ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

犬の散歩 ( 迷子のおばあさん )

2017-08-26 22:27:10 | 犬と猫
昨夜の雨で今朝は少し涼しく感じました。夏の暑さも、もう少しです。

ノーマを連れて散歩中、上品な白髪の老人を見かけました。
『 おはようございます 』と挨拶をすると、老人は「 散歩に出かけたんですが、家がわからなくなりウロウロしています」

散歩中、何度かお見かけした方です。 確か、もう少し先のマンションの近くの一軒やのおばあさんです。
話したことはありませんが、ご夫婦と子供さん家族と一緒に暮らしているはず。
よく、お宅の前の、道を挟んだ月極駐車場のフェンスに、足ふきやマットを干しているのを見かけたことがありました。

『 この先ですよね 』と、一緒に歩きました。
『 家族の方は? 』と聞くと、「 まだ寝ていましたので、、」

お家の前で、『 ここですよ 』と言うと、「 そうです、そうです。」と帰って行かれました。
お家の中から、「 散歩行ってたの? どこへ行ったのかと、、、 」 お嫁さんの声が聞こえてきました。 良かった!

姑を思い出しました。亡くなる少し前はまだらでした。
或る日、美容院に行ってくると出かけた姑が、いつもより早く帰ってきました。
頭が変わってないので訪ねると、出かけて途中で美容院への道が分からなくなって、気づけば反対の方向に歩いていて、やっと家に帰り着いたとのことでした。
それまで、姑は、気丈で外出も好きで、なんでも1人でシャキシャキしていたので信じられませんでした。
それ以来、あまり出かけなくなり、美容院には私が送って行って迎えに行くようになりました。

普段は、ほとんど変わりない生活でしたが、時々「 お母さん( 私のことです。子供ができてからいつもそう呼んでいました。)私、晩御飯食べたかな? 」と聞きました。
『 あれとこれと、食べたけど、お腹空いてるの? 』と、聞くと「 空いてないけど、食べたかどうか思い出せなくて 」と言いました。

最後まで、姑はその程度でした。 父も薬の副作用以外ほとんど変わりませんでした。 
しかし亡くなった叔父と伯母が、すっかり昔の事を忘れて、小学生に戻っているのをお見舞いに行って、現実を目の当たりにしました。
自分のことが心配になってきました。 食いボケ?
認知症やアルツハイマーの本も読んで映画も観ましたが、自分ではどうしようもないことです。
このブログも、ボケ防止に始めたんでした。 動物との交流もいいらしいので、フィリアも来たことだし、まだまだボケてはいられませんね。

毎日、いろいろなことに興味を持って楽しんで、たくさんの人と接して元気でいらられればと願っています。
  


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コメント (2)
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