アルクK隊 自転車編
2015年8月8-9日
野尻湖 & 妙高
00. 前日夜、長野の常連食事処でかつカレーを食す
美味しくお腹が一杯に。
2015年8月8日
猛暑続きで標高のある野尻湖で自転車に乗ることにした。
01. K車で野尻湖到着、11時
早速自転車にまたがり、野尻湖1周へ。
02. 結構、アップダウンがある
03. その通り
04. 対岸のヨットハーバー
ここは西欧系の外人しか居ない・・・。
無難に1周を終えて、湖の外に足を伸ばすことに。
05. 湖から下り田園地帯を走る
06. 信州と上越の県境、関川を渡る
07. 新潟県に入った
08. 妙高温泉
09. 昼食は関川の関所でお蕎麦を食べる
ちょっと長いですが、HPに出ていた話を引用します。
■金森敦子(ノンフィクション作家)
江戸後期から増えてくる東北の農村地帯の人たちが書いた旅日記を読むと、
「私が習った江戸時代の歴史、江戸時代のイメージっていったい何だったんだろう」
と驚くことが多いのです。
そのなかで一番驚いたのは、関所抜けです。関所抜けと言うと言葉は柔らかいのですが、
つまり関所破りのことで、幕府の掟では磔の刑に処せられることになっていました。
一番重い刑ですね。それを、江戸時代の庶民たちは実に易々と破りながら長い旅をしているんです。
〈中略〉庶民の女性は関所手形を持たないで長旅をするのが常識だったようなんです。
越後と信州の間に北国街道が通っています。越後の一番はずれに関川という宿場があり、
ここは高田藩が徳川幕府から預かっていた関川の関所があります。
この街道は善光寺参りに利用されていたため、女性の往来が非常に多かった。
それで、女性連れが関川の宿に着くと、真っ昼間から旅籠の宿引きが袖を引く。
「お客さん、当店にお泊まりになると関所を通らない道をご案内しますので、是非うちにお泊まり下さい」と。
〈中略〉それでどこを通るのかといえば、関川の関所を通るんです(笑)。
関所には鍵のかかった頑丈な木戸がありますから通れません。ところが、端のほうに小さなくぐり戸があり、
そこを堂々と抜けていくんです。それが毎夜、毎夜繰り返されている。
ある人の旅日記によると、そのくぐり戸の下の地面が窪んでいたそうです。
どれだけ大勢の人がそこを通ったことか。関所の関守は関所の内部かすぐ近くに住んでいましたから、
毎夜、毎夜繰り返される関所破りを知らないはずはないんです。それなのに捕まえたという記録がありません。
全国五十三カ所の関所でも、似たようなことが繰り返されていたようです。
それでも庶民が関所を破って磔になったという例は数例しかないそうです。
なんでこんなことになったのか。
要するに、捕まえると幕府から「お前の関所の警備はなっておらんじゃないか」と怒られるからです。
〈中略〉また、旅日記を読んでいて感動したことがあります。
それは、小さな男の子たちだけで奥州から伊勢まで旅する例が、とても多いことです。
錦絵や各種の名所図会などに少年たちだけの絵が出てきますし、『東海道中膝栗毛』にも
戸塚のちょっと手前で、弥次さんが奥州から出てきた少年たちをからかっているつもりが、
逆にからかわれて餅をせしめられる場面があります。子供たちだけで二カ月も三カ月も旅行をしても、
誰も「危ないから家に帰れ」とは言わない。
みんなが少年たちの旅をまっとうさせてやろうとすごく援助しているんです。
大人の旅でも無一文で旅に出る人がたくさんいました。
それでもちゃんと帰ってこられるというのは、それだけ沿道の人たちの喜捨が多かったということです。
自分よりも貧しい人には、お金なり、食べ物なりを施すというのが当たり前だった世界、
それが江戸時代なんです。
■引用終了
10. 関川の関所の橋、一ノ橋
最後は野尻湖への長い登りをこなして自転車終了。
11. 完走のご褒美にコーヒーフロートとカフェオレ
帰りの運転が有るので大人しくコーヒーブレイク。
12. しかし日本とは思えない風情の湖畔のレストラン
ここでビールを飲みたい。
でも、小銭しか持ってきていないK隊。
でも、飲みたい!
13. 諦めきれずコンビニを見つけ現金を引き出す
しかし、夏休みで宿が無い。
14. 何とか見つけた素泊りOKの宿
本当に助かりました。
優しいおばあちゃん、おじいちゃん、ありがとうございました♪
15. 念願の乾杯! @先ほどの湖畔のレストラン
16. 朝採れコーンのピザ、とっても甘く美味
17. 日が暮れてきました
18. 気が付くとK隊以外は全て欧米系のお客様
なぜ??
あとで調べたら国際村が有るとの由。
湖畔の佇まいが西欧風なのに合点。
2015年8月9日
今日も快晴だ。
暑くなりそうだ。
19. 向こうに見える妙高へ行くと決めた
全て行き当たりばったりのK隊。
20. ナウマン象の像に別れを告げ妙高に車を走らせる
21. 妙高杉の原のゴンドラで一気に標高1,500m
22. ここの散歩コースは今年の7月に完成したばかり
係員によると妙高市主導の開発と。
23. 開発直後で散歩コースと言うよりは原生林
24. 展望台からはガスで眺望無し
晴れていれば志賀高原から富士山まで見えると言われ残念。
ゴンドラで降りるとそこは灼熱地獄。
日差しが殺人的で自転車乗りは今日は諦めた。
25. 帰路、黒姫のスキー場を下見
26. 飯綱東高原雲仙寺湖
27. ここはキャンプ、バーベキュー等施設が充実している
雲仙寺湖を眺めながら露天風呂で汗を流す。
28. 長野のアパートに帰り取り溜めた映画を見る
長野駅は若い女性で大混雑。
関ジャニのコンサートがあった。
指定席が全く取れなかった理由が氷解。
29. 彼女達と列に並び自由席で帰京
野尻湖、想定外に(ごめんなさい)素敵な場所でした。