空気を語る？

空気を語るのは構わないが？

見えない空気を、自分達がコントロールできると思うのは、欺瞞に満ちている。

見えない空気の動きを、あれやこれやで、こう動いて、こういう流れが出来ると言うのは、システムが単純な方が簡単であります。

システムが複雑になると、給気ダクト、排気ダクトの長さ、曲がりの数、ダクトの径、ファン本体の能力、ファンの形状、住宅内部の空気の温度、湿度、住宅内部の天井と床面の温度差などが絡み合う中で、特定の工務店だけが自由に動かせられるというのは欺瞞であります。

それらを勝手に素人が素晴らしいと評価するのは、自分が換気に関して何の知識もないということをであります。

何の知識もない人が素晴らしいと言って、空気が違う、素晴らしいと言うのは、人間が持っている臭感疲労で、本人以外誰にも通用しません。

鈍感な人が隣にいたら、隣の人がこの空気綺麗で清々しいと言った時点で洗脳されます。

その位、人間の臭覚はいい加減であります。

前に住んでいた所がよっぽど汚い、カビだらけのところであれば、綺麗なモデルルームに来たら誰でも清々しいと感じます。

そこが落とし穴で、モデルはが清々しくなかったら、誰も注文したいと思わないでしょう、そんな単純なことも推理できないならば、騙されるのが落ちであります。

それくらい、現在住んでいる家の臭い、空気環境が酷いということにもなります。

素晴らしいと思った家も、住んだ経験と、空気に対する敏感さを忘れて、臭感疲労になれば、素晴らしい家も直ぐに前住んでいた家と変わりません。

空気をもてあそぶ換気を使うと、それ以上の繊細な感覚を持ち合わせて生活して行かないと、その良さが牙をむく事となります。

我々が危ないと思うのに、素人の人が素晴らしいといい、工務店も素晴らしいと言う、我々メーカーが危険といっても誰も聞かない。

全く不思議な現象であります。

最近タバコを吸わないのに肺がんになった有名人がいます。

医者も原因を特定できない、我々も不安であります。

せめて出来るのは、人生の三分の一生活する、住宅の室内空気環境を大事にする事くらいかもしれません。

自己防衛は出来ればやる事が良いですが、その前に誰が真実を語っているか見極められる知識も必要であります。

所詮そこまで真剣に考えている人は、３％しかいませんし。

その３％の中でも、多数の人が騙されている、全く不思議な世の中であります。

最近勢いのある会社

これからブログ２年目に突入します。

先週、最近福岡で勢いのあるYホームの社長にお会いしました。

次の策は無いか？大手ビルダーとの差別化はどうする？

年間２００棟を超える勢いがある社長の興味はこの一点でありました。

会社は小さくても良い家を造ってきた、我々の顧客も、受注を取るのは大変な時代であります。

そんな時代に、棟数を伸ばしているビルダーは少ないこのご時勢に勢いがある社長に興味を持ちました。

私は、これからは美容と健康に介護と言ったら、社長は驚かれて、そのフレーズは頭に浮かばなかったと。

特に美容と健康のフレーズが大いに興味を示された。

中小工務店は、こんな時期に次の一手なんか簡単に浮かびません？

室内空気環境に興味がない人が９７％もいるのに、換気の重要性をいくらこのブログで言っても反応が薄いこの時代です。

空気を語るより、目に見えそうな美容と健康をうたった方が近道かもしれません。

早速、再来週に全営業を集めた研修会を福岡で行う事になってしまいました。

なんか勢いがある社長は決断が早いですね。

来週は関東から西にある、やはり勢いのあるN住宅の社長と合う事になりました。

私が、今までどちらかと言うと、余り会うことのないタイプの会社であります。

今時は、贅沢を言っている場合ではありません。

