室内空気環境について久しぶりの論議

このブログで、室内空気環境、換気の重要さを語ってきました。

でも、状況は改善されないまま改悪もしくは、建築基準法を違反に問われない最低限の設備、もしくは限りなく安い設備が工務店の主流に、いつの間にかなってしまいました。

そんなこんなで、工務店に文句を言う気力も失せてしまってたこの頃でした。

先週、久しぶりに東関東の若い工務店の社長と、大手ＦＣで働いていた人と久しぶりに換気の重要性を話してしまいました。

面白かったのは、若い社長が言ったことは？

工務店の仲間内で集まっても、話は集客のしかた、コスト削減の話で終わり。

自分たちの住宅性能、換気などの話に行かない。

性能に興味があっても、お客様に説明がうまくできないし、お客様も性能より、デザイン、コストに関心がある。

そんなことで、私の話を聞いてたら、ぜひ仲間内のも話してくれませんかと？

昔は、集まれば住宅性能、工法、換気など熱く語っていた工務店はもういなくなってしまったのかな？

性能の良い、燃費の良い住宅作っても、自己満足で売れない。

見てくれの良い、安い建材で十分満足する、勉強不足のお客に通用するのは価格だけ。

それでいて、ＰＭ２．５だ黄砂だダニだ、カビだと大騒ぎしてる頭の悪い人間ばかり。

テレビ通販で売れる布団乾燥機、布団ダニ採り？カビを退治用品、湿気採り用品等、手軽な対処用品でごまかしてるだけ。

しかし、昔からバカにつける薬は無い！！

気密、断熱性能と、換気システムをしっかりと考えれば、そんな無駄なお金を使うこともないのに！

その若社長が言ってました、僕はもっと性能を上げて、換気計画をしっかりとお客に説明できるようになりたいと。

もう一人の知人は、健康か不健康かは、かなりの部分住宅内部の空気環境に依存してると！