暖房しても暖かくならない住宅？

日曜日に成田の友達の家に行きました。

天気は曇りでしたが肌寒い日でした。

成田でも空港に近い丘の上です。

家の中がとにかく寒い。

私の嫌いな石油ファンヒーターの傍にいても、頭が痛くならないほど換気されてる？

いや！温度が奪われる速度が速い！

いくらファンヒーターを焚いても、とても追いつかない。

前日まで旭川、札幌に行ってたけど、こんな寒くは無かった？

よくこんな家に住んでいるねと、友達に皮肉を言いました。

良く風邪引かないよ！

そしたら、冬場はお風呂に入りたくないそうです。

余計寒くなるからという、不思議な回答。

しかし、同じような家は日本全国に沢山あるのだなあ！

可哀そうに。

昨日、今日なんか日曜日より寒いから、彼大丈夫かな？

寒い日は、何枚か余計に服を着て凌ぐそうです。

余りに可哀そうだから、ボード状の断熱材を贈呈しました。

今週末、自分で施工すると言ってました。

しかし、見かけは普通の家に見えるけど、冬になると悲惨だ。

回りの家を見まわすと、北の壁側に青かびが生えた家ばかり。

いや！皆さん忍耐力があるな！

心筋梗塞、脳卒中、ぜん息、何でもありの住宅ですね。

皆さん、不動産屋に騙されて、よくもこんな家を買いますね。

自分の命と引き換えだと言う事も知らずに。

回りの見映えだけで家を選ぶととんでもないと言う事を分からない人間が多すぎる。

友達は言いました、ああーあ！！買うときお前に相談すればよかった！

後悔先に立たず！残念でした。

後付内断熱で断熱材を内張りして見かけは悪いが、体を壊すよりましだと言う事です。

しかし、日本の住宅事情はシベリアより成田空港の傍の方が酷い！

少ない暖房費で快適に住んでいる人、スチームサウナで健康に暮らしている人。

でも大多数の日本人は惨めに暮らしてる？

この落差は、なぜ？

知っている人と知らない人の差は大きい。

まあ、自業自得と言う事かな？

不思議な木

旭川の久保木工が作っている、特殊低温乾燥機を使った木材が不思議な力を持っているらしい？

久保社長が５年前から開発していた、木材に特殊な加湿低温乾燥方法を用いて含水率を下げた材料です。

この度、北海道立林産試験場から消臭効果のある木材という試験結果が出て、道からの補助金も出ることになりました。

ただ、消臭効果は前から分かっていたのですが、その他にも不思議な効果を発揮する木材なのです。

昨日のサウナ体験でも、体験した二人ともが感じの違いを実感してます。

昨日も、高校の同窓会に、久保木工の作った、木製マドラーをお土産に持っていったら、余りの評判に驚いて、持って行った全ての木製マドラーが奪うように無くなりました。

この棒でかき混ぜると、ビールの泡が一瞬に大きくなり炭酸が消えてなくなります。

味の尖った部分を消してくれるのでマイルドな味に変わる。

木の上に置いたプラントや花が長持ちする。果物が甘くなったり、腐りにくくなる。

なんて、不思議な現象を起こす木であります。

結構この余興が大当たりで、皆が欲しい欲しいということで、あっという間になくなってしまいました。

３、４年前面白くて、飲み屋のホステスの出身地を当てるのに遊んでいました。

都会のお姉さんははまらず、地方や海外のお姉さんには大うけで、毎回マドラーはあっという間になくなってしまいました。

これで思ったことは、都会の汚染された空気で育った人には現象が当てはまらない。田舎の綺麗な空気で育った人には抜群に効果が分かるのでした。

最近は、忘れていたので余り遊んでなかった久保マドラーだったのですが、久しぶりに遊びました。

なぜ思い出したのかと言うと、旭川に行った尾田社長に、自宅に置いてあった邪魔な久保木工製木材チップを贈ったら、思いがけない効果があったと知らせてきたからです。

尾田社長の自宅では１２歳位の子犬を室内で飼っていますが、最近加齢臭が酷くなって大変だったそうです。

その犬に木材チップで作った枕を小屋の中に入れたら、最初不思議がっていたのですが、２日もするとその上でなくては寝なくなって、３日以降驚くほど加齢臭が少なくなってきたそうです。

