アルクK隊 Kanagon

K と P (Partner) のアルクK隊ブログ
  2010.05.22

会津駒ケ岳 (スキー仲間と)

2004年07月24日 | 登山
【2011.08.17 投稿】

アルクK隊 登山報告
会津駒ケ岳 (日本百名山 2133m)
2004年7月24日(土)~25日(日)
メンバー: K隊 2名
川口スキークラブ: M会長、Y副会長、カズ 合計5名

K隊の所属するスキークラブのメンバーと梅雨明けの会津駒に出かけた。
50歳代の会長、副会長と若手のカズ。3名とも初めての登山。
いくら競技スキーの精鋭とは言え、山登りは別。かなり不安である。
K隊は、今回が今年の初登山で会津駒は3回目の挑戦となる。


7月23日(金)  川口→会津高畑

午後9時半、新車の匂いの残るM会長号Y宅を出発。会長が快調に飛ばし
深夜12時過ぎに今回の宿、三つ岩に到着。ビールで前祝。2時就寝。


7月24日(土)  会津駒ケ岳登山

午前5時半、起床。三つ岩おばあちゃんの手作りお握りをザックに詰め、
会津駒登山口より少し上がった所にある駐車場まで車で進む。

午前6時半、川口スキークラブの第一回山行会が始まった。木の階段を登り
ひと汗かいたところで朝食。手作りおにぎりを昼食に廻し、コンビニでの
購入品で済ませる。ペースがあがりがちの副会長を抑えトップを歩くが、
皆が元気なので、グングン登る。天気は最高。爽やかな好天に恵まれた。
樹林の中を快適に歩く。樹林が途切れると、時折、真夏を思わせる太陽に
焼かれる。順調に高度をあげると、吹き抜ける風が冷たい。


1. みんな元気だ

9時には山頂直下の木道に到着。


2. 木道を楽しむ

食事の時間、休憩を考えるとコースタイムよりかなり早い。恐るべし、
川口スキークラブ。丘陵のような木道を楽しみ駒ノ小屋ベンチで休憩。
ザックをおろし、空身で山頂到着9時45分。
薄いガスがかかり、360度の眺望とは言えないが、最高の満足感。

皆、元気で歩き足りない様子。計画には無かったが中門岳の途中まで歩く。
木道下の残雪で会長が今シーズンの初すべり。ダブルストック+登山靴で
見事なショートターン。さすが、全日本マスターズ上位入賞者!


3. M会長の初すべり

チングルマ、ハクサンコザクラ、ワタスゲ、コバイケイソウ、イワギキョウ。
お花畑を満喫し11時前、ベンチに戻る。手作りお握りを頬張る。うまい!
焼鮭とウインナーのおかずが嬉しい。おばあちゃん、ありがとう。


4. 池塘とお花畑

カズ、トンボの大群と戯れる。一瞬、嫌な黒雲を見るが、また晴れてくる。


5. だんだん雲が出てきた

好天のうちにと11時半、下山開始。会長、カズはスキーの真似をして下る。
ブナに名前と日付の落書きが多い。明治時代のものも。歴史を感じる。
会長、副会長のコンビが先行して順調に降り、午後1時丁度、無事下山。
皆の健脚ぶりに最敬礼。皆、当然疲れてはいるが至って元気。笑顔だ。

車を走らせ始めると小雨が。やはり、あの雲は天気の変調の合図だったのか。
二時、小豆温泉窓明けの湯で汗を流し、温泉に浸かる。暫くすると、豪雨と雷。
露天風呂に居られない程の雨量。雷も真近で耳をつんざく轟音。


6. 温泉は激しい雷雨

今、歩いていたら、山頂付近だったらと、皆の健脚に再度感謝。現在、登山中の
人々の幸運も祈る。

帰宿し、4時から宴会。本当に皆の笑顔が楽しそう。良かった、良かった。
秋に第二回山行を開くことも決定。隣席の釣り客とも話しが弾む。

しかし6時過ぎ、サイレンとともにパトカー、救急車と宿の前を通り過ぎる。
少しづつ宿に情報が入る。日本200名山の帝釈山で落雷。一名が死亡。
会津駒と対峙する山である。同行者5名も怪我。我々の無事を喜ぶとともに、
落雷にあった人のご冥福を祈ります。


7月25日(日)  会津高畑→川口

筋肉痛に悩まされながら、8時からゆっくりと朝食。さすが、カズだけは
何とも無い様子。立派!


7. 今日は良い天気で川遊び

出発前に、地元の重要文化財”大桃の舞台”を見学。ここでも歴史を感じる。


8. 1895年に再建された大桃の舞台

空いた東北道を順調に走り、午後1時には川口到着。万歳!

教訓: 雷は怖いです。この週末だけで、沢山の事故がありました。
(帝釈山、不帰嶮、爺ケ岳、大天井岳、駒ケ岳・立山両ロープウェイ)

記: Kanagon


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