アルクK隊 Kanagon

K と P (Partner) のアルクK隊ブログ
  2010.05.22

松之山 テニス&バーベキュー

2003年08月09日 | 旅行記
【2011.08.16 投稿】

アルクK隊 旅編
松之山 テニス&バーベキュー
2003年8月9日~10日
メンバー: K隊 2名 (自家用)
      M会長夫妻、Kobayahi、Yanagi、Watanabe
      

8月8日(金曜) 前日

台風が接近中。明日からの松之山が中止にならないのを確認して
M会長ご所望”平泳ぎ世界新2連発、世界水泳2冠北島康介”
の実家、北島商店で、バーベキュー用の肉を調達。素晴らしい
人柄の父であった。その場で用途を聞き、肉隗から適度な厚さ
で切り出し、真空パック包装に。気遣いが違う。プロを見た。
さすがに台風直撃で明日午前中のテニスは日曜となり、出発時間
も午後に変更となった。


8月9日(土曜)

所用が早く片付き、Kobayashi宅へ11時。時折激しくなる雨と風の中、
関越道を北上する。お盆休み9連休の初日となる土曜日なのに
高速はガラガラ。台風のお陰でスムーズに石打IC着。このあたり
は思ったほど天候悪くなく、午後3時には松之山無事到着。
バーベキューの準備は他のメンバーで既に終わっており、M会長
ログハウスのテラスでバーベキュー。北島商店の肉は最高!
肉質、厚みとも文句なし。M会長農園、Yanagi農園の自家製野菜と併せ
箸が止まらない。食材も旨いがM会長夫人の手料理の美味しいこと。
サラダ、煮物、炒め物にけんちん汁。次々と空になるビールの山。
ワインに日本酒。夕方まで盛大なる酒宴。
一度、近隣の温泉に入り、戻ってから宴会再開。更に深夜、近所の
寿司屋に繰り出し酩酊。
帰路、星が綺麗に見え、天候の回復を知る。


8月10日(日曜)

10時からのテニスに備え、朝食を取る。お米が美味しい。味噌汁
がお腹に優しい。今日の天候は薄曇でスポーツ日和。嵐の中、
松之山まで来た甲斐がある。時折日差しが強くなり、肌を焦がす。
寿司屋の大将も合流し正午までの2時間の予定が2時間半となる。


1. テニス!


2. 帰路、美人林(ぶな林)へ寄り道

汗を流す間もなく、ログへ戻って屋外でバーベキュー。やっぱり
バーベキューは青空の下が素敵だ。


3. ログの外でバーベキュー

M会長農園で、自分の手で摘んだとうもろこしを食す。涙が出そうに旨い。
一風呂浴びて、飲み直し。


4. ログの前の田んぼ

今晩帰る筈の予定を変更。皆、一眠りしたあと翌11日月曜未明
松之山出発。朝八時には出社して仕事となる。

記:Kanagon



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白馬三山・鑓温泉

2003年08月02日 | 登山
【2011.08.16 投稿】

アルクK隊 登山報告
白馬三山・鑓温泉
2003年8月2日~3日
メンバー: K隊 2名 (バス/電車)
      
今回の目的は白馬山荘隣接のレストラン<スカイプラザ>で
ハンバーグ定食を食べ、ワインを飲むこと。


8月1日(前日) 新宿 -栂池ゴンドラ駅

さわやか信州号の出発時間までを利用して、新宿でアルクNakajと
ムライさんと酒を飲む。
翌未明より富士山へ行く彼らと別れ、バスに乗る。


8月2日(第一日目) 栂池 -白馬村営頂上宿舎

当初、猿倉から大雪渓を登る予定であり、予約したバスは白馬駅行き。
大雪渓は去年登っているので、栂池から登ろうと頭の中のコースは変更
したが、バスの降車場所を変更するのを忘れた。乗車前に変更のネゴを
するが配車後なので不可。しかし、白馬駅で、他のさわやか信州号の
バス乗務員と交渉、栂池まで無料で運んで頂けることになった。
神奈中バスさん、ありがとうございました!
栂池6時半過ぎ無事到着。

梅雨明け宣言も延期され、また雨中行軍かと心配したが、薄曇。明るい
雲と黒い雲の斑模様だ。ゴンドラとロープウェーを乗り継ぎ栂池自然園
で身支度を整え、朝8時登頂開始。

  <スカイプラザ>で食事→大混雑の白馬山荘泊→嫌だ!→
  テント泊?→テント購入→今回はマイテントのデビュー山行。

昨年下山で苦労した登山道を今回は重いザックを背負いひたすら登る。
約2時間で白馬乗鞍岳山頂。白馬大池が見える絶好の中腹で昼食。


1. 白馬大池

残雪が去年より多い。通り雨があったが、ここは本当に美しい。

白馬大池山荘11時半。”本日は1畳に3名です”の立て看板。テント
の重みが少し軽くなった気がする。


2. これを見て、テントが軽くなりました

花の咲き乱れる丘を越え、周囲の山々に歓迎されながら稜線を進む。


3. 一面の花


4. 小蓮華へのアップダウン

ガレが多く歩き辛い山道となり、いくつもの前小蓮華、ニセ小蓮華に
一喜一憂しながら最後に本物の小蓮華山頂着。
雷鳥に歓迎されながら三国境を経て、ついに3時半、
白馬山頂に立つ。ガスが出ており、残念ながら景観は今ひとつ。早々と
テント設営に向かう。白馬山荘にはテントサイト無く、村営頂上宿舎ま
で降りる。到着が遅かったため、満員のサイトの奥のほうに何とか場所
を確保。説明書を読みながら5時、設営完了。まだ、ビールはお預け。

