気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

ナツメ  棗

2010-06-25 00:16:05 | 庭で


 ナツメ クロウメモドキ科 ナツメ属


 棗の木に花が咲いています。小さな黄緑色の花です。葉は光沢があり、三本の葉脈が目立つので、見分けやすい木です。棗という漢字は、棘(トゲ)の多い木ということ。でも、今の庭木の棗は、ほとんどトゲのない種類です。夏芽という書き方もあり、これは他の木より遅く、初夏になってから芽を出すからといいます。でも、春になると確認するのを忘れるので、来春こそ、芽吹き時期の確認をしなくては。


 



 茶器の棗は、植物の棗の実に、形が似ているから。確かにそんな形の実は、かじるとシャクシャクと野性味のあるリンゴのような味です。食料の豊富でなかった時代には、うれしいおやつだったそうです。


 



 アップにすると、ちゃんとお花の形をしています。真ん中の先がふたつに割れた雌しべと、5本の雄しべ。それらを囲んでいる星型の5枚はガクで、ガクの間に小さく丸くついているのが花びらです。花びらの付け根は、少しだけ、ガクより内側に見えますね。


 


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2 コメント

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Quさん、おきばりやすぅ。 (あすちー)
2010-06-25 08:31:11
なるほど~。
棗はそこからきてたんやぁ。
まったく知らずに使ってたよー。
この話はメモやなぁ。
しったかぶり王としては使えるぞ~。
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あすちーさん、こんばんは。 (Qu)
2010-06-25 22:31:22
あれ、私はしったかぶり女王ですけど。
それが何か。
返信する

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