ナツメ クロウメモドキ科 ナツメ属
棗の木に花が咲いています。小さな黄緑色の花です。葉は光沢があり、三本の葉脈が目立つので、見分けやすい木です。棗という漢字は、棘(トゲ)の多い木ということ。でも、今の庭木の棗は、ほとんどトゲのない種類です。夏芽という書き方もあり、これは他の木より遅く、初夏になってから芽を出すからといいます。でも、春になると確認するのを忘れるので、来春こそ、芽吹き時期の確認をしなくては。
茶器の棗は、植物の棗の実に、形が似ているから。確かにそんな形の実は、かじるとシャクシャクと野性味のあるリンゴのような味です。食料の豊富でなかった時代には、うれしいおやつだったそうです。
アップにすると、ちゃんとお花の形をしています。真ん中の先がふたつに割れた雌しべと、5本の雄しべ。それらを囲んでいる星型の5枚はガクで、ガクの間に小さく丸くついているのが花びらです。花びらの付け根は、少しだけ、ガクより内側に見えますね。
それが何か。
棗はそこからきてたんやぁ。
まったく知らずに使ってたよー。
この話はメモやなぁ。
しったかぶり王としては使えるぞ~。