へ
10年度までに　県、地元町が同意

九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)のプルサーマル計画で、佐賀県の古川康知知事と玄海町の寺田司町長は26日、計画に正式同意し、九電との安全協定に基づき実施を了解する文書を九電の松尾新吾社長に手渡した。
使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を原発で再利用するプルサーマルは、国が進める核燃料サイクルの要だが、実施が遅れている。
玄海3号機の計画は現段階で唯一、国の許可と地元同意の両方がそろい、九電は2010年度までの実施を目指し本格的準備に入る。
実施されれば国内初となる。

プルサーマル計画
国は安定的なエネルギー資源確保のためなどとして、原発の使用済み核燃料を国内で再処理し、再び燃料に加工して用いる核燃料サイクル政策を進めている。
再処理で回収したプルトニウムをウランと加工した混合酸化物(MOX)燃料を一般的な原発(軽水炉)で使うのがプルサーマルで、プルトニウムとサーマルリアクター(軽水炉)をあわせた造語。
プルトニウムの利用策で本命の高速増殖炉は、原型炉もんじゅの事故で実用化のめどが立たず、当面は、プルサーマルが核燃サイクル政策の柱に位置付けられている。