最近は犬に舐められても臭くてしょうがなかったのが、驚くほど消えたと言う不思議な話でした。

この話には、付録があって、同時に偏頭痛持ちの奥さんに、その枕で寝てもらったら、同じく不思議なくらい症状が軽くなったそうであります。

捨てようと長い間置いてあった、久保木工のチップが役に立った事が嬉しいと思います。

全ての人に当てはまるとは思えませんが、効く人や動物がいるということは間違いないみたいです。

自分は捨てようと思ったくらいですから、全く効き目は感じなかったです。

ただマドラー遊びは、結構不思議な現象を見せてくれます。

この材料で造った家が出てくると、美容と健康に良い家になりそうな不思議な木の話でした。

不思議なスチームサウナの話

先週は、青森のスタジオリッシュの社長とTYLOのスチームサウナの日本代理店のオストコーポレーションの尾田社長とで、旭川の久保木工へ行ってきました。

久保木工で作っている木で、スチームサウナを造ると、排水口が要らないという話の確認でした。

私は以前から確認しているので、二人がどのように感じるか楽しみでありました。

リアクションは予想以上で、お二方とも非常に驚いておりました。

また、スチームが、他のFRPとか木のサウナルームに比べるとスチームが柔らかく体に触れる感じが、今まで無い驚きを感じていました。

早速、青森で展示場に設置して、お客様に体験してもらう事になりました。

我々も、このサウナルームをユニット化して、スチームサウナ本体とセットで売る企画を考えて行きたいと思っています。

最近は、巷では健康住宅だ、快適な住宅だと言いますが、何を持って快適だ、健康だと言ってるのか、素人には分かりません。

工務店、ハウスメーカーの独り相撲で、勝手に言っているのではないでしょうか？

また、新建材を少なくして、ただ無垢の木の部分を多くして、自然材を多用した健康住宅ですと言っている工務店もあります。

やたら木の部分が多ければ、自然材に囲まれて健康に良さそうだと思う素人の人も多いからだと思います。

こういう手の家は、ほとんどの場合換気に気をつけていません。

自然な素材が使われているから、換気は必要ないと勝手に思っている工務店の浅はかな思いが見て取れます。

木を使うから健康な住宅造りが出来るのではなく、住宅性能のトータルなバランスの中で評価されるべき話が分からない、素人向けの家になるのが恐ろしい。

つまり、健康な住宅の評価は、住んでから３年、５年スパン以上で結果出るからです。

本当に、家族の健康と幸せを考えた家造りをする工務店は、換気システムを価格遊びはしません。

良いシステムを使い続ける姿勢のない工務店は、そのうち淘汰されるのでしょう。

しかし、素人が判別できない換気の善し悪しを、自分達の都合で勝手に価格をもてあそんでいる工務店、ハウスメーカーが健康住宅です、なんてホザイテル姿を見るとやるせないのであります。

