
'07/07/08の朝刊記事から
自爆テロ 105人死亡
イラク北部 治安悪化止まらず
【カイロ7日共同】イラク北部トゥズフルマト近郊の村にある市場で7日、爆弾を積んだトラックによる自爆テロがあり、フランス公共ラジオによると複数の地元当局者は、住民ら105人が死亡したと語った。
現場はイスラム教シーア派のトルクメン人が住む地域で、スンニ派武装勢力による犯行の可能性がある。
犠牲者の多くは倒壊した建物の下敷きになったとみられる。
中部や首都バグダッドでも6日から7日にかけ自爆テロが続発。
イラク駐留米軍はバグダッドなどで武装勢力や民兵組織を対象とする軍事作戦を続けているが、治安の悪化は止まらず、市民を無差別に狙ったテロはやむ気配がない。
バグダッドでは7日、イラク軍兵士を狙った自爆テロがあり、兵士ら6人が死亡。
中部ディヤラ州のイラン国境近くにあるシーア派クルド人の村では6日、自爆テロがあり22人が死亡した。