無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

住宅業界標準の換気?

2011-02-24 12:24:01 | 換気、住宅
最近、このブログを見たという、古くからの業界人から電話をいただいた。

面白く拝見してると。

その人は高気密、高断熱住宅初期の時代25年以上前に、既に住宅換気の重要性を私に教えてくれた人だ。

また、100mm厚の断熱玄関ドアを作るための錠前、金物をヨーロッパから輸入もした。

とにかく性能に関しては、当時ぴか一だった。当時で隙間相当面積で既に0.5平方センチを切っていた。

北海道で真冬全く窓に結露しない住宅を見たのは、彼が造った家が最初だった。

今でもその感動を覚えてる。

自分でメーカーの換気システムを使える部材だけ取って、自分で板金してセントラルダクト式の換気システムを自作してた。

気密、断熱をして結露するのは換気不足だ!と教えてもらった。

当時の学者でも、その答えが見つからない時代であった。

それから、25年以上も経っても変わらない日本の住宅業界。

一時換気について進歩したかに見えたが?

シックハウス法で換気の義務化がなされてから、建築基準法の最低レベルで大丈夫と言う事になり。

現在の住宅業界の90%以上の業者は、安い壁掛ファンで原価5万以下で叩いて付けてる。

2千万、3千万もする住宅で、室内空気環境を守る機械がたった5万以下ですよ!!

貴方達の健康を守る、シックハウスにならないための防波堤が、たったのコスト5万以下で守ってくれると思いますか?

こんなに意識の低い工務店、ハウスメーカーに、一生で一度の高い買い物をしてるのに。

家族の健康を守ってくれるはずの機械が5万以下とは、余りにも消費者の皆さんは舐められています!!

まあ、知らぬが仏で、知らない方が平和かも知れませんが?

室内空気環境なんて誰も注意を払ってないