Aちゃんの舌代日記

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日光発祥の地を巡る その2

2012年11月30日 | 歴史・遺構を訪ねる

しばらく 横道に それたり お休みを頂きましたが

日光開山の祖 勝道上人(しょうどうしょうにん)

西暦735年(天平時代)に 生まれた 栃木県芳賀郡の人。

若い時に 出家して 修行。

やがて 男体山を フダラク山に 見立てて 登山修行をしようと

766年(天平神護年間) 大谷川に達した。

しかし 渡れず 難儀していたところ

現れたのが 深沙大王。

助けてやろう と 蛇を 二匹放って 橋を架けた。

山菅の 蛇橋。つまり ご存じ 神橋。

勝道上人 没後に 弟子が 書いた伝記 「フダラク山建立修行日記」には

以上の様に 書かれている。

その 深沙大王を祀った お堂は 太郎杉の 傍らに建つ。

日光駅から いろは坂への 国道の 手の届きそうな 

すぐ 上の段に 南に 面して建っている。

おどろ おどろしい 伝説のわりには かわいらしい お堂。

いつも 通行している 傍らに 鎮座しているのを 知らなかった。