書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

習作  張九齢詩 感遇

2012-04-27 08:50:53 | Weblog
孤鴻海上来
池膜不敢顧
側見雙翠鳥
巣在三珠樹
矯矯珍木顛
得無金丸(心に崔)
美服患人指
高明逼紳悪
今我遊冥冥
弋者何所慕

孤鴻 海上より来り
池膜 敢て顧みず
側らに見る 双翠鳥の
巣くうて三珠樹に在るを
矯矯たり珍木の顛き
金丸のおそれ無きを得んや
美服は人の指ささんことを患え
高明は神の悪みに逼る
今我 冥冥に遊ぶ
弋者 何の慕う所ぞ

張九齢年譜(中国語)
張九齢(678-740)は唐玄宗開元年間の著名政治家、思想家、文学家。長年の研究と書目四五百種を基にまとめた年譜。交友関係、詩文作品、関係した唐開元中後期朝廷の内外政策、典章制度、礼儀風俗と地理交通等を考証。
中国社会科学出版社

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