Kodak DC4800 ヴェトナム
'07/03/18の朝刊記事から
イラク攻撃4年 米に重荷
2003年3月、米軍が主導してイラク攻撃を開始してから20日で丸4年となる。
イラク戦争は「大量破壊兵器の脅威との戦い」から「テロリストとの戦い」に姿を変え、いまや「内戦」との認識が固まりつつある。
米国では議会からイラク駐留米軍の撤退期限を定める要求が強まり、ブッシュ政権は岐路に立たされている。(ワシントン・西村卓也)
膨らむ米兵犠牲者 窮余の増派
米国防総省は、14日に議会に提出した報告書で、「宗派・民族ごとの独自性が強まり、暴力の形態が変わり、住民の退去が起きている」として、イラクの現状について一部は「内戦」という表現がふさわしいことを認めた。
ブッシュ米大統領は今年1月、イラクに2万1500人の米軍増派を発表。
3月には4400人を上積みする考えを示した。
増派規模はさらに膨らみ、今後、計3万人に迫るとされている。
首都バグダッドなどの治安回復が狙いだ。
これに対し米下院は2月、イラク増派に反対する決議を可決。
さらに、来年9月1日までに米軍の撤退を求める法案を採決する構えを見せており、大統領との対立が鮮明になっている。
イラクには現在、14万人前後の米軍部隊が駐留。
開戦以来の米兵の死者は約3200人に達した。