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ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 クリーピー 」  前川 裕

2015-09-30 15:50:06 | 
     「 クリーピー 」 前川 裕

       

図書館のお薦めの棚に、「 16年初夏、西島秀俊さん、竹内結子さん、香川照之さんで映画化! 」のポップがついていたので借りて来ました。
西島さんは、竹内さんとは、「 ストロベリーナイト 」で、香川さんとは「 MOZU 」「 流星ワゴン 」で共演しているので、きっと面白い作品に違いない。
前川裕さんの本は初めてですが、この作品で15回日本ミステリー文学大賞受賞して作家デビューされたそうです。 現職の大学教授です。

「 クリーピー 」とは、( 恐怖のために )ぞっと身の毛がよだつような;気持ちの悪いと書かれています。

大学の犯罪心理学の教授・高倉が、同窓生の刑事・野上の訪問を受け、一家失踪事件の分析を依頼される。
読みだしたところから、隣人の西野と娘の様子や言動がおかしく、妻や息子は?と謎だらけです。
大学の教え子の様子も変で、そこに野上の失踪や近所で殺人放火事件が起ります。
西野の娘・澪が言った「あの人はお父さんじゃありません。」から、西野から目が離せず、どうなるのかと一気に読みました。
沢山の人々が、恐怖におののきながら、酷い殺され方をします。 
心理学者なのに、高倉の判断と対処が後手後手になり、もっと警察を信用して谷本さんに相談すれば、大和田の死だけでも防げたのにとイライラしました。
後半は、急に10年がたち前半に比べ展開が少し尻すぼみにまとめられた感がありました。

映画では、高倉は元刑事で野上は元同僚になっていて、野上を東出昌大さんが演じられます。
最初は優しげで悪魔に変身する稀代の殺人鬼をどのように演じられるか、悪い顔の香川さんが目に浮かびます。
来年の映画を観に行けたら行きたいと思います。 きっと半分内容を忘れているでしょうが 


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こういう感じのストーリー。 (もと)
2015-09-30 19:56:24
結構多いですね。

「MOZU」とかも不気味で不思議な感じです。

先日、WOWOWのドラマで見た「石の繭」も無残な殺され方でした。

作家・麻見和史の人気警察小説シリーズ「警視庁殺人分析班」だそうです。

ノンストップ・クライムサスペンス。。というのだそうです。

実際には起こってはいけない事件だけど、想像の世界ではハラハラ・ドキドキ、面白いですよね。
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もとさん、今晩は (ウエスティー)
2015-10-01 20:51:57
本の中の殺人事件は好きですが、この頃、現実の殺人事件が多すぎますね。

新聞やテレビをつければ、恐ろしいニュースばかりです。

本の中では、事件が起こった背景や動機が分かり解決しますが、現実は分からないことばかりです。

安易に、人の人生を断ち切り、自分の人生を捨てる前に立ち止まってほしい!

WOWOW見られないので残念でした。
麻美和史さん初めてですが、「 石の繭 」 調べたらコンクリートに死体?  さっそく読んでみなくちゃ。

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