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備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

080416 自爆テロが続発 イラク

2014-01-21 16:48:09 | イラク
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’08/04/16の朝刊記事から

自爆テロが続発
市民ら58人死亡 イラク


【カイロ15日共同】イラク中部バクバとラマディ、首都バグダッドで15日、爆弾テロが少なくとも3件相次ぎ、内務省当局者によると、58人が死亡、約100人が負傷した。
3件のテロの関連は不明だが、いずれも国際テロ組織アルカイダに共鳴する武装勢力の犯行の可能性が高い。

内務省当局者によると、バクバでは地元ディヤラ州政府庁舎や裁判所の近くで爆発物を載せた車が自爆し、居合わせた市民ら少なくとも40人が死亡、70人が負傷した。

またラマディでは食堂を狙って男が自爆し、14人が死亡、15人が負傷した。
バグダッドでは警察の車両近くで車爆弾が爆発し、4人が死亡、15人が負傷した。




080411 イラク米軍削減凍結

2013-12-19 20:41:53 | イラク
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’08/04/11の朝刊記事から

イラク米軍削減凍結
米大統領演説 7月以降も14万人


【ワシントン10日三浦辰治】ブッシュ米大統領は10日、イラク政策についてホワイトハウスで演説した。
イラク駐留米軍のペトレアス司令官の提言に基づき、7月末までに増派部隊を撤退させた後、兵員削減を一時中断し、14万人の駐留規模を当面維持することを表明した。

現在のイラク駐留米軍は約16万人で、昨秋、大統領が示した方針により増派部隊の撤退が進められている。
だが、イラク国内の治安が3月以降、イスラム教シーア派民兵組織とイラク治安部隊との衝突で流動化していることから、必要な部隊を残し、追加撤退の判断を先送りにすることにした。



080331 サドル師 戦闘中止呼び掛け

2013-08-22 19:57:16 | イラク
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’08/03/31の朝刊記事から

サドル師 戦闘中止呼び掛け
イラク混乱 収拾の可能性も


【バグダッド30日共同】イラクのイスラム教シーア派反米指導者サドル師は30日、自らの民兵組織マハディ軍に対し、戦闘中止を呼び掛けた。
これによりイラク治安部隊が25日、南部の要衝バスラでマハディ軍との戦闘を開始して以来約1週間に及んだイラク全土の混乱が、収拾に向かう可能性が出てきた。

イラク政府のダバハ報道官は歓迎の声明を発表する一方で「犯罪者を対象としたバスラでの作戦は継続する」と言明、当面はマハディ軍側の出方を見る構えを示した。

イラクのメディアは30日、中部ナジャフで29日夜、サドル師派とイラク政府の交渉が始まったと伝えた。
交渉を拒否してきた政権側が、一転して交渉に応じたことが戦闘中止の呼び掛けにつながったとみられる。
中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどによると、サドル師は「宗教的責任と、イラク人の流血を止めるため」に武装活動中止を呼び掛けた。




080328 バグダッド 政権打倒訴えデモ

2013-08-12 19:25:50 | イラク
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’08/03/28の朝刊記事から

バグダッド 政権打倒訴えデモ

【バグダッド27日共同】イラク治安部隊とイスラム教シーア派反米指導者サドル師の民兵組織マハディ軍との戦闘が続く首都バグダッドで27日、サドル師の支持者数万人が「マリキ政権打倒」を叫び、デモ行進した。
AP通信は25日に始まった戦闘による全土の死者数は推計200人に上ったと伝えるなど死者数が増加している。

首都では、銃撃や砲撃による爆発音が鳴り響くなど「過去数ヶ月で最も激しい戦闘」(住民)が継続。
南部の要衝バスラでも激戦が続いているほか、中部ヒッラーでは少なくとも60人が死亡したと伝えられている。
戦闘はシーア派聖地のカルバラをはじめクート、ディワニヤ、アマラなど中南部のシーア派地域に拡大した。

また、ロイター通信によると、バスラ近郊ズバイル付近で27日朝、武装グループが石油パイプラインを爆破した。
国営石油企業関係者によると、バラス経由の石油輸出量の3分の1が影響を受けるという。




080202 同時テロ 72人死亡

2012-07-23 16:52:35 | イラク

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’08/02/02の朝刊記事から

同時テロ 72人死亡
障害女性に爆弾持たせる? バグダッド


【カイロ1日共同】イラクの首都バグダッドで1日、買い物客でにぎわう市場二カ所を狙った爆弾テロがほぼ同時に発生、治安当局者はロイター通信に対し、計72人が死亡、約150人が負傷したと語った。米軍増派などによるバグダッドの治安改善が指摘され始めた昨秋以降、最悪の被害規模。イラク軍当局者は2件とも、知的障害のある女性の体に巻き付けた爆発物が遠隔操作で起爆されたとの見方を示した。

市民を無差別に狙った犯行で、タラバニ大統領は「国民的和解を阻もうとするテロリストの仕業だ」と非難。米軍報道官はAP通信に対し、イラク聖戦アルカイダ組織など,国際テロ組織アルカイダに共鳴した勢力の犯行との見方を示した。

治安当局などによると、バグダッド中心部のペット市場では1日午前、女性が鳥売りを装い、客が集まったところで服の下に隠された爆弾が爆発。その直後、南東部のイスラム教シーア派地区にある鳥市場でも女性を使った爆弾テロがあった。

APによると、女性はアバヤと呼ばれる黒い民族衣装の中に爆発物を行けていたもようだ。

イラクでは米軍とイスラム教スンニ派部族の協調が進み、アルカイダ系のスンニ派武装勢力が追い詰められた昨年末ごろから、女による自爆テロが相次いでいる。バグダッド中心部のペット市場は週末だけ開かれ、最近の治安改善で多数の市民が訪れるようになったが、昨年11月にも爆弾テロで十数人が死亡するなど、過去に何度もテロの標的となった。