５年契約している火災保険の満期日が近づき、代理店から継続のご案内が届きました。
保険は大手の損保会社で、代理店は途中で引継ぎで変わりましたが、新築の時からずっと入っています。
最初は、１年契約で代理店の方が家を訪問してくれて契約を結んでいました。女性の方で、１年ぶりでいろいろ世間話をして、お茶とお菓子を出してお話しました。
契約が済むと、いつも礼状とワカメを送ってくれていました。 何年かして代理店が代り担当者も変わりました。
数度来られましたが、５年契約をすると毎年来なくても自動振り込みで、電話で契約更新できると教わり、今は継続の案内が来ます。
今回の契約内容を見ると、前回と同等の契約条件で、金額が前回より２７、８７０円も上がっています。
電話で聞いてみると、この５年で数度個人用火災保険改定され値上がっていますとのこと。
もう５０年近いので建物は古くて、基本に書かれているほどの評価価値がないですがと聞くと、古家の方が燃えやすく台風などで壊れやすいので、新築より高くなるそうです。なるほど。
これ以上安いのはないとのことで、契約を済ませました。 後日、保険証券が送られてきます。
父が一人暮らしていた実家は、近所からのもらい火で全焼しました。 残ったのは、仕事に父が乗っていった自転車とタオル１枚とその日着ていた服のみ。
急いで駆けつけましたが、見事に焼け落ちていて、何にも残りませんでした。 大切なあれもこれもみんな焼けて消失。 思い出が、、、、。
消防署の検証で、失火元は印刷所の倉庫の煙草の火の不始末でしたが、認めず、火事は責任がないそうで、お詫びもなく引っ越されました。
父は保険に入っていなかったので、着のみ着のままで妹の家に。 親友のＫ子が下着や何やかやと送ってくれ助かりました。 あの時はありがとう。
その後は親戚の借家にしばらく入って、私の家に引き取りました。
そんなことがあったので、火災保険には入っておかないとと、痛感しました。
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