【2011.08.04 投稿】
アルクK隊 登山報告
北穂
2001年9月22日~25日
K隊二名 (バス:さわやか信州号)
2001年9月22日(土)
22日23:00、都庁前で屋台のおでんに日本酒を煽り、夜行バスに
乗る。三連休でもあり満員。勝沼からは一般道で上高地に到着。
2001年9月23日(日)
予定より30分早い、23日05:30。天候は快晴なるも寒い。吐く息が
白い。身支度をととのえ出発。
北穂を目指すこと、25日15:30のバスで帰ること。今回はそれ以外
成り行き。従ってひたすら歩を進めることに。徳沢で朝食を済ませ
横尾で大休憩。順調。涸沢への最後の急登をこなし、昼食。
涸沢には無数のテントが彩りを添えている。雲ひとつ無い涸沢の
風景を堪能。紅葉には少し早いが、ところどころ色付きがある。
一時間ほどの至福の時を過し、13:00頃ふたたび登攀開始。
ここからがキツイ。本当にきつかった。ガレの急登。はしご、鎖場。
標高3000m手前からは、数十mで息が上がる。上高地を出て
10時間余り。体力・気力も限界に近いところで、山頂が見えた。
それからが、また辛い。足が前へ出ない。息が続かない。初めてだ。
下りの人に励まされながら、ほとんど牛歩。16:20。ほぼ半日をかけ
北穂高岳北峰山頂を踏む。感無量。360度の絶景が待っていた。
雲ひとつ無い澄んだ空気。北穂高岳小屋のテラスで乾杯。耳が
切れるほど寒いが、ビールがうまい!日が沈みゆく雄大な風景に
ワインもすすむ。
しかし、小屋は超満員。布団4枚に10名で就寝。高度障害の頭痛と
合わせ(飲みすぎか?)
2001年9月24日(月)
熟睡できず迎えた24日05:30、ご来光。
素晴らしい!寒さは和らぎさわやかな空気の中、全ての山が見える。
目前の穂高の山々、槍、常念、蝶。遠くは富士、白馬、八ヶ岳。
浅間の噴煙まで朝日に映える。再来を誓う。本当に素晴らしい!
下りは2日間かけて上高地へ。初日に頑張った貯金。朝食後
テラスでコーヒー。にぎわっていた小屋に人影がまばらになった
07:40、後ろ髪をひかれる思いで出発。
半袖姿で北峰山頂経由、南峰へ。奥穂に思いを寄せながら下山
開始。降りるにも厳しい道程を越え涸沢小屋、11:30。風呂に
入れる新築なった横尾山荘を本日の宿に決め、ゆっくりと体を
いたわりながら16:00小屋到着。風呂には泣けました。夕食も
美味しかった。二段ベットも最高。一人一枚の布団に感謝しながら
熟睡、爆睡。ここで山の疲れを取る。最高の贅沢と感じました。
2001年9月25日(火)
翌25日も小屋の最後の客となるほど寛ぎ、08:00出発。今日は
午後のバスに乗るだけ。2時間ほど徳沢付近の川辺で自然を
満喫し、明神でそばを食べ、河童橋に14:15。お約束の写真を
撮りながら、バスまでの時間を過す。ここまでの3日間、雲を見る
ことの無い好天。太陽が疎ましいほどの日差し。そして穂高。
15:30、エアコンの利いたバスに乗り、遅い夏休みが終わった
ことを実感。一路、新宿へ。
教訓:時間に縛られないゆっくりとした時を自然と過す大切さを
知った3日間でした。あと、筋肉痛も。。。
記: Kanagon
1. 涸沢のテント
2. 北穂高岳小屋からのご来光
3. 最終日、梓川でくつろぐ
<相棒の山行記録 2011.08.23追記>
09/23
前日深夜夜行バス 新宿 23:00 - 上高地 05:25
上高地発 05:45 - 明神 06:30 -
徳沢(朝食) 07:10~07:35 - 横尾 08:25~09:00 -
本谷橋 09:50~10:10 - 涸沢 11:50=12:40 -
涸沢小屋 12:50 - 北穂高岳山頂 16:20 - 日没 17:40
09/24
ご来光 05:30 - 北穂高山荘発 07:40 -
北峰山頂 07:45~08:00 - 南峯山頂 08:20~08:30 -
涸沢小屋 11:30~12:50 - 本谷橋 14:45~15:05 -
横尾山荘 16:00
09/25
横尾山荘 08:00 - 徳沢 09:00~10:50 -
明神(昼食:嘉門次小屋) 11:50~12:10 - 河童橋 14:15
