(Twitterより転載)
お客様から「グリップを細くしたい」という相談をいただきました。
現在日本で発売されているラケットでは、ジュニア用を除けば一番細いグリップサイズは1(4と1/8)ですが、それよりも細くしたいとのこと。
グリップを太くするのはそれほど難しくありませんが、細くするのは結構手間がかかります。
ウレタン加工のグリップならチューンの設備があるショップ等で形成加工をやり直すという方法がありますが、最近はフレーム一体型が主流で、グリップもカーボンで型取りされている場合が多いので、それもできません。
よくリプレイスメントグリップ(グリップレザー)を外して直接オーバーグリップ(グリップテープ)を巻いている人をみかけますが、それではグリップのクッションが弱くなり、握ると痛かったり、打球時の衝撃をまともに受けて感触が悪くなったり、手首や肘を痛めやすくなりますのでオススメできません。
そういったご相談を受けた時、当店ではリプレイスメントグリップを薄いタイプのものに巻き替えることをお勧めしています。
元々巻いているものの厚さにもよりますが、だいたい0.5サイズくらいは細くなります(例えば元のサイズが2なら1と2の間くらいの太さになります)。
今回のお客様にもその加工をやって「丁度良くなった」と喜ばれていました。
それらのリプレイスメントグリップは市販されていますので、購入すればもちろんご自分で巻き替えることも可能です。
具体的な商品名や詳しい方法をお知りになりたい方は、当店までお問い合わせ下さい。