今日も真夏日。
明け方、久し振りに娘の夢を見た。
娘と旅行している夢。
最初は一人で旅に出ていて、何処かの駅で新幹線の切符を買っているのだが、
窓口の駅員さんが、なかなか、切符を渡してくれない。
4時の新幹線に乗りたいのにとイライラしている。
場面が変わり、ホームへと急いでいる私。
先程まで、バッグだけだったのにいつの間にかスーツケースがある。
人々が行き交う駅の構内。
向こうからスーツケースを押して娘がやってきた。
待ち合わせをしていたようだ。
ラルフローレンのグリーンと黒のチェックのコートをきっちりと着こなしている。
コートと言えばだいたい黒、若い頃はバーバリーの生成りを愛用していた娘。
グリーンと黒のチェックを着るなんて珍しいと思っている私。
お母さん、こっちよと、娘が言い、登りのエスカレーターへ。
私は慌てて重いスーツケースを抱え上げて後に続く。
娘の後に続いて駅を出ると観光バスが数台待っている。
荷物入れのドアを開けて待っていたバスの傍に二人の女性が立っていた。
私たちを手招きした女性は添乗員らしい。
見たことのある顔だった。
遅れてすみませんと言う私。
荷物を入れる手伝いをしていた若い女性が娘を見て
「娘さん、お元気になられたんですね」と、言った。
そこで目が覚めた。
昨日の夜、娘の部屋の雨戸を閉めに行った際、ソファに娘のジーンズが数本
置いたままになっていた。
私が出して、そのままにしていたのだ。
結婚後も、実家を倉庫代わりにしていた娘。
娘の遺した衣類を少しずつ処分しているのだ。
娘の履いていたジーンズを見て、思わず、涙が溢れてきてしまった。
そんな母親のことを娘が気にして夢に出てきたのだろうか。
めそめそしないように精一杯、明るくしているのだが・・・。
夜は娘の部屋に入るべきではないですね。
晴れ、時々、雨で、困ったものだ。
娘とは国内、外国とたくさんの旅をした。
楽しい思い出をいっぱいくれた
それで幸せと思わなければ。
昨日の散歩途中の花
ルドベキア
花手鞠
オシロイバナ
ランタナ
富士山 望遠で撮りました