今年のまとめ

住宅業界は相変わらず着工棟数が伸び悩み、その中で太陽光発電、自然エネルギー、省エネ、オール電化などのトッピックが注目を浴びました。

住宅って本来持つべき性能は不変的なものであるはずです。

日本人の芸能マスコミ、弱いものイジメ的な集中砲火で、この世から悪を抹殺するキャンペーンに踊らされている我々。

何か信念を持って初心を貫き通す人が少なくなったと感じるのは、私だけでしょうか？

あっちが良いといえば行き、こっちが良いと言えばこちらに来る。

焦点が定まらない工務店が多すぎる。

換気の世界で言えば、以前のアルミサッシのよう価格破壊で二束三文で売られている。

工務店も、どうせ素人には分からないし、自分達も理解したがらないから、いつの間にかバーゲンセール品になってしまった。

以前のように義務化対象から外して、住宅性能を出してる工務店の差別化商品に戻って欲しい。

良いものを付けて差別化をはかっている、我々のお客様は自信を持って、家の性能、換気の性能、冷暖房の性能、その他真似のできない商品で差別化をはかって欲しい。

空気を熱媒体としか考えない、浅はかな工務店にできない差別化を来年は進めよう。

換気も付いているだけではだめ。

個別の部位で、換気量を調整でき、汚れたら再利用なんてせこい事を考えずに捨てる。

捨てても、省エネになるほかの性能で差別化する。

換気を24時間風呂のような悲劇を繰り返さない啓蒙活動が必要だと痛切に感じている。

空気を持て遊ぶ輩は、空気が運ぶ怨念にやられます。

空気が澱む場所があれば、家の運気も落ちます、カビが生えダニが生息し、健康を害する。

一度失った健康を戻すには大変な時間と労力がいる。

たかが換気、されど換気。

空気を吸って生きている我々にとって、水と同じようにブランド力による、空気を買う時代になったことを知るべき。

いつまでも、能天気に見えない空気を、縦横無尽に操れるなんていう妄想を捨てた方が良い。

新しい年が皆様にとって良い年でありますようにお祈りしております。

「健康と美容、とエコ（KBE)」で、来る年は差別化をはかろう！！！

熱交換の疑問

今日は本業に戻って換気の話。

素朴な疑問。

最近熱交換がもてはやされてるけど？

なぜ？

空気が運ぶ熱の再利用を通じて省エネ効果を高める？

疑問。

空気は熱だけ運ぶの？

空気を熱を運ぶ、貨車だとしたら、熱以外のものは運べないの？

空気から感染するウイルス、ばい菌、細菌、ホコリ、花粉、臭い、ハウスダスト、それらのものは無視して、熱の再利用だけが一番大切な空気の利用方法？

でも、人間は空気を吸って生きてるよね。

空気が無くなったら、生きてゆけない。

でも、家の中で空気の熱だけ再利用するのって怖くないの？

熱の再利用で頭が固まってしまった人には、再利用する空気の質よりも、熱収支の方が先にくる？

それって、人間様の健康より熱収支の方が大事なのか？

いつの間にか、人間様の健康より、家の省エネの方が偉くなったのだ。

なんか人間様は、馬鹿にされてるよな。

空気の熱が大切で、空気が運ぶほかの危険なものは無視できる。

熱さえ再利用できれば、細菌に汚染されようが、臭いがあろうが、ハウスダストを再循環して繰り返し吸い続ける苦労もいとわない。

いつから空気は熱の再利用が、何よりも優先される時代になったのか？

凄い疑問がある。

皆さんは、何も疑問を持たずに、空気の熱の再利用を賞賛してるのか？

まあ、自分の健康より熱の再利用が重要だと考えているのは凄い！

年の暮れに、熱交換のフィルター、給気ダクト内部の汚れ、シミ一つ付いてないか？ホコリが付着してないか、結露して黒ずんでないか？新築の時と同じ綺麗さを保っているか？

よーく、点検してください。

それらは、貴方の健康と引き換えだ！

スチームサウナと木の話が？

昨日古くから知っている栃木の工務店から電話があり。

