旅関係の仕事もされる某社長さんが
「愛南町が載っている」
と、届けてくれた。
もうどれくらい飛行機に乗ってないかな…
と開いた「翼の王国」
よく知っているつもりの愛南町が
知らない土地のように感じた26ページの記事。
内海と外海を併せ持つ愛南町は
景色が美しく、漁獲が豊富で
国立公園を有するところ。
カツオや牡蠣、ヒオウギ貝
由良半島では県の認定品種の媛っこ地鶏も養鶏されている。
スキューバや釣り、マリンスポーツ
温泉も3つある。
漁師の二男三男が、自立する家を建てるために切り開いたという
外泊地区の石畳は先人の苦労が偲ばれる…
…知ってるつもりだったんだけどなぁ。
土地勘のない人が、
どれだけ調べてどれほど取材したら
こんな記事が作れるんだろうと思った。
そろばんを作る島根県奥出雲町
淡路島のうまそうな寿司屋
ほかにも惹きつけられる記事が満載だ。
「おべんとうの時間」というレギュラーらしいコーナー
新潟県の土木作業員、青木さんの弁当から、
彼の人となりや山古志の変わらない様子までうかがえる。
ちょっと、グッときた。
人の感受性と表現力には3通りあるように思う。
たとえば、寒風に吹かれながら「もうすぐ咲くぞっ」と耐えている梅のつぼみを見て
①なにも思わない人
②「かわいい!」「けなげだなぁ」「楽しみだ」など温かい気持ちになる人
③見ていない人が、②の気持ちを抱くように表現できる人
②、だなぁ。
「どうやればこんなに表現できるのか」と考えていたら
「メディア(器)に合ったコンテンツは新鮮に見えます」
と某社長。
私自身が気付いてないツボを無意識に突かれた感じ。
この人には、かなわん。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます