和ごころ

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生きる。

2007年04月14日 21時43分15秒 | Weblog

今日は、お通夜に行ってきました。
葬儀会館みたいな所のお通夜なんて、何年ぶりだろう?
高校のときすら行ってない気がします…。

とにかく、人が多かったです。お花も多かったです。
こんな大きなお通夜は、今後体験しないかもしれないです。

最初、行く予定がなかったのですが、お母さんに「やっぱり行こうよ」といわれて、
帰ってから慌てて喪服を買いに行き(まだ持ってませんでした)会場へ行きました。

見覚えのある懐かしい顔がいっぱい。みんな、来ているようでした。
どうしてでしょうね。ずっと逢っていないのに、みんな顔が変わってないの。
小学校に通ってた、中学校に通ってた、あの頃の面影があるんですね。
わたしは、特に誰ともお話はしませんでしたが、
久々に顔を見るのが、こんな時だなんて…悲しいことです。


亡くなった同級生は、こんなにたくさんの人に愛されてたんだなぁ…。
お焼香の時にご遺族の前を通りましたが、涙が止まりませんでした。
わたしなんて、血も涙もないんじゃないかって思ってたけど、凄い泣いちゃった。


思い出すんですよねー。
小学生のときのバレンタイン。
その人が、誰かとチョコレートの勝負をしているらしいの。
でね、「ちょうだい」って言うわけですよ。
わたし、その頃から、先生とか女のお友達にしかあげてなかったから、凄い悩んで。
クラスの男の子にチョコレートを買うなんて、わたしにとっては凄いことで。

不思議です。
買いに行ったスーパーまで覚えてるんだもん。
緊張したなぁ~。イベントだっていうのに、普通の棚に並んでるキットカットを買いました。
バレンタインの日、本当にいつあげたらいいのかわかんなくて、
別に、告白を控えてるとか、そんなんじゃないのに、ドキドキが止まらない。
いつまでも、ランドセルの中に待機させてました。

コソコソっと渡した気がする。その瞬間のことはあまり覚えてません。
ホワイトデーの日、わたしの100円もしないキットカットが、
とても可愛いゴージャスなクッキーに変わりました。
お母さん、大変だったでしょうね。勝負だったから、結構貰ったんじゃないかな?


そんな事を考えながら、お母様のお顔を見て、たまらなくなりました。
もちろん、こんな事、わたししか覚えてないでしょうけど。何故か忘れないんです。


生きることって、とっても大変だけど、素晴らしいことなんだ…って。
誰かが無くなる度に思います。
その方たちのお陰で、命の大切さを思い出すことが出来ます。

人は亡くなったら、永遠の命になるんですって。絶対死なないんだって。
まさに今、こうやって、命の大切さを思うことで、わたしの中で彼は生きる。


一日一日を大切に。
生きるって、素敵なことなんだって、思えるように。

みなさん。一瞬を思いっきり生きましょうね。
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