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ヒズボッラー事務局長、「米英は抵抗勢力を潰すためにテロ組織作った」


7月 13, 2024 15:00 Asia/Tokyo


  • レバノンの抵抗組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長


レバノンの抵抗組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、テロ組織を作った国としてアメリカとイギリスを挙げました。


パールストゥデイによりますと、ナスロッラー事務局長は11日木曜夜、イスラムの預言者ムハンマドの孫であるシーア派第3代目イマーム・ホサインの殉教を悼む行事において、「複数のテロ組織は、米国とイギリスの諜報機関が金を出して作られた。彼らのこのような行為には、聖戦、殉教、抵抗に関連した価値観を侮辱するという目的があった」と述べました。


そして、「西側では2000年以降、メディアや文化方面において、抵抗活動に関連するあらゆるものを対象に強固なキャンペーンを展開した。その結果、聖戦・ジハード)という言葉には否定的なイメージが植え付けられた」と続けました。


アメリカとイギリスは、ISISをはじめとした複数のテロ組織を作った国であり、その主な支援者でもあります。特にシリアにいるISIS因子の一部は、アメリカが管理する難民キャンプなどに潜伏しており、そうした場所のひとつにはシリア北東部ハサカ県にあるアルホール難民キャンプが挙げられます。


現地情報筋は、これまでにも多数の報道において米軍がISISのテロリストを刑務所から米軍基地に移送していることを伝えており、治安筋も、アメリカが西アジアでの米軍駐留継続に必要な口実を作り出すべく、ISIS因子を訓練し武器を与え、彼らにシリアなどの地域諸国でテロ攻撃を行わせようとしていると、繰り返し指摘してきました。


アメリカは、ISISが犯罪を続けることがシリア・イラクにおける米軍駐留継続という自身の利益と合致すると考えていますが、現実には、地域の住民から軍撤収を迫られている状態にあります。
 
 

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