例年12月は忙殺の日々。
特に2週から4週にかけてがピークなのに
「うまいエビがあるらしいぞな~」という父の誘惑に負けて
行ってきました、三崎町。
姉も忙中無理しての休日だし、出発が昼
11時の予定でしたが、運転手には逆らえないのです。
10人乗りのレンタカーを借りて、いざ出発。
途中で昼も食べるし、何時に着くんだろうと思ったけど、
伊方までは思ったより近かった。
ゴゼトンネルのおかげかな。 2時間もかかりません。
風が強く、去年の暮れに行った東尋坊のような荒れた海。
伊方の道の駅「きらら館」で地酒を購入していると、
子どもたちがフグにエサを!
意外と凶暴で、エサやり口から飛び出しそうな勢い
水をかなりかけられました。
風力発電の風車も、騒音問題のせいか全機は回っていませんでした。
「あれでどれだけ電気ができるんやろねぇ」と話していると、
「あれ、回してなんするん?」と姉
“先生”と呼ばれる人は、ワリと世間知らずな人が多い…
伊方から三崎までがけっこうありますね。
道も狭くなるし、一時間くらいかかったかな。
佐田岬は、駐車場が工事中だったし、寒いので行きませんでした。
目的は「海鮮まつり」ですもの!
四国最西端の宿「民宿 大岩」
お部屋の名前が磯野家みたいです。
私たちは、「ぶり、はまち、しんとく」の3部屋。
「しんとく」って何?
“大展望”とあったお風呂は家の1.5倍くらいだったけど、
ご飯はもう、すごかったです。
イセエビ含む刺し盛。 8人に巨大2皿、これだけで満腹になりそう。
貝焼き 山盛り2皿に、鍋の用意もしてある。
小鯵南蛮漬、ひじき、珍味類、大きなイサキの煮つけもあるぞ!
お願いです、こらえてください級の量です。
しかし! 甘いイセエビ、脂のりのりの鯖にブリ。
トコブシにカキにハマグリにサザエ…
バリウマかったです!
子どもらは残酷焼きがことのほか楽しかったらしく、
とこぶしやさざえの焼けるさまを、それは残酷な表情で
ニヤニヤ見ていました。
「とりあえず、煮てみる…?」と鍋にチャレンジ。
味噌ダシです。 だって、具がイセエビと渡り蟹!
死ぬ気で食べました。
伊方は「杜氏の町」なのですね。
銘柄はすっかり忘れましたが、「粕取り焼酎」がおいしかった。
日本酒みたいです。
この辺は山にも平地にも石垣の風景がよく見られます。
海岸の石垣は、横組や縦組、斜め組もあります。
国の天然記念物らしい。
海岸の石はみんな平ら。横に割れる石の質なんでしょうね。
口で言うとおりに書いてしまった注意書き。
「ここへゴミを捨てるな」ですね
洗面所・トイレ共同(付いてる部屋もあるみたい)で、お部屋食ではないけど、
1泊2食、12600円は安いです。
朝はもちろん、エビのみそ汁でした。
帰りに、この夏できた「亀が池温泉」へ。
ここは新しくて広いお風呂でした。
タオルだけなくて、600円。 食事処やお土産屋もあります。
ここの支配人さんが昔の父の知人で、今回の旅となりました。
帰宅後に「三崎漁師物語」からお土産まで送っていただいて…初めてさばきました。
シメるのは怖かったけど、後は簡単。
刺身、みそ汁、雑炊と、3回楽しみました。
今年もあと2週間。
おいしいもん食べたし、あとひとふんばり、頑張ろかね