アルクK隊 登山報告
北穂
2001年9月22日~25日
K隊二名 (バス:さわやか信州号)
2001年9月22日(土)
22日23:00、都庁前で屋台のおでんに日本酒を煽り、夜行バスに
乗る。三連休でもあり満員。勝沼からは一般道で上高地に到着。
2001年9月23日(日)
予定より30分早い、23日05:30。天候は快晴なるも寒い。吐く息が
白い。身支度をととのえ出発。
北穂を目指すこと、25日15:30のバスで帰ること。今回はそれ以外
成り行き。従ってひたすら歩を進めることに。徳沢で朝食を済ませ
横尾で大休憩。順調。涸沢への最後の急登をこなし、昼食。
涸沢には無数のテントが彩りを添えている。雲ひとつ無い涸沢の
風景を堪能。紅葉には少し早いが、ところどころ色付きがある。
一時間ほどの至福の時を過し、13:00頃ふたたび登攀開始。
ここからがキツイ。本当にきつかった。ガレの急登。はしご、鎖場。
標高3000m手前からは、数十mで息が上がる。上高地を出て
10時間余り。体力・気力も限界に近いところで、山頂が見えた。
それからが、また辛い。足が前へ出ない。息が続かない。初めてだ。
下りの人に励まされながら、ほとんど牛歩。16:20。ほぼ半日をかけ
北穂高岳北峰山頂を踏む。感無量。360度の絶景が待っていた。
雲ひとつ無い澄んだ空気。北穂高岳小屋のテラスで乾杯。耳が
切れるほど寒いが、ビールがうまい!日が沈みゆく雄大な風景に
ワインもすすむ。
しかし、小屋は超満員。布団4枚に10名で就寝。高度障害の頭痛と
合わせ(飲みすぎか?)
2001年9月24日(月)
熟睡できず迎えた24日05:30、ご来光。
素晴らしい!寒さは和らぎさわやかな空気の中、全ての山が見える。
目前の穂高の山々、槍、常念、蝶。遠くは富士、白馬、八ヶ岳。
浅間の噴煙まで朝日に映える。再来を誓う。本当に素晴らしい!
下りは2日間かけて上高地へ。初日に頑張った貯金。朝食後
テラスでコーヒー。にぎわっていた小屋に人影がまばらになった
07:40、後ろ髪をひかれる思いで出発。
半袖姿で北峰山頂経由、南峰へ。奥穂に思いを寄せながら下山
開始。降りるにも厳しい道程を越え涸沢小屋、11:30。風呂に
入れる新築なった横尾山荘を本日の宿に決め、ゆっくりと体を
いたわりながら16:00小屋到着。風呂には泣けました。夕食も
美味しかった。二段ベットも最高。一人一枚の布団に感謝しながら
熟睡、爆睡。ここで山の疲れを取る。最高の贅沢と感じました。
2001年9月25日(火)
翌25日も小屋の最後の客となるほど寛ぎ、08:00出発。今日は
午後のバスに乗るだけ。2時間ほど徳沢付近の川辺で自然を
満喫し、明神でそばを食べ、河童橋に14:15。お約束の写真を
撮りながら、バスまでの時間を過す。ここまでの3日間、雲を見る
ことの無い好天。太陽が疎ましいほどの日差し。そして穂高。
15:30、エアコンの利いたバスに乗り、遅い夏休みが終わった
ことを実感。一路、新宿へ。
教訓:時間に縛られないゆっくりとした時を自然と過す大切さを
知った3日間でした。あと、筋肉痛も。。。
記: Kanagon
1. 涸沢のテント
2. 北穂高岳小屋からのご来光
3. 最終日、梓川でくつろぐ
<相棒の山行記録 2011.08.23追記>
09/23
前日深夜夜行バス 新宿 23:00 - 上高地 05:25
上高地発 05:45 - 明神 06:30 -
徳沢(朝食) 07:10~07:35 - 横尾 08:25~09:00 -
本谷橋 09:50~10:10 - 涸沢 11:50=12:40 -
涸沢小屋 12:50 - 北穂高岳山頂 16:20 - 日没 17:40
09/24
ご来光 05:30 - 北穂高山荘発 07:40 -
北峰山頂 07:45~08:00 - 南峯山頂 08:20~08:30 -
涸沢小屋 11:30~12:50 - 本谷橋 14:45~15:05 -
横尾山荘 16:00
09/25
横尾山荘 08:00 - 徳沢 09:00~10:50 -
明神(昼食:嘉門次小屋) 11:50~12:10 - 河童橋 14:15