ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 欲望 」  小池真理子

2018-10-04 21:15:24 | 
       「  欲望  」    小池 真理子 

              
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咳とめまいは、薬を飲んでいますが、まだスッキリしません。

今日は娘が午前中仕事が休みだったので、久し振りに買い物に連れて行ってもらいました。
ここ2週間は、生協と買い物メモで頼んでいましたが、やっぱり買い物はストレス解消になります。
カートを押しながらゆっくりと歩いて、あれもこれもと数日分買いだめしてきました。
自転車に乗れないとジムに行けないので休んでいます。

cover by Shin さんの歌を聴きながら、なるべく首を傾けないようにして本を読んでいます。
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切なくも凄絶な人々の性、愛、そして死。小池文学が、到達した究極の恋愛小説。  ( データーベースより )
2005年に映画化されてるそうです。

図書館司書の青田類子は、結婚して13年。 
仕事の帰りに立ち寄った本屋のカウンターで何気なく手に取った写真展の割引入場券。
〈 東京回顧写真展 過ぎ去りし宴 〉 なぜかタイトルに惹かれギャラリーへ。 そこで、忘れられない写真を見つけ呆然とする。 
自分も参加していた、〈 1978年秋。袴田亮介・阿佐緒夫妻の新築記念ガーデンパーティー 〉
かつて同級生だった阿佐緒と秋葉正巳と類子。 
阿佐緒に好意を寄せる正巳。 それを知りながら正巳に惹かれる類子。 3人の悲しい回想が始まる。
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31歳年上の精神科医と結婚し、何もかも満たされているような上流階級の生活の阿佐緒の苦悩。 
不幸な交通事故で性的不能になったのを阿佐緒に隠し、類子に打ち明けた正巳の苦悩。
妻子ある男性との関係に溺れながらも正巳との精神的な快楽を求める類子の苦悩。 
愛があるのに満たされない三人。意外な結末を迎えます。

小池さんの作品は、平凡な私の生活にない恋愛の世界を描いていて、読みながら疑似体験しています。 今回は悲しい結末でした。


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