これが、現在の日本の住宅事情と重なって見える。

安くて、住み心地が良く、家族が健康で幸せに住める家に住みたい！！

そんな家あるわけが無いだろう！

暖かいシャワー習慣は省エネ

今日は、秋田県八峰町で設計事務所BELLの鈴木　悟氏の新聞記事を紹介します。

「タイトルは、暖かいシャワー習慣は省エネ」

家全体をバランス良く断熱改修してこそ効果的なのに、窓あるいは断熱材を部分的に導入しても、エコポイントがもらえる。

そんなリホーム工事が増えている。

しっかりとした性能の高い住宅に、単純で小さな機器を設置する事が効果的だ。と言う事は誰もが理解できるはずだ。

しかし日本では、スカスカ入れ物に高効率で高価な設備機器を税金補助で導入している。

そうは言っても、現実には、早急に全ての住宅性能をよくする事はできない。

景気対策や企業の利益を優先してきた日本らしい、目先だけの対策と言えそうだ。

北欧のスエーデンでは、３０数年前オイルショックの後、国民に対して「バスタブにお湯をためないこと」を呼びかけた。

今では、国中からバスタブが消え、シャワー習慣は国民の常識となっている。

もちろん、家中を暖房する生活は、家族にとって最も大切なことなので、省エネ技術を研究し、維持する事を国民に約束している。

その後、シャワーだけでは物足りないと、開発され普及した設備がスチームバスだ。

日本がもしスエーデンと同じ方向に省エネ対策を実施いていれば、水の使用量が抑えられ、無駄なダム建設や全国に普及した下水道設備ももっと小規模だったろう。

世界的には、CO2削減だけに熱心になり過ぎ、効率の良い設備機器の開発と、太陽光発電など自然エネルギーの普及にのみ力を入れすぎているように見える。

「人間は、１年中シャワーだけでも暮らせます」。

僕の家族は、温泉は大好きだが、２０年間、自宅のバスタブに入っていない。

自宅に北欧のサウナ、とスチームバスがあり、体を温めてしまうと、お湯に浸かって体を温める必要が無くなった。

何よりも適温のスチームの方が、体が良く温まり、水圧などの負担も無く、安全でスピーディーだ。

サウナで６０度、スチームバスだと４０度～５０度。

熱くて苦しい営業用サウナとは別世界の快適さだ。

アロマやミュージック、読書まで楽しめて、安全で介護にも対応できる。

初期投資は少し高いが、故障が少なく、ランニングコストが割安なため、今後日本でも普及する可能性は大きいと思われる。

それにシャワーだけの入浴は、バスタブにお湯をためるスタイルよりも、水の使用量が三分の一以下、熱エネルギーだと五分の一以下となっていて、少人数の家族や一人暮らしでは、その差はさらに大きくなる。

そうは言っても、ほとんどの人は「絶対にお風呂はやめられない」と言うだろう。

しかし、世界では、シャワー習慣が常識だ。

この事実に背を向け続け、本当に「人にも地球にもやさしい」と言えますか。

来日したある海外のエコの活動家を自宅に招待し、入浴剤入りのお風呂に案内した時に、「日本人は、バスタブのお湯をわざわざ汚して排水するのか」と、笑えない話を聞いたことがある。

とにかく一度体験する事をお勧めします。

　　　　　　　　　　　　　　　　住宅デザイナー、八峰町、５６歳

スチームサウナ研修

一昨日、昨日と、福岡の悠悠ホーム社長が、青森のスタジオリッシュを訪問しました。

普通工務店の事務所には、レストランとか小物を売る場所も無いし、本格的な内装展示場などはありません。

スタジオリッシュの本社には、レストラン、輸入インテリアショップ、エステサロン、リホーム展示場が備えられています。

普通の工務店の社長はこれを見ただけで、驚いてしまいます。

今まで何社か連れて行きましたが、皆さん驚いて、いつもこれはかなわないと言います。

福岡の社長も年間２００棟も建ててるのに、やはりこれは凄いと言いました。

スタジオリッシュの福山社長は女性の感性で家造りをしてきました。

現在でも２０棟を上回るくらいの工務店です。

しかし、それ以上の棟数をしてると思わせるくらいの仕掛けを見ると、普通の工務店の社長はただ脱帽するだけであります。

福山社長は、女性の感性で健康と美容に良い家を造っています。

営業も、女性の営業が中心で動いています。

男社会の建築業の中で欠けていた、美容と健康とデザインで女性の心を掴んでいます。

さすが２００棟やっていても、欠けてる部分は多数あり、今度は福岡まで出向いて女性スタッフ向けのセミナーをやろうという事になりました。

今も昔もそうですが、伸びてる工務店の社長はフットワークが軽いのであります。

何事も貪欲に吸収する時は、会社も伸びている時です。

美容と健康をテーマに上げて、スチームサウナを設備する事により、浴槽の水を無駄にせず、湯を沸かす熱量もカットでき、お客様が健康で美容に良い住宅となれば、出来ない工務店に対して大きな差別化になると思われたことでしょう。

悠悠ホームの社長は、これからスチームサウナでの差別化に向かう事に自信を持ったかもしれません。

坪単価、建材、内装の差別化は誰にもできます。

見れば分かるので、営業マンは入りません。そんな情けない工務店、ハウスメーカーしか日本にはいません。

家族の健康、介護のしやすい家、いつまでも美しくいられる家で真剣に家造りをしてる工務店を探すのは至難の業であります。

見えるところにお金を使うのは誰でも出来ますし、施主を簡単に説得できます。

今までは、施主の勉強不足に助けられ生き延びてきた工務店は多数あります。

その結果、病気になったり、家庭不和、子供の引き篭もり、子供の病気などが引き起こされてきた可能性があります。

幸せなことに、誰も家によって引き起こされたと思わないので、助かってきました。

そんな世の中がいつまで続くのでしょうか？

少しでも住宅内部の空気環境に気を使う工務店が、もっと現れてきてもおかしくないと思うのですが？