念願の<スカイプラザ>5時半到着!!ゴンドラに乗ってから11時間
待ちつづけた生ビール。旨い。ハンバーグよりビーフシチューの方が
美味しかった。ちょっとショック。ガスが濃くなり何も見えない。薄明
のあるうちにサイトに戻ろうとワインを飲み干し7時、無事サイトへ。
テントは快適。引き続き酒宴をして、熟睡。ところが、夜半から強風。
テントが吹っ飛ぶのでは、と思わせる烈風。眠れるわけも無くテントの
張りを再チェック。表に出ると満天の星。天の川まではっきり見える。
明日の天気を期待して、耳を塞ぎ何とかまどろむ。


8月3日(第二日目) 頂上宿舎-鑓温泉-猿倉

今日のロングコースに備え未明に起きるが、ガスで何も見えない。これ
では杓子・鑓を越えても仕方がないので、蓮華温泉へ行き先を変更。
殆ど寝れてないことも有り、再度シェラフへ潜り込む。軟弱。

テント内で軽食を取り、ガスの中、6時前からテント撤収。依然、風は
暴力的でテントが畳めない。蓮華温泉も諦め大雪渓で真っ直ぐに降りる
ことに決定。大雪渓はさすがに予定外のため、アイゼンを小屋に借りに
行ったその時、霧が晴れ始めた。杓子が見えた。


5. テントサイトが一気に晴れた

オーマイガッ!!神様は居た。荷造りの手が早くなる。鑓温泉経由で
猿倉に出るには出発時間が遅い。しかし、この好天は見逃せない。風は
凄まじくカッパを着込む。霧は一気に無くなり、晴天だ。サイトから
ひと登りすると、杓子までの稜線がはっきり見える。剱、立山が悠然と
聳えている。来て良かった。軟弱な心は吹き飛び、アルピニスト(笑)
の顔つきになる。最初は杓子の山頂をエスケープし時間を稼ごうなどと
不届きな思いもあったがこの晴天。


6. いざ、杓子へ!

アルピニストは逃げずに杓子山頂制覇。
360度の眺望。次に目指すは白馬鑓。昨日から花には恵まれている。
ハクサンイチゲの白、シナノキンバイの黄、彩をそえるコマクサ。
様々な花が咲き乱れている。久しぶりの好天に足取りも軽く、9時前に
は、白馬鑓山頂。槍、穂高、立山、剱。万感の思いで息を吸い込む。
空気が旨い。山頂直下で景色を肴にカレーライス。旨い!時間が無いの
に小一時間を過ごし白馬を満喫。下山に備え体力を蓄える。


7. 白馬の尾根は本当に素晴らしい

10時前、下山開始。足場の悪いガレを慎重に下る。下り始めて直ぐに
大出原の花畑。それまでの花畑が霞むほどの見事さ。


8. 下りは慎重に


9. お花畑と残雪

日差しが殺人的で、長袖のTシャツの上からでもジリジリと焼けてくる。
鑓温泉への後半、鎖、梯子の滑り岩を幾つも通過。足元悪く心臓に悪い。
本当に真直に降り、高度を一気に下げるが、一歩一歩が膝にくる。

鑓温泉正午。噂にたがわぬ混浴だ。水着姿の妙齢の女性が入浴していた
のには驚いた。30分程休憩し午後4時15分、猿倉発最終バスを目指
す。コースタイムは4時間弱。普通なら何とかなるはず。
ほどなく雪渓。アイゼンを着けている人が多い。大雪渓からの登攀組か
と納得。しかし、次々と雪渓が出現。それ以外の道も切れ落ちた斜面の
中腹をトラバース。殆どが谷川に傾斜した細い道。神経を使う登り下り
の繰り返しに筋肉が休まる暇が無い。ザックの重みが足に堪える。

やっと2時間後、中間ポイントの小日向ノコル。しばらくして、ニッコ
ウキスゲが出迎えてくれた。ここを過ぎたところで体力と気力が切れた。
登山道にザックを投げ出し、肩で息。初めてパートナーに弱気を見せた。
サイドポーチを彼女に預け、トップを譲り、ひたすら歩を進める。
小一時間で緩い下りになり楽なはずだが小石に躓く。樹林帯に入り日差
しが薄まり歩き易い筈だが、足が上がらない。膝が笑う。

本当に長い長い2時間を更に歩き、午後4時半、猿倉到着。涙が出るほ
ど嬉しかったが、最終バスを逃す。タクシーを頼み水分補給。1Lほど
一気に飲む。脱水状態だったのか?未熟な自分に反省。過信は禁物と
戒める。白馬発のスーパーあずさを諦め、白馬駅前で入浴。白馬~
信濃大町~松本と在来を乗り継ぎ、午後8時の最終スーパーあずさに
乗り込む。反省の多い一日であったが、白馬は最高でした!

教訓:夏場の水分補給は15分に一回。無理は禁物と心得ました。

<相棒の山行記録>

08/02 (曇り時々晴れ)
栂池ゴンドラ駅06:40- 08:00登山口- 09:10天狗原- 10:10乗鞍岳山頂-
10:15中腹で昼食11:00- 11:30白馬大池- 13:30小蓮華山14:00- 
14:40三国境- 15:20白馬岳山頂15:40- 16:05村営頂上宿舎-
17:00テント設営完了- 17:30 白馬山荘(スカイプラザ)

08/03 (早朝まで風強く夜晴れるも朝はガス。テント内にて朝食)
サイト出発06:20- 07:30杓子岳07:40- 08:50鑓ヶ岳山頂09:00- 
09:00朝・昼食(山頂直下)09:50- 10:10分岐-
12:05鑓温泉12:30- 14:25小日向のコル- 16:25猿倉


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