勢いのある会社と組んで、少しでも美容と健康、介護にふさわしい家造りを広めたいと思っています。

そのために、どんな差別化をするか、どんな性能の換気とシステムが必要か？

結果として、住んだ家族の健康が保証され、明るい介護と、奥様の潤いのある肌が約束されたすれば、素晴らしい住宅であります。

家族の健康と奥様の美容をかなえる事のできる住宅には、少し高くてもお金を払います。

ただし、頭の悪いビルダー、消費者には分からないだろうな。

福岡の社長に会ってから、俄然勇気を貰い、頑張ってみたいと思うようになりました。

来週会う、もう一人の社長とはどうなるかな？

住宅造りに、夢が語れる社長で無いと、これからの生き残り作戦は無難しいな。

さあ！頑張るか！！

最近のコメントが弱気だと、かみさんに叱られました。

まあ、元気出してやるしかない！

この猛暑で、体力低下、免疫力低下が言われ始めました。

これから、秋、冬に向かってウイルスが活動し始めたら、また大騒ぎになりそうな予感。

最近の日本のマスコミは、相撲の賭博事件でもそうですが、身内、友人同士の賭け事をでも賭博だと騒ぐ。

書いた記者は自分の胸に手をあてて、絶対自分はそんなことをしたことは無いのであれば、聖人君主のようで素晴らしい。

でも、紙面を通じて断罪するやり方は公平ではない。

普通の人が、そんな記事を望んでるとしたら、日本も世は末であります。

情けないと言うか、昔はそんなことまで書かなくても、武士の情けのような感情があった時代もあったが？

なにもかもあからさまにして、断罪する最近のマスコミに誰も異論を唱えないと、その内日本人は、６５年前のような状態になりかねません。

後悔先に立たずにならないよう、真剣に考えマスコミの情報は疑って掛かるくらいで無ければ。

今朝の朝日新聞の倉田さんの記事は、それを書いています。ぜひ読んでください。

先日、久しぶりに南雄三と昼飯を食べました。

相変わらず忙しいそうでしたが、自由な発想と、行動は衰えが無く、羨ましい限りであります。

こちらも負けずに頑張らなくてはと、反省しています。

素朴な疑問ですが、毎日家の中を掃除してもホコリが溜まります。

全熱交換の家では、窓を開けない、玄関も開けない、なぜなら家の中の空気の方が外より綺麗だから。

と言う事は、そんな家に住んでいる人は、掃除しなくて良いのでしょうか？

ホコリも塵も、ましてカビなんか何処にも無いと思います。

掃除しなくて良い家です、室内空気は外より綺麗です。

それであれば、外出出来ない人間が住むのでしょうか？

生きていれば、外に出なければ生活できません。

でも、外の空気が汚いと言う事であれば、どんな割合で生活するのでしょうか？

また、帰宅したらどのように外の世界の空気なり染み付いた、ウイルスを除去できるのでしょうか。

特別の除菌部屋、シャワー装置が付けてあるのでしょうか？

全熱交換で、室内感染をどのように止めるのでしょうか？

そのような話で、信じる消費者も頭が悪いのですが？

やはり、信じるものは救われる、なんかメンタルな部分が大きい、宗教みたいな話で空気を語ってよいのでしょうか。

素朴な疑問であります。

１年間の反省

このブログも始めてから来週で丸々１年になります。

PageViewは４万アクセスを超えました。

IPも１万５千になります。

どんな思いで、ここを見にくるか知れませんが？

この一年、住宅業界は厳しい環境の中にいます。

要するに安いものが売れて、高い差別化商品は見向きもされません。

時代が時代だから仕方ないと言えばしかたないかも知れませんが？

安い居酒屋に行って、安い酒を飲んで、安い服を着て、安いスーパーで食材を仕入れて、大変な思いでこの困難を乗り切ろうとする、現在の経済状況ではしょうがないのかもしれませんが。

