前年のいわきと関連付け、常磐線を制してやろうという(謎の)意気込みの下、観戦の舞台に選んだのは水戸。
仙台から南下した前年とは一転して、東京から北上のルートを選び、早速「特急ときわ」へと乗り込みました。
道中柏を経由した事で、「遠出してJ2の試合を観に行く」行為に疑問符を抱きながらも、約1時間半掛けて到着。
改札を降りたその刹那、ホワイトボードに装飾されたお出迎えという粋な計らい。
わざわざアウェイ側を頭に持ってくるという配慮に感銘を受けつつも、水戸駅のカオスな混雑具合(構内は自転車も通行可能らしかったし)に翻弄される状況に。
何とか宿に到着し、休息もそこそこに駅へと折り返し、バス乗り場へ。
実に判り易い乗り場。
それもそのはず、便宜上シャトルバスでは無く、増便された普通のバス扱いなのでこうした目印は必須といえるものでした。
そしてあくまで「普通の路線バス」(行先が「市立競技場前」となっている辺りその香りが)なのが往路のカオスぶりを生み出す事に……
道中のバス停に各駅停車し、しかもそこに新たなサポーターも乗り付ける事で中はぎゅうぎゅう詰めに。
そしてスタジアムへ向かうべく細い道へと路線を変えるバス。
最後のバス停から終点まで、その道のりは短いようで長く、幹線道路と交錯する事で生まれる小渋滞にも巻き込まれ……。
といった中々にハードな旅路と化した末に、無事にケーズデンキスタジアム水戸の前へ到着。
その大きさに圧倒されつつ、脇道にあるホーリーくんのイラスト(工事現場でよくあるやつ)に癒されながら敷地内を歩き。
渋滞による牛歩を強いられた事もあり、既に開場時刻を回っていたためそさくさと入場。
今回は(雨天を避けるという意味合いで)メインスタンド側に座る事に。
その名称の通りに推されるケーズデンキの広告。
正直な所ヤ○ダ電器や100満○ルトに比べてエンターテイメントの部分が足りてないと思う
ピッチ内では、ハーフコートで行われるキッズマッチの様相が。
物珍しい光景ながら、空腹には勝てない、という事で早速スタジアムグルメを確保しに場外へ。
その腹減り具合に自制心が効かず、やってしまった肉尽くしのコンボ。
「メツゲライ・タモン」のブースのホットドッグ(行列待ちに耐えられず一口かじった)、「龍神家」のブースの「龍神飯」と名付けられた肉丼。
特に後者は厚切りチャーシュー+チャーシューのそぼろ+タルタルソースという、二郎系に属していても可笑しくない、これでもかというカロリーの暴力。
いくらイベントの場とはいえ、選択を間違えれば大変な事になるというのを、胃もたれという結果で示されての観戦となりました。
飯にがっついている間にキッズマッチも終了となり。
天気予報の通りに雨がパラつき始めるなか、試合前練習……の前に、早くも発表されるアウェイ側・横浜FCのメンバー。
前回の新潟よりも早い……と思わされたものの、発表はアウェイのみとなり。
そんなフェイントを掛けられながら、試合前練習へと突入しました。
当然ながら、目がいくのはレジェンドのGK本間。
監督交代以降全試合ベンチ入りを果たしており、こうしてその姿を拝めるのは光栄の限り、と思いながら練習ぶりを目に焼き付けました。
その練習の最中に行われた、この日のイベントに則してのスピーチ。
水戸市長・大洗町長ののち、目を惹く事になった「クリーニング専科」の社長の脇に現れたマスコット。
真っ黒なカラーが齎す威圧感、その名前は「黒田ウーサー」との事。(以下うウーサー)
初見だと(スピーチという堅苦しい場だったのもあり)ゆるキャラ独特の可愛らしさが目立たない風でしたが、そちら方面が発揮されるのは後程となりました。
そんな中で練習も終わり。