私のブログを見てて、どうしてもスチームサウナを使ってみたくなったと。

栃木も冬は寒いし、室内も乾燥する、アルデの換気と何かお客に提案できる事は無いかと思っていたそだ。

直ぐ注文するので、明日にも送ってくれと。

やあ！もうちょっと疑ってかかった方が良いのではと言ったが。

話を読んでるだけで想像がつくと言って、直ぐ自宅のユニットバスを改造して設置すると。

体に優しく、体の芯まで温まり、浴槽にお湯を張る手間も無く、燃費も上下水道代も安く、省エネになる。

世の中に出ているミストサウナしか知らない人は、残念ながら可哀そうですね。

何度も言いますが、ミストとスチームの差は、水分の粒子の大きさです。

ミストのように大きな雨粒ではなく、スチームはほぼ気体のため、体に優しく当る。

旭川の木でスチームサウナルームを作ったら、中で新聞が読める嘘のような事実があります。

お年よりも、一度スチームサウナを体験すると、浴槽に入るのが億劫になる。

風呂から出ても直ぐ寒くなるし、ゆったりとした気分にならないし、何よりお湯をため風呂桶に浸かる行為がめんどくさくなるためだ。

それに比べたら、スチームサウナはスイッチを押して予備過熱10分くらいで、入れる。待つ時間が短くて済む。

毎日浴槽にお湯を貯めて、全員が入るかどうか、後で沸かしなおしたら燃費も掛かる、無駄だ！

スチームサウナは好きな時間に入ればよい。燃費も安いし、水も1時間入っても10リッターくらい。浴槽より絶対エコだ。

冬にスチームサウナに入ると、肌に潤いができ、ゆったり、まったりした時間が流れるのが、なんとも言えないくらい幸せだと、特にお年を召したお姉さん方に好評である。

ユニットバスのFRP樹脂で作られた浴槽に入っても、体の芯まで温まるには大変な時間入ってなくてはならない。

ユニットバスの内部に木の板を加工して張ると、栃木の工務店は言ってました。

出来たら、OB客と見込み客に体験入浴をしてもらうと言ってました。

お風呂にに入る提案一つでも、他社が真似できない話をすることで、お客からの信頼も変わるのではないか。

青森の工務店も、宿泊体験モデルの寝室に旭川の木を張り、ユニットバスは改造して木張りのスチームサウナ室に改装することになった。

泊まってもらって、暖かい住宅だなんていうのは遅い。

自分が体験できないスチームサウナと香りが違う寝室体験が、見込み客に対して感動を呼ぶかも。

既に、自社のエステルームでスチームサウナ体験した、見込み客は全員スチームサウナをオプションでオーダーするそうです。

青森のお姉さん達は、あくなき美への追求が凄い！

これからは、美容と健康に良い家が、もてはやされる時代だ。

断熱、気密化住宅とは？

昨日読者から電話を貰いました。

その方は、私はどのグラスウールを推奨しますかと聞いてきた。

一般の施主は、断熱材に多くの種類があり、良いものを使えば暖かくなり、結露も防げると思っている。

断熱材の種類と厚さにより、コストも変わってくる。

問題は、施工する側の技術が伴っていない事が問題で、断熱材の種類ではない。

素人の施主に、防湿シート先張り、重ね合わせ部分の取り合いなど教えてもしょうがない。

24時間工務店の後ろに付き施工指導できるわけでもない。

中途半端に知ってると、工務店はやりにくくてしょうがない。

良い工務店を選ぶのには、断熱材の種類を聞くより、換気の方法論と暖冷房設備、気密性能との関係を聞いたほうが早い。

福島から西で、すぐ熱交換が良いと言うのは？考えもの。

熱交換換気は、北海道のように家の内側と外側の温度差があればあるほど熱回収の意義がでてくる。

通常内外温度差30度以上の地域でメリットがでてくる。

関東以西のように、冬でも5度くらい、室内20度ちょっとで、温度差２０度以内2台のモーターを回して、給気、排気ダクトを這わせて、高いフィルターを頻繁にメンテナンスし続けなくてはならない。