日本の全ての人、物が疲弊してます。

よく見れば、住宅の省エネ、無駄に関しては、衣食のように改善するのには、基本のお金が掛かりすぎるので躊躇してしまうのでしょうか。

衣食住の中では、住に関する興味が湧かない様子が見えてきます。

我々の努力も限界があります。

このまま、省エネで健康な住宅よりも、とりあえず雨露を凌げる住宅で当分は我慢するしかないと言うのが正直な気持ちでしょう。

とりあえず衣食が足りれば生きてゆけますから。

でも何か世界で２番３番目のGDP大国の国とは思えません。

基本は豊そうに見えても、実態は後進国と変わりない考え方ですね。

缶詰酒場とか、２００円酒場とかで飲むのであれば、自宅で飲めばもっと安い！のに安いと言ってのみに行く？

何でも安くなれば、気持ちも低下してきます、少しでも良い製品を買うことで自分のプライドを保とうとする人も少なくなってきたと言う事ですかね。

住宅の室内空気環境に興味がある人は、本当に少数派であります。

まあ、このブログも１年の節目です。

言いたい事は言ってきました、これ以上何を発信すれば良いか悩んでいます。

継続するか、消滅するか考え時かもしれませんね！！

スチームバス

昨日、某住宅関係の業界紙の３５周年お祝いの、暑気払いに参加いたしました。

こじんまりととした会でしたが、某大手の流通の偉い人、工務店の会長さん、某大手電力会社、某大手建材関係とバラエティにとんだ面白い会でした。

その中で、T大学のS教授と色々な話をしてて、換気は義務化されてからいい加減になってしまったという話しになりました。

要するに、建築基準法に通過すればよいという考えがまかり通るようになり、換気に対する考え方が多くの工務店が、いい加減で安物で良いという考えに成ってしまった。

研究者的には、この状態を疫学的な検証が（シックハウス症、ウイルス感染、健康な精神か）必要な時期に来ているのではないか？

しかし、これらを疫学的に検証するには、サンプル数、場所、住宅の性能、換気の性能という多数の項目を網羅して検証するには、時間と人、金が足りないと言う意見でした。

学者の中でもこのような意見であります。

今進んでいる、健康維持増進住宅研究シンポジウムがもうちょっと頑張ってもらいたいと思うのですが？

まあ、研究成果が出るまで商売が持つか分かりませんが？

とにかく住宅の室内空気環境に関心がないこの時代、本当に毎日過ごしている家の中の空気に問題ないと思っている人が９７％だから、言ってもしょうがないか。

人生の三分の一過ごす、家の中の空気環境が原因で、ぜん息、アトピー、皮膚病などで苦しんでいる人は無いのでしょうか？

毎日熱中症で騒いでいますが、小さな間仕切り沢山の家だから、昔より風通しが悪く、断熱、気密が悪い家だからエアコンも効かない。

原因と結果が、家を通じて出ているのに誰もその因果関係に想いが至りません。

なぜでしょうか？

先生にスチームバスを使うことで、介護、エコになる話をしたら、凄く興味を持たれました。

今まで誰もそんな発想が無い、スチームバスで省エネできる！！

スチームバスだったら、３０分入っても１０リッターの水も使わない、浴槽に入るより体の負荷が少ない、体の芯まで温まる、皮膚の代謝が良くなり美容と健康に良い、省エネ（水、光熱費が浴槽に入るよりも断然に安い）。

浴槽の２００リッターの水を捨てる事、沸かすエネルギーも無駄になる、老人には負担が大きい、体の芯まで暖めるには時間が掛かるという発想が、今の日本には誰もいないということ。（当然だしこれ以上も、これ以下の考えも思い浮かばない）

銭湯文化がすたれて、どの家庭、独身者住宅にも浴槽が付いて、水、エネルギーの無駄、下水整備も水洗トイレと各家庭の浴槽排水を想定した下水網の整備には莫大な金が掛かるし、水を供給するダム造りまで話が行きます。

たかが浴室の浴槽、日本人の風呂文化は浴槽無しでは語れない？

浴槽の水の無駄遣いを、スチームバスで改めるだけで、壮大な無駄使いが省けます。

そんなこと関係ないと、毎日２００リッターの水をすて、沸かしたエネルギーも捨てて、太陽光発電を幾ら売電して儲かった、エコ給湯だから安く沸かせたなんて言っている、計算の出来ない日本人が見えてきます。


やはり、細かい科学技術は凄い発想が出る日本ですが、毎日過ごしている家の中の事や、マスコミが煽っている太陽光発電は興味を持つが、その他は誰も良いアイデアが無い。

摩訶不思議な、日本です。

先生は、その考えで浴室が変われば、凄い話だと言う事で盛り上がりました。

まあ、スチームバスは、このブログで何回も取り上げていますが、全く反応がありません。

所詮そんなものには関心がないということが良く分かります。

浴槽の無い浴室なんか日本人が考えられるか？なんて言う顔が良く見えます。

私が言いたいのは、浴槽に入るのは週に２回くらいで良いんではないでしょうか、後の４日はスチームバスで充分ですよと言う事！！

まあ、そんなに沢山の人に興味を持ってもらわなくてもよいのですが。

皆さん、浴槽を使って水を無駄にし、温めるガス電気代を沢山払いましょう！美容と健康はサプリメントにお金を払って、化粧品代も沢山使いましょう！！

日本はブームになると大変だから。