無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

スチームバス

2010-08-10 11:03:38 | 換気、住宅
昨日、某住宅関係の業界紙の35周年お祝いの、暑気払いに参加いたしました。

こじんまりととした会でしたが、某大手の流通の偉い人、工務店の会長さん、某大手電力会社、某大手建材関係とバラエティにとんだ面白い会でした。

その中で、T大学のS教授と色々な話をしてて、換気は義務化されてからいい加減になってしまったという話しになりました。

要するに、建築基準法に通過すればよいという考えがまかり通るようになり、換気に対する考え方が多くの工務店が、いい加減で安物で良いという考えに成ってしまった。

研究者的には、この状態を疫学的な検証が(シックハウス症、ウイルス感染、健康な精神か)必要な時期に来ているのではないか?

しかし、これらを疫学的に検証するには、サンプル数、場所、住宅の性能、換気の性能という多数の項目を網羅して検証するには、時間と人、金が足りないと言う意見でした。

学者の中でもこのような意見であります。

今進んでいる、健康維持増進住宅研究シンポジウムがもうちょっと頑張ってもらいたいと思うのですが?

まあ、研究成果が出るまで商売が持つか分かりませんが?

とにかく住宅の室内空気環境に関心がないこの時代、本当に毎日過ごしている家の中の空気に問題ないと思っている人が97%だから、言ってもしょうがないか。

人生の三分の一過ごす、家の中の空気環境が原因で、ぜん息、アトピー、皮膚病などで苦しんでいる人は無いのでしょうか?

毎日熱中症で騒いでいますが、小さな間仕切り沢山の家だから、昔より風通しが悪く、断熱、気密が悪い家だからエアコンも効かない。

原因と結果が、家を通じて出ているのに誰もその因果関係に想いが至りません。

なぜでしょうか?

先生にスチームバスを使うことで、介護、エコになる話をしたら、凄く興味を持たれました。

今まで誰もそんな発想が無い、スチームバスで省エネできる!!

スチームバスだったら、30分入っても10リッターの水も使わない、浴槽に入るより体の負荷が少ない、体の芯まで温まる、皮膚の代謝が良くなり美容と健康に良い、省エネ(水、光熱費が浴槽に入るよりも断然に安い)。

浴槽の200リッターの水を捨てる事、沸かすエネルギーも無駄になる、老人には負担が大きい、体の芯まで暖めるには時間が掛かるという発想が、今の日本には誰もいないということ。(当然だしこれ以上も、これ以下の考えも思い浮かばない)

銭湯文化がすたれて、どの家庭、独身者住宅にも浴槽が付いて、水、エネルギーの無駄、下水整備も水洗トイレと各家庭の浴槽排水を想定した下水網の整備には莫大な金が掛かるし、水を供給するダム造りまで話が行きます。

たかが浴室の浴槽、日本人の風呂文化は浴槽無しでは語れない?

浴槽の水の無駄遣いを、スチームバスで改めるだけで、壮大な無駄使いが省けます。

そんなこと関係ないと、毎日200リッターの水をすて、沸かしたエネルギーも捨てて、太陽光発電を幾ら売電して儲かった、エコ給湯だから安く沸かせたなんて言っている、計算の出来ない日本人が見えてきます。


やはり、細かい科学技術は凄い発想が出る日本ですが、毎日過ごしている家の中の事や、マスコミが煽っている太陽光発電は興味を持つが、その他は誰も良いアイデアが無い。

摩訶不思議な、日本です。

先生は、その考えで浴室が変われば、凄い話だと言う事で盛り上がりました。

まあ、スチームバスは、このブログで何回も取り上げていますが、全く反応がありません。

所詮そんなものには関心がないということが良く分かります。

浴槽の無い浴室なんか日本人が考えられるか?なんて言う顔が良く見えます。

私が言いたいのは、浴槽に入るのは週に2回くらいで良いんではないでしょうか、後の4日はスチームバスで充分ですよと言う事!!

まあ、そんなに沢山の人に興味を持ってもらわなくてもよいのですが。

皆さん、浴槽を使って水を無駄にし、温めるガス電気代を沢山払いましょう!美容と健康はサプリメントにお金を払って、化粧品代も沢山使いましょう!!

日本はブームになると大変だから。