雨は小降りという状況で、屋根があるものの風の影響でメインスタンドにも僅かに降り注ぎ。
そのような状況下で行われた、水戸のスタメン発表。
やっぱり練習後のタイミングが白眉だと思わされました。
何時の間にか加わっていた……と言っては失礼な、育成型レンタル組の2人。
シヴァタファリは3試合目、徳島でお馴染みだった櫻井は2試合目となったこの日の出場。(後者はこの日が水戸で初スタメン)
一見大型DFというような前者ですが、ポジションは右サイドバックで、その攻撃性ぶりからディフェンスの安定感を齎すには程遠い存在……でしょうか。
後者の中盤の底としての実力は既に折り紙付きで、不安定なセンターラインを固める切り札となり得るかどうか。
そんな新戦力をどう当て嵌めるかという難しい舵取りを、残留争いの中で取らなければならない状況の森直樹監督。
こうしてスーツ姿で撮られた風貌は、就任当初のラフな姿とは一変して風格が表れた感じであり。
この日のスタメン。
4バックを貫いてきた水戸ですが、この日は相手に合わせるように3-4-2-1の布陣。
サイドアタッカーの新井晴も、左ウイングバックの役割が示す通りに最終ラインに降りて5バックの左を固める時間が長くなり。
楠本の復帰で守備陣が安定したかに見えましたが、前節(藤枝戦、1-3)でスタメン落ちした結果失点増。
また離脱か……と思われたものの天皇杯3回戦(マリノス戦、2-2・PK4-5)で出場しているなど、やや不可解な序列変更は、リザーブでDF不在という事にも表れているようであり。
一方の横浜FCは山根→中村拓という1人のみの変更と、強豪らしいスタメン選択。
方や残留争い、方や自動昇格を視野に入れているとあり正直勝利は厳しいというホームチーム。
そのため布陣変更は、傍らからでも頷けるものでありました。
そして選手入場。
何も音響を掛けず、サポーターの声援・チャントのみで雰囲気を作り上げる、水戸スタイルというべき場内の中で行われ。
選手達の最後尾にはもちろんお馴染みのホーリーくん(夏バージョン)……と、再び姿を現したウーサー。
そのまま整列の場に加わるホーリーくんを尻目にライン際に残るウーサー、先程と同様の威圧感を露わにしたかと思いきや……
キックインセレモニー。
このナイスなキックにより、一転してゆるキャラ本来の魅力を醸し出す存在となり得たでしょうか。
ちゃっかり撮影にも加わるウーサー、可愛らしさを存分にアピール。
そして両軍選手がピッチに散らばる……という段階で、今度はこの男が存在感を示し。
それは横浜FCの福森で、他選手が既にピッチに入るなか、自身はピッチ脇で入念に感触の調整に努め。
流石移籍早々中心選手に昇り詰めた男、その立ち回りは他選手とは一線を成すものであると実感させられるに至りました。
さてキックオフ。
お互いロングボールを蹴り合う定番の入りを経て、布陣変更の効果もあったか水戸が押し込む流れに。
右サイドで極端に高い位置を取るシヴァタファリを矛とし、後方から積極的に間を通す縦パスを送り、横浜FC陣内でサッカーを展開します。
その水戸の攻勢が続いた故に、自分も水戸が4バックと思い込んでいて「あの新入り(シヴァタファリ)、とんでもない超攻撃的SBだな……」などと、目の前の光景に思わされ。
また最後列も、牛澤が右サイドに思いきり開いた立ち位置のビルドアップ。
この時点で3バックだと気付くべきでしたが、前監督・濱崎芳己氏を彷彿とさせる「右CBが右サイドに思いきり張り出す」最終ラインの形を思い出させるものだったため、それには至らず。
しかし10分を過ぎると、力量差が発揮されるかのようにペースを逆転させに掛かる横浜FC。
