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なるべく倒産の記事を控えようと思っていたのですが、また倒産関連の出来事がありましたので、記事にします。
明治に創業の老舗ゼネコン、売り上げは数十億円、従業員も数十人。
業績不振により数年前、本社社屋を売却して凌いだのですが、
カツカツのところへ建築基準法改正によりトドメの一撃。
昨年末に2度目の不渡りを出し、事実上の倒産。会社は清算へ・・・・・
昨日、上記の建設会社元社長に、お会いしました。(当社のお客様の引き合わせ)
現在、弁護士には依頼せず、自分一人で清算の手続きをしているとの事。
元社長は5代目社長で社長を引き継いだのが、本社売却の直前。
まるで会社清算の為に社長になった様なものです。
債務の大部分は金融機関、建築中の現場は公共事業がほとんど(保険で補填されます)
不渡りを喰らった下請け業者の方々には大迷惑でしょうが、一般個人の方にほぼ迷惑がかからなかった様子。
綺麗な倒産と言えるのではないでしょうか。
あの人であれば、将来再起して迷惑をかけた業者にも仕事で返すのではないかと思います。
とても立派な人物でありました。