白妙菊。白い細かい毛が葉や茎にびっしり生えて、銀灰色のフェルトのようです。英名はDusty miller、粉だらけの粉屋、なるほど。この美しい葉を、寄せ植えのアクセントや、花壇のボーダー、切葉としてブーケにも使えます。
でも、この苗を販売していると、よく聞かれるんです。どんな花が咲くんですか?って。菊と名前がつくので(実際キク科ですが)、つい期待してしまうんですね。その度に、葉に観賞価値があるので、花は地味です。と、お答えするのですが、でも、咲くんですよね?と、それでも、期待される方が多いようです。
そこで一挙公開、白妙菊の花。
美しい銀灰色の葉
春につぶつぶの蕾をつけた茎が、立ち上がってくる。 それなりに可愛い。
黄色が見えてくる。結構可愛い。期待でワクワク。
・・・普通・・・・・。
花がさくんですね、
ここまでこないうちに、
のびちゃい、すててましたから
こんな可愛い花がつくなんて
しりませんでした。
園芸店で見たことがあるような気がします。
冷たい砂糖を全面にまぶしたような感じがします。
Dusty miller これがよろしいですね。
雰囲気がすごく出ています。
砂糖も粉も似たようなもんです。
花は、黄色が見えてくるくらいで止めておいた方が。
・・・・普通・・・・ ← 吹き出しました。
ところで、そそっかしいA型!
ここまできて、花の名前を確認したのでした。
白妙菊・・・・そうなんですか。
まっ、ここまできた「くらい」ですから、ずっと憶えておけるか、どうかな?
白妙菊は、葉が観賞価値があるとされる植物なので、花が上がってきた時点で摘み取ってしまうこともよくあります。花壇のボーダーにしているのに、背が高く「普通」の花が咲いてしまうのは都合が悪いのです。我が家のようにほおっておくと、ボサボサ状態です。
でも、お店に出していると、名前から美しい菊の花を連想して、購入される方もいらっしゃる。で、必死に説明するのですが、花のイメージを言葉で伝えるむずかしさを痛感します。あ、そっか、ダスティミラーで売ったらいいんだ!
折節さんと話していて気がつきました。ありがとう。さよなら~。(私はおおざっぱなO型)