その立役者はやはり福森で、最終ラインから地上で繋いでの前進の間、福森はそれに加わらず中央を浮遊した末にチャンスエリアへ。
そして左から小川のクロスを頭で合わせ、枠を捉えられずに終わったものの、まさかのCBの選手が(流れの中で)ヘディングシュートを放ったその姿が展開を劇的に変える切欠となり。
そして守りに回る水戸、新井晴が最終ラインに降りて5バック化するその姿に、ようやくこの日の本来の布陣を理解する運びとなりました。
しばらくはその横浜FCの攻勢に、水戸も対抗姿勢を見せ尚も敵陣に進入を果たせていたものの、その最中にアクシデント。
前半18分頃に山本が足を痛めて倒れ込み、治療を経てピッチ外→復帰。
サポーターの声援を受けつつ、プレーを続ける運びとなったものの、20分過ぎに再度倒れ込んでしまいます。
これにより続行不能となり、慌ただしく交代の準備が行われる水戸ベンチ。
本来レギュラー格の落合(チーム得点王=5点)が投入される事となりました。
ここからめっきり攻撃機会が減ってしまう水戸。
間を通すパスを落合に通して何とか攻撃を組み立てんとするも、要所でユーリを中心としたディフェンスに阻まれ、立ち上がりのような好機を作る事が出来ず。
交代直後の24分、福森のキラーパスと形容すべき浮き球パスがエリア内のカプリーニへ渡り。
そして中央への横パスを経て櫻川がシュート(ブロック)と、徐々にその福森の存在感に脅かされる状況に。
5-4-1ブロックで自陣を固めるも、ミラーマッチ故にマンマーク気味の意識という守備隊形の水戸。
それ故に、横浜FCの前方の動きに釣られ、後方にはチェックが間に合わない(そもそもする意識が低い)という両雄並び立たずの状況がチラつき始めます。
それでも激しいデュエルが織り成す、主審の判定がやや水戸に甘いと感じるものだったのにも助けられ。(倒してしまうも笛は鳴らず、というシーンが多く)
そのフラストレーションで、32分には水戸の反則で止まった所を素早く始めようとした横浜FC、静止の笛が鳴ったにも拘らず(蹴り出しを受けたのち)ボールを裏へ蹴り出すカプリーニ。
当然遅延行為で警告を受け、それに対し長らく異議を唱えるという具合に、横浜FCサイドも盤石では無い雰囲気が漂います。
しかし35分に決定機、左サイド奥に持ち込んだ中野のクロスが櫻川の頭に合い。
そして放たれたヘディングシュートがゴールを襲うも、ライン際でGK松原が片手で掻き出すというビッグセーブで何とか凌ぎます。
その後のCKからも櫻川にヘディングシュートを打たれる(ゴール右へ外れる)等、ひとしきりゴールを脅かされる流れに。
最前線で文字通り「躍動」する櫻川。
その姿に、横浜FCもその後は彼をターゲットにするロングボール攻勢へと移り変わり。
そしてそのセカンドボールを拾って攻撃権を支配と、最前線の橋頭堡を押し出しつつ、要所でパスを受けるカプリーニが水戸ディフェンスをかき乱し。
いくら5バックで守りを固めているとはいえ、こうした個人能力を押し出されては苦戦は免れ得ないという状況でした。
しかしシュートを数多打たれつつも、必死にブロックして凌ぎ。
山本の負傷もあり長くなったアディショナルタイムも、横浜FCにセットプレーで時間を奪われながらも、何とか失点せずにやり過ごします。
CKからの最後の攻撃でも、水戸の反則気味のディフェンスで終わった事で、異議を唱えながらの前半終了となった横浜FC。
そしてハーフタイム。
ホーリーくんの場内一周、それにやはりウーサーもお供するという絵図に。
夏バージョンなため麦わら帽子装着のホーリーくん。
それ故に、スタンド上部からは顔が良く見えない状況が多かったですが気にしない。
キッズスペース前で、わちゃわちゃ状態となる2匹2人。
