アルクK隊 Kanagon

K と P (Partner) のアルクK隊ブログ
  2010.05.22

燕岳 

2003年11月01日 | 登山
【2011.08.16 投稿】

アルクK隊 登山報告
燕岳
2003年11月1日(土)~2日(日)
メンバー: K隊2名  自家用車使用

さわやか信州号のシーズンも終わり、今回は車で山行にで出掛けた。
燕山荘泊のピストン。不安は降雪、荒天だけである。


11月1日(土)

観光バスとすれ違いながら中房温泉への林道を飛ばす。朝7時半、中房温泉下の
駐車場着。ほぼ満車だ。快晴。厚着の用意を全てザックに入れ半袖に着替える。
中房温泉登山口8時出発。出発時間が遅い為か周囲に人は少ない。日差しは厳し
いが樹林に守られ順調に登る。第二ベンチで軽食。富士見ベンチでは富士方面
だけ薄雲で富士が見えず残念。雲ひとつ無い合戦沢の頭で大休憩。槍ヶ岳だけ
別世界の様にガスの中で時折妖艶に姿を見せる。


1. 槍の頭が聳える

ここから小屋迄の登山道で初めて雪を踏む。この数日間の好天で殆ど融けており、
期待した雪景色とは程遠いがアイゼンを使わず無事小屋到着、正午過ぎ。


2. 燕山荘が見えてきた

昼食後、昨年秋フジTV放映の燕山荘紹介のビデオを新品の特大液晶画面で観賞。
山小屋とは思えない設備だ。午後2時、山頂を目指し再度登山靴を履く。


3. 真っ青な空に見守られ、燕の天辺を目指す

午後2時半、燕岳山頂制覇。槍、穂高、裏銀座、剣立山。360度の眺望。
感激感嘆感涙。風も弱く温かな陽光。1時間ほども山頂で過ごす。至福の時。

小屋へ戻り二人で祝杯。ささやかな宴会。ストーブで沸かす熱燗が旨い。
夕食前に日没観賞。


4. 北アルプスに日が落ちる

就寝前に赤沼オーナーの話といつものホルン。


5. オーナーのホルンと液晶TV

オーナー談:燕岳へ来るより、燕山荘に来たいと思わせたい。それと自然との
共生。 利便性と環境破壊。永遠のテーマに真剣に取り組んでおられます。

定員6名の部屋に6名。3連休でもあり以前の小屋締めよりかなり混雑。
深夜、満天の星を堪能し翌朝のご来光を確信。


11月2日(日)


6. 夜明けの小屋

今日も風が強くなく穏やかな天候。日の出前の薄明かりで南アルプス、富士山、
八ヶ岳が映える。


7. 神々しいまでに美しい

浅間山の右方、午前6時過ぎにご来光。拍手!太陽が昇るに
つれ日が射す槍、穂高が美しい。昨日に続き第二の至福の時。


8. 流れる雲と陽の差す穂高

雪が緩むのを待つため、自炊でゆっくり朝食、コーヒータイム。
小屋がガラガラになり始めた午前9時前下山開始。相変わらずの青い空。


9. 幾重にも連なる山々

中房駐車場に車が無ければ、常念小屋へ縦走してしまったかも知れません。
合戦沢の頭で眺望に別れを告げ順調に高度を下げる。下りの方が北アルプス三大
急登を感じるのは私だけ?12時過ぎ下山。即、有明荘の露天で入浴。

余りの好天にドライブがてら松本からビーナスラインで紅葉観賞。車山からは
八ヶ岳を望み八ヶ岳に見守られながら諏訪南で中央道。渋滞を下道でショート
カットしながら午後9時、長く楽しい二日間が終わった。

教訓:中央道の渋滞はいつでも凄いわ!


<相棒の山行記録>

初日
中房温泉登山口08:00- 第一ベンチ08:30- 08:55第二ベンチ09:07-
09:33第三ベンチ- 10:00富士見ベンチ10:15- 10:45合戦小屋10:50-
11:00合戦沢の頭ベンチ11:30- 12:10燕山荘
山頂ピストン 燕山荘14:00- 14:25燕岳山頂15:15- 15:40燕山荘

二日目
燕山荘08:45- 09:30合戦小屋09:45- 10:45第三ベンチ10:50-
11:30第一ベンチ11:40- 12:15中房温泉


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