なんでそんなシステムが、省エネになるからと薦められて、はいそうですねぜひ付けて下さいと言うか、私は分からない。

分からない人に分かれととまでは言っても、エネルギーの、それこそ無駄であります。

なにか、きちっとした話を聞いたことがない素人のお客に耳障りが良い話をして、丸め込むのは？

いずれにしても、言う方も言われた方も信じているのであれば、それはそれで平和であることは良いじゃないですか。

最後に、電話を掛けてきた人は、今住んでいるような住宅には、二度と住みたくないと言いました。

教訓を無駄にしたくないという思いは、良く分かりましたが、それを理解して良い住宅を造ってくれる工務店に当る事を祈ります。

色々と考えると、誰に頼むか迷う。

結露、カビ、臭いの問題が無く住み心地の良い住宅とは、原理原則で断熱、気密、換気、冷暖房のバランスが取れた家である。

その上で省エネ、エコ給湯、オール電化、太陽光発電等のシステムが生かされるのであって、住宅の原理原則に当てはまらない住宅には、エコ意識があっても、ざるで水を掬うようなものだ。

脱臭効果のある木（続）

脱臭効果のある木で作った、パネルが早速旭川から送られてきた。

３６板２枚ほどだが、事務所に入れて、今朝ドアを開けたら、明らかに臭いが違う。

いままでも、机、椅子など様々な製品が送られてきたけど、今回は明らかに違う。

木の傍に寄って臭いを嗅ぐと確かに木の臭いはする。

離れると全く臭いは感じないが、室内の空気の臭いが違う。

こう書くと、何処か室内の空気が違うなんていう、工務店と同じになってしまう。

２４時間換気を商売しているので、木だけで換気効果が出ることはありえない。

ただ、換気とこの木を組み合わせる事により、室内空気環境はプラスになる。

５年前から、持っているこの木のサンプル品、マドラーと５ｃｍ角の板。

最近忘れていたが、合う人に再度実験しながら渡すと、首をかしげながら？

あれ！！お茶の味が丸くなったとか、コーヒーがマイルドになったとかで遊べます。

ただし駄目なのは、炭酸系とビール、この木で混ぜると瞬時に泡が飛びそれと同時に炭酸が飛んでしまうので、不味くてとても飲めない。

面白いのは、角がある飲み物、芋焼酎、２級酒、酸味の強いコーヒー、全てマイルドな味に変化してしまいます。

ただし、この実験を３，４年目からお遊びで試していると、面白い結果が出てる。

都会の育ちの人は変化に気が付かない人が多い。

田舎育ちの人は、こちらが驚くほどのリアクションで変化を感じ取る。

考えられるのは、都会の人は汚染されてて感じ方が鈍くなっていると言うこと。

田舎の育ちの人は、都会の人に比べたら汚染されていない。

まあ、お遊びでの結果ですから、保証は出来ませんが。

言っている当人は、都会育ちなので、家内と共に、イマイチでしか分からない。

ただ、こちらの想像を絶する、リアクションが出たとき、この木って本当に感じの違いが分かる人がいるんだと、教えた私がびっくりする。

まあ、消臭効果以外にも、何か効果ありそうだが、その効果は人によって違う可能性があり、あまり何に効くとかは言えない。

この木を使って、内装パネルとして室内に張るのは、消臭効果は驚くほど大きいと期待できる。

抗酸化工法とかいうので、何か吹き付けて消臭効果があると言われてるそうだが、こちらは、木材に浸透させてるので効果は長く続きそうだ。

今日は、東京ガスがミストサウナは省エネで美容と健康、省エネになるという広告を出した件を書こうと思ったのだが。

なにか、私が提唱してた話がパクラレたようだが。

決定的な違いは、東京ガスはミスト、こちらはスチーム実はこの差は埋めようが無いくらい大きい。

今その違いが分かる人は、いないだろうな。このブログ読んでいる人は分かる。

分からない人は、前に戻って読み返して！

明日からは、名古屋、青森と強行軍です。

青森では旭川の社長と青森の女社長の工務店と、この木を使ってのモデルをどうしようか温泉で会議です。

来年は、東京ガスじゃないけど、健康と美容と省エネ（へルスアンドビューティーとエコ）ですね！

もじって、「E　B　H」、「断臭家」を取り組みたい工務店と幅広く情報交換できる場があると面白くなりそうだが。

人のアイデアをパクル工務店は沢山いるが、積極的に差別化を図りたいと頭を使う工務店は少ないかな？

なんだか愉しくなりそうな予感？