暗いじめじめした所にある。臭いがきつい。ひいても、ひいても生えてくる。名前に毒がつく。ドクダミの印象は、あまり良くないようです。でも、そういったイメージを離れて、もう一度良く見て下さい。ふちに細く紫のふちどりのある濃い緑の葉、紫色の茎、あくまでも白い四枚の花びら(本当は総包片ですけど)、すっきりした草姿。媚びない美しさを感じます。
ご存知の方も多いと思いますが、ドクダミは別名十薬、民間漢方薬のスターでもあります。ドクダミは毒矯み、つまり毒を直すといった意味で、自身が毒という訳ではないのです。ナマのままで、オデキや水虫に効き、干したものを煎じて飲むと、利尿や緩下作用があるとされる優秀な薬草です。
ドクダミ、見直していただけたでしょうか。ドクダミ名誉回復委員会、がんばります!
ドクダミを摘んで活けているとよく変な顔をされました。
私もドクダミ名誉回復委員会のメンバーです。
Quさんは野の花も好きですね。
やはり自然の花がいいですね。雑草(このあたりではクサといいます。)だなんて失礼な言い方だといつも思っています。ドクダミ・・・の仲間ができてうれしいです。