食べるかしゃべるか

食欲旺盛、好奇心旺盛
あたくしの口は 常に 食べてるかしゃべってます

心が震えることを感動という

2012-02-09 | 思ったコト

旅関係の仕事もされる某社長さんが

「愛南町が載っている」

と、届けてくれた。

もうどれくらい飛行機に乗ってないかな…

と開いた「翼の王国」

 

よく知っているつもりの愛南町が

知らない土地のように感じた26ページの記事。

内海と外海を併せ持つ愛南町は

景色が美しく、漁獲が豊富で

国立公園を有するところ。

カツオや牡蠣、ヒオウギ貝

由良半島では県の認定品種の媛っこ地鶏も養鶏されている。

スキューバや釣り、マリンスポーツ

温泉も3つある。

漁師の二男三男が、自立する家を建てるために切り開いたという

外泊地区の石畳は先人の苦労が偲ばれる…

…知ってるつもりだったんだけどなぁ。

土地勘のない人が、

どれだけ調べてどれほど取材したら

こんな記事が作れるんだろうと思った。

 

そろばんを作る島根県奥出雲町

淡路島のうまそうな寿司屋

ほかにも惹きつけられる記事が満載だ。

 

「おべんとうの時間」というレギュラーらしいコーナー

新潟県の土木作業員、青木さんの弁当から、

彼の人となりや山古志の変わらない様子までうかがえる。

ちょっと、グッときた。

 

人の感受性と表現力には3通りあるように思う。

たとえば、寒風に吹かれながら「もうすぐ咲くぞっ」と耐えている梅のつぼみを見て

①なにも思わない人

②「かわいい!」「けなげだなぁ」「楽しみだ」など温かい気持ちになる人

③見ていない人が、②の気持ちを抱くように表現できる人

 

②、だなぁ。

 

「どうやればこんなに表現できるのか」と考えていたら

「メディア(器)に合ったコンテンツは新鮮に見えます」

と某社長。

私自身が気付いてないツボを無意識に突かれた感じ。

この人には、かなわん。

 

 


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