自分はメイン左側のスタンドに居たため、メイン右側から反時計回りというルートで、眼前にやって来たのはHTも終盤の事となりました。
そしてその間に、既に選手達は全員ピッチ内で円陣を組む段階へ。
そして始まった後半。
一度は止みかけた雨が再びぶり返し、照明を借りて肉眼でハッキリするほどの勢いとなるなかの試合と化しました。
横浜FCの猛攻とさして変わらない試合絵図。
自分の近くのサイドに攻める立場となった水戸ですが、守勢続きでボールが遠くに位置するのを余儀なくされ。
そしてその遠目で作られる決定機。
後半4分、中村のロングパスを収めた櫻川がエリア内で決定的なシュートチャンス。
これを前に出てブロックに近い形でセーブしたGK松原ですが、跳ね返りを小川に詰められシュートを許し。
万事休すと思われましたが、このシュートも巧くコースに立ちはだかって足でセーブと防ぎきった松原。
前半に続く1点もののビッグセーブで、スコアレスを保ちます。
その後も11分にCKから、カプリーニのシュートを至近距離でセーブするなど、守護神の働きぶりで勝利の芽も生まれて来たでしょうか。
そしてその通りの展開が訪れます。
後半全く攻撃機会を得れなかった水戸ですが12分、ワンタッチで横浜FCの喰い付きを剥がしながら前進し、左ポケットを突いた新井晴のグラウンダーのクロスがフリーの草野の下へ。
ややマイナス方向に流れる形となるも、収めた草野がそのまま強引にゴール方向に体を回転させながらシュート。
その行方も(シュートの前に反応してしまった)GK市川と福森の2人を掠めながらゴールに入るという、まさに執念の2文字が相応しいものとなった先制ゴール。
劣勢に次ぐ劣勢を、耐え忍んだ先に待ち受けるリードに辿り着きました。
試合の局面が変わった事で、キックオフ前に両ベンチともに動き。
横浜FCは小川→室井、水戸は草野・甲田→安藤・齋藤。
ゴールを齎した刹那退く格好となった草野、スタッフにひとしきり出迎えられたのち、スタンドに両腕でサムズアップ。
まさかのビハインドで足並み乱れる横浜FCの攻撃。
その隙を突くように17分に水戸は再び決定機、またも素早い運びでディフェンスを剥がした末に、前田椋が左ポケットを突いてシュート。
しかし左ゴールポストを直撃と、悔やまれる逃し方をしてしまいます。
その後19分に、ゴールキックで遅延行為(リスタートを促されたのちにもキャンセルと、ハッキリ解るような)をしてしまったGK松原が警告を受け。
やはり押し込まれている状況は変わらないという水戸の絵図。
しかし21分、前掛かりな横浜FCに対しまたも速攻が炸裂し、ロングパス→安藤ポストプレイを経てドリブルする齋藤が前に出たガブリエウを綺麗に剥がしてGKと一対一に。
そして市川を右にかわした末に放たれたシュートがゴールに突き刺さります。
上位相手に2点リードと、アップセットの末の勝ち点3が現実味を帯びてきた水戸。
建て直しを図る横浜FC、23分に再び選手交代。
ガブリエウ・カプリーニ→村田透馬・伊藤へと2枚替えし、村田透が右WBに入る事で中村が右CBへスライド。
相変わらず櫻川の高さは脅威であり、伊藤の投入でそれをさらに強化させる格好となり、そのうえでクロス攻勢を選択する横浜FC。
2点ビハインド故に余裕の無さは感じるものの、度々送られるクロスを跳ね返す水戸サイドも、徐々にダメージの蓄積は隠せなくなってきた感があり。
そして31分。
自陣で奪われてのトランジションという局面で、左からの浮き球パスがエリア内の伊藤に収まると、GK松原を含めた3人掛かりでブロックにいく水戸ディフェンス。
そのシュートは防ぐも、こぼれ球を伊藤に拾われてしまい無人のゴールに蹴り込まれる形となり。
