工務店現場日誌

株式会社朝田工務店 代表取締役朝田満のブログ
現場での出来事や日々の出来事を綴ります。

屋上の点検

2008-10-31 13:33:24 | Weblog


防水工事の準備の為、屋上に上がってみました。

中央の道路が第一京浜。遠くに箱根駅伝の鶴見中継所が見えます。

来年の箱根駅伝はここから眺めようかなぁ。

本日無事契約

2008-10-30 14:08:52 | Weblog


本日無事に契約し、同時決済なので引渡しも無事に行われました。

売主様の皆様も笑顔での良い取引となりました。

物件は川崎区、RC9階建1021㎡、南東角地255㎡(77坪)、全面道路幅50m(第一京浜国道)です。

すぐには無理ですが、いずれ会社を移転したいと思っております。


スクラップ買取価格

2008-10-29 18:51:16 | Weblog
今週、久しぶりにスクラップ(くず鉄)を処分しにいつも行っているスクラップ工場へ。

トラックごと計量してもらい清算書を確認する。

買取価格 スクラップ キロ/1円。

キロ/1円ですか。春頃はキロ/40円まで上がっていたのに。。。

暴落しすぎです。そのうち処分費をとられるかもしれません。

素朴な疑問

2008-10-28 19:19:49 | Weblog
とある大家さんに依頼され、賃貸マンションの修繕工事に行った時の事。

♪ピンポーン♪

「こんにちは。修理の工事に参りました。朝田工務店の朝田と申します。」

「はい、ちょっと待っていてください。」と男性の声。


ガチャッ

ドアを開けるとそこに立っているのは女性。あれっ二人で住んでいるのかな?
ここワンルームなんだけどな~。


「お願いします。」

とその女性が男性の低い声で話す。。。

見回すとやはり一人しかいません。良くみると喉仏が。。。


そそくさと工事を終了し、帰社しました。


このようなケースは入居申し込みの時、性別欄はどちらで申し込むが正しいのでしょう。


男・女

真ん中に◎をつけておけばおっけー?

貸しはがし

2008-10-27 16:05:34 | Weblog
商工ローン大手のS○○Gによる貸し剥しが話題となっています。

約定通り返済しているにもかかわらず、突如一括返済をせまったり
連帯保証人に請求したりと、かなりきわどい事をしているとの報道であります。

正直、ここまでするとは驚きです。

これはサブプライムローン問題(リーマンブラザーズの破綻)による資金調達の困難や
不動産価格の下落、貸金業法の改正(上限金利の引き下げ)が原因としてあげらていますが、
この会社を追い詰めている最大の原因は貸金業法の改正ではないでしょうか。

これは話題の会社のみならず、高金利の消費者金融業界全体を含めた
大きな動きなのですが、多重債務者問題への対策の為に29.2%までだった金利を
15~20%へ引き下げるといった改正内容でした。

じつは1999年頃にも同じような改正があり40.004~29.2%へ引き下げられたのですが、
法改正された結果、引き下げらた利率を補う為に一人当りの貸し出し額が増やされ
多重債務者の借金が増えました。

