青嵐 青葉の頃に吹き渡るやや強い南風で、繁茂した草木を揺り動かす風。 (俳句歳時記 角川書店)
そんな風が、ここ数日吹いています。子供の頃、強い風が吹いたらうれしくて、背中を押されたり、傘が飛びそうになったりすると、胸がわくわくしました。風に髪をなぶられながら、ゆさゆさゆれる木々や、急速に流れる雲を見ているのも、好きでした。大人になり、生活が始まってみると、強い風で、大切なハウスのビニールが破れてしまったり、家族が転んでけがしたりしないか、心配ごとばかりが増えてしまいました。
大人になるって、やはり、つまらないですね。
いつのまにか、ブルーベリーがこんなに大きくなりました。収穫が待ち遠しいです。
アイスプランツを畑に植えると、こんな感じにどんどん成長します。きのう、スパゲティを食べに行ったら、前菜についていたのは、まぎれもなくアイスプランツをカラッと揚げたものでした。流行っています!
確かに大人になってからは、風が吹くことは、
どうも心配事にまつわるようなことばかり。
子供のころは、畏れを知らないというか、
風も雲も川もみんな友達でした。
いまは風が吹くとすぐに防御態勢に入ります。
天気予報に一方的に神経質になっている自分に気がついています。
そうだ、ブルーベリー、うちの庭ではどうなっているんでしょう。
いつから、自然と敵対するようになってしまったのかしら。
仕事や、愛する家族や、大事な庭、そんなものを何もかも失くした時、また自然に帰っていけるのでしょうか。
まだ、出家(?)できない煩悩の多い私も、天気予報を気にしながらの日々です。
何や知らんかったん!って・・・。
くやし~い。
風が強いとねぇ。
花に止まっている虫の写真が撮りづらいんよねぇって
イヤなのはそんなレベルかぁ!
まだ、大人になりきっていない親爺でしたぁ。
ふふ。
奥様が、走り回っているそばで、あすちーさんがムシの写真を呑気に撮っている姿が目にうかぶ・・・・。