↑いつも応援クリックありがとうございます。
弁護士を通じ、和解の文書を一斉に送付。
基本的に、物件に関係する全ての債権者が和解案に合意する方向で返事があり、
地主様の所有するアパートの一室で債権者が一同に会する事に。
当日は、当社の社長、専務、社員、私の4名と、地主様、弁護士、倒産した会社の現場監督、その他債権者十数名が集められました。
道中、地主様と銀行へ立ち寄り、現金で8000万円を受け取ります。
金額を皆で確認。ジュラルミンケース入りの8000万円を手渡されます。（重い！！現金なのに・・・）
現地へ到着。
債権者には様々なタイプの人が集まっていました。
いかにもサラリーマン風の商社の営業、見た目がまんまヤ○ザの業者社長、くたびれた感じのある業者社長、
目が血走りそわそわしている業者社長。
一人一人にお茶を入れ配って歩きます。業者達は長年、倒産会社の仕事をしている様でほとんどが顔見知り。
倒産会社についての話題で持ちきりです。
「俺の所は全部で2000万だよ。まったく冗談じゃねぇ。」
「私はこの物件だけで800万。後はそんなに。」
「一部、危ないって話しは聞いていたのだがなぁ。急すぎだよな。」
「聞いたかよ。○○は逃亡先で○○○○だってなぁ。」
「洒落になってねぇ。次は俺の番かも。」
あまり聞きたくない話題です・・・・・
「・・・・」
まんまヤ○ザは恐ろしい表情で黙りこくったままです。
誰一人近寄りません。恐る恐るお茶をだします。
「静粛に！それではこれからはじめます。」
明日以降へ続く