今回は同じ事にならないように一人当たりの貸し出し限度額を規制する様ですが、
厳密に審査がなされて貸し出しが行われるのか、甚だ疑問であります。

業界が同じ規模を維持しようとした場合、今度は貸し出す人数を増やす戦略にでる事はいうまでもありません。

これは債務者の裾野を広げる事でありますので、その中でやはり多重債務者へ陥る人も多くでてくるのではないでしょうか。

今回のS○○Gの暴挙ともいえる行動は法改正の揺り返しの一つであると思います。

多重債務者の問題は根が深いのです。法改正では解決が困難なのではないでしょうか。
根本的な原因は債務者本人が作っています。他人の小細工では解決ができません。

本人が気付いて解決するしか道はないのです。




追記ですが、何故、突然にこんな記事を書いたか記します。

これだけ大きく報道されS○○Gがまた社会問題化すると、今度こそ破綻を免れないのではと思います。

S○○Gは賃貸保証のM○Gねっとの親会社ですので、破綻が連鎖する恐れがあります。

まだS○○Gが破綻した訳ではありませんし、M○Gの財務状況もわかりません。
ただ、破綻した場合少なからぬ影響がでるのは間違いありません。

先日のリプラスもそうですが、賃貸保証業界はまだまだ波乱を含んでいる状況のようです。

ビジネスモデル事態は間違ってないと思うのですが・・・



川崎における物件価格の動向

2008-10-24 17:35:33 | Weblog
秋には下がると言われ続けていた物件価格。

9月初旬の時点ではまだまだ強気な値付けが行われ、なかなか下がらないな~と思っていました。

現在では秋の深まりと共に、価格の下落が顕著に現れております。

先月末には当社も2件同時に「これは!」という情報が入り、そのうちの一件を来週契約する運びとなりました。

しかしながら本日、今年の春に購入を検討(指値が通らず断念)していた物件の
仲介さんから、「当時の指値以下で良いので検討していただけませんか?」と連絡が・・・


さすがに2棟同時は無理。。。


この物件、去年からずっと売りに出ていてジワジワ下げていたのですが、春の時点で
売値から10%程指値をしたのですが、15%引きで検討しませんかとの連絡でした。

売り出し当初の価格からだと¥100,000,000のプライスダウンです。

ちょっと売主が気の毒になりました。

建築確認申請

2008-10-23 17:46:38 | Weblog
現在、川崎区内で木造2階建アパートの新築工事を請け負いまして
建築確認申請を提出しております。

2週間程前に役所に提出しましたところ、図面の細かな部分で指摘事項がありまして役所からFAXが送られてまいりました。

指摘が細かすぎです。

採光が0.567㎡→0.568㎡に訂正。。。




とここまで記事を書いている途中で飲みに行ってしまい、酔っ払って先程帰宅しました。。。。

コメントを寄せてくださった皆様ありがとうございます。
明日お返事いたします。






築古物件について

2008-10-22 18:31:23 | Weblog
昨日のポチお様のコメントで外観でわかる築古物件のチェックポイントについて質問がありました。

あくまで私の意見ですので参考まで。

築30年程度の築古物件の外観チェック。修復履歴のチェックと同義語であるといって過言ではないでしょう。

まったく同じ立地で、同じ設計、同じ施工であると仮定した場合に
良くメンテナンスされた建物と、全くメンテナンスしていない建物では雲泥の差がでます。

現在でも30年間メンテナンスフリーの建物なんてありえないのに、
30年前の技術では、なおさらメンテナンスが重要であります。

真っ先に思い浮かぶのは屋根の葺き替え、外壁の塗り替えやり替え、防水のやり替え
水廻り及び配管の交換等です。

30年経過しますと上記は全て寿命を迎えております。

上記の交換工事をしていない建物を購入する場合、今後使用し続ける為には工事が必要になります。

その費用を計算に入れて購入する事をお勧めいたします。


それと外観ではありませんが、昭和56年(1981年)の建築基準法改正前の建物は、
それ以後の建物より構造的に弱いという事は忘れないようにしてください。


以上、川崎築古組(組員1名)からお知らせでした。






解体現場にて

2008-10-21 20:05:39 | 現場実例
久々に現場のレポート。とある解体工事の現場。

築40年以上の木造2階建。梁が垂れ下がりホゾが抜けているのを発見!



裏側の部屋に回って見ると、



写真の右側から左側にかけて大きく落ちこんでしまっています。

早く解体して正解ですね。この状態で地震がきたらひとたまりもありません。

ここまで落ち込むのは稀な例です。

しかしホゾが抜けたりしているのを実は良く見かけます。。。
リフォームの時は補強してあげましょう。



困りました

2008-10-20 17:44:04 | Weblog
銀座の店舗は昨日、無事に開店しました。
ここのところ滞りがちでしたが、今日からはブログの更新をがんばります。


さて、ここから今日の記事になります。

都内の建築士さんからのご相談。

知り合いのお店の屋根が2年前から雨漏り。修理する費用が無いので我慢していたのだが、
とうとうどうにもならなくなったので、困って相談に来たとの事。

20万円のお金を用立てるので、それでどうにかしたいと言われたらしい。


現場を確認。

状態はかなり深刻。トタン葺きの屋根なのだが、全面的に錆が酷く、ところどころ
穴が開いている。棟の押さえがどういう訳か全く無くなり、一部の平葺きが剥がれ落ちて、
ブルーシートで補修をしている状態。しかしそれも朽ち果て野地板が丸出しになっている。