必死のディフェンスがここに来て仇となる、嫌な形で1点を返されます。
尚、ブロックの際に交錯した大崎が長らく倒れ込むも、何とか無事に起き上がり。
そしてその後も、クロス攻撃に狙いを定めた横浜FCの姿勢にブレは無く。
頻繁に送られるアーリークロス、それを伊藤が収め続けるという、水戸サポーターの悲鳴が止まらないという試合展開。
38分に櫻川が交代となるも、投入されたのは同じくターゲット型の高橋利樹なため何の救いにもならず。
直後には交代投入の落合が足を攣らせてしまう事態に。
交代とはいえ、前半早めから出ていたため仕方無い感があったものの、ディフェンス型のベンチ選手が不在なため流れを堰き止める事が不可能な水戸サイド。(久保と交代、同時に新井晴→碇へと交代)
天皇杯で大崎・牛澤・甲田・草野がスタメン、新井晴も途中出場で長らくピッチに立つという具合に、連戦の影響も色濃く表れてきた感があり。
そして42分、ここも左からのアーリークロスでした。
中野のクロスを交代出場した高橋利が合わせるという、理想的な形で放たれたヘディングシュートがゴールに突き刺さり。
同点に追い付き、素早くボールをセンターサークルに戻した横浜FCサイド、まだまだ勝利を狙いにいく姿勢を維持します。
決壊は必然といった水戸ですが、ホーム故に残り時間の可能性に賭ける他無く。
何とか安藤にボールを繋いでゴールを狙いますが、状況は厳しく。
これは先程ですが、速攻の場面で新井からのパスが来ない事に苛立ちを示していた安藤(前田のポスト直撃のシュートの前あたり)、何となく連係面での不安が醸し出されているようであり。
シーズン序盤から出場を重ねるも得点出来ないという立場で、今後チームの力になるかどうか疑問符が付く一日に映りました。
(なおもう1人のFW・寺沼は負傷離脱中)
そうして迎えたAT、当然ながら攻勢に入る横浜FC。
室井のシュートをGK松原がセーブと、既に歓喜の瞬間どころの話では無いという冷や汗ものの展開を強いられ。
尚も続けられる横浜FCのクロス攻勢を防ぎ続けるという流れで、7分の目安時間を凌ぎに凌ぐ水戸。
そして2-2のまま試合終了の時を迎えました。
最悪の結果は何とか免れた水戸。
その内容はカウンター一辺倒と取られかねないものだったので、上位相手に勝ち点を得れたという切り替えが求められる事でしょう。
幸いJ2リーグはここで3週間中断するため尚更であり。
以下、試合中に撮った写真を載せてきます。(ボールペンの異常でメモを取れなかったため)
前半、無念の負傷交代となった山本。
その代わりを務めに掛かる落合。
水戸のセットプレー時のビジョン。
「水戸黄門」でおなじみの3人をモチーフにしたキャラらしいです。
カプリーニが警告を受けた事による異議。
流石に(静止の)笛が鳴った後に蹴り出しては言い訳は効きません。
5バックで整然と守る水戸。
降りたカプリーニに対し釣られ気味の位置取りに。
横浜FCのCK、蹴るのはもちろんこの男。
上げられたクロスを合わせにいく櫻川。
決して優良CBが揃っているとはいえない水戸故に、その高さは一重に脅威であり。
待ちに待った水戸のゴールに、飛び出して草野に駆け寄るベンチメンバー。
交代となったのちの、草野のサムズアップ。
ゴールへ向けて疾走する齋藤、この後見事2点目を叩き出し。
見辛いですが、ゴールした際のビジョン。
ゴール裏が芝生なため、バックスタンドに陣取る水戸サポーター団。
勝利への色も高まっていたものの……
大崎のロングスロー。
同点とされてからも何度か見られ、「何でもいいから(3点目を)取れ」という気持ちでそれを見守り。
結果的に痛恨となった1失点目。