GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

アラブの少年のニッポン旅行 19

2016-04-19 09:50:36 | 日記
      
 正体不明のセンセー、
 「みなさーん ケンペルというドイツ人を知っていますか」
 「しりませーん」
 「まだまだですね」
 「ふん」
 「おや かわゆくないですね」
 「ぼくたち かわいいためにいるんではありましぇーん」
 「なるほど リクツですね」

 「ニッポンを知るためには この人の書いた日本誌を知らなければいけませんね もっともスマホばかりいじくりまわしている今の日本人は どうなんでしょうね」
 「どんなヒトなんですか」
 「1690~1692年までニッポンに滞在して 東海道を北上し江戸まで旅行 江戸ではショーグンさまに謁見しています」
 「その体験を紹介したんです」
 「ほめたんですか けなしたんですか」
 「その頃のニッポンにはデバ地下はありませんでしたから ツマヨージ作戦に引っかかることはなかったんですね だれかさんみたいに
   食べたい
   食べたい
 足をバタバタ センセイは顔から火が出るほどはずかしかったんですよ」
 「買ってくらないからでしょう」
 「だれが買うもんですか まったく」

 「ケンペルの著書 タイヘンにヒョーバンになった 当時のヨーロッパのゲーテ・カント・ボルテール・・・が読んだんですね そして19世紀のジャポニスムにつながる契機になった」
 「みなさーん ケンペルのことを忘れてはいけませんよ」