これでは屋根の意味をなしていない。少しの雨でも直接、部屋に雨が落ちてきてしまう。

正直、屋根の上に乗るのが怖い。野地板は腐っているだろうし、下手をすると垂木がやられている。
気を付けて歩かないと、腐った屋根を踏み抜いて下へ落ちてしまいます。

下から軒を覗くと、軒が一部分腐れ落ち空が見えている。

だんだん頭痛がしてまいりました。


直接、相談者へ事情を確認。

年齢60代後半、ご夫婦でご商売。近年は売り上げの低迷が続き生活するがやっとである。
年金は払っていなかったので、貰えていないが、商売を続けていけば自分達が食べるぐらいはなんとか稼いでいける。

しかし、この屋根の状態では住む事自体がつらくなってきている。

20万円は親戚に借りるので、なんとかして欲しい。


事態は非常に深刻である。しかし借りた20万円の返済はどうするのであろう。

そもそも20万円では修理不能であります。ざっと見ても50万以上かかる。

中途半端な工事は、現状ではすでに意味が無い。2年前ならば、野地板も垂木も無事だったから、
応急手当としてシートを打ち付ける事もできたであろう。
しかし現在の腐り具合だと一度の台風でシートがもっていかれそうである。
そんな工事を請け負う事はできない。

20万円の返済方法を尋ねると、返済は無理だとの答え。

それでは貰ってくるのと同じなのでは?

親戚に迷惑をかけるより、これを機会に、ご商売は諦めて土地建物を売却する事をお勧めしました。

しかし、借入金がある為、売却しても手取りは数百万円なってしまいそうです。

「じゃあ売り上げを伸ばすしかないでしょう!」と言ったら「無理だ!!」
と即答される始末。。。


なんとかご夫婦がリタイヤしないですむ方法を考えてくれないかと、建築士さんからお願いされたのですが、
私には売却以上の良策が思いつきません。

なにか良い方法があるのでしょうか。

読者の為になる記事を書こうとして始めたブログなのに、質問を書いてしまうぐらい困ってます。。。



どら&みっきー

2008-10-18 19:50:43 | Weblog
ある朝、外壁改修工事の現場へ伺うと、玄関先でドブネズミ(以下みっきー)
が衰弱した様子で震えていた。

傍らには野良猫(以下どら)が顔を掻きながら蹲っている。少し誇らしげである。
「にゃー。」
今日の獲物をご覧あれといったところか。

このままでは、みっきーが邪魔で現場には入れない。しばらく様子をうかがっていると
よたよたとみっきーが歩きだす。

すると、どらはみっきーに鋭い一撃をくらわせ、口に咥えてどこかへ走り去ってしfまった。

やれやれ、これで現場に入れる。

夕方、またどらを見かけたのでこんこんと諭す。

「いいかい。どら。みっきーを虐めてはいけないよ。あれではあんまりじゃないか。」

「にゃーーー。」

聞いているのだろうか。気だるそうに頭を掻いている。



次の朝、現場に行くと玄関先でまたみっきーが衰弱して横たわっている。

「またやられたのかい。うまく逃げなきゃ駄目だよ。みっきー。」

よく見ると、昨日と大きさが違う。みっきー2号のようである。1号の運命は如何に。。。



どらへ。

このブログを読んでいたら、これ以上、みっきー虐めはやめる事。
せめて玄関先に獲物を置くのはやめるように。

職人さんが気味悪がって現場に入りづらいので。


銀座店舗進捗状況

2008-10-11 17:50:24 | Weblog
外部テントの取り付けが終了しました。

いよいよ大詰めなのですが、床シートの接着材の臭い対策の為に
急遽夜間工事に変更。(><)

確かに接着剤は臭います。全館空調で他所のテナントに臭いが廻ったら大事になります。

という事で日曜日、22:00から夜間作業です。

月曜日はそのまま朝から厨房機器の据付作業に入ります。



世間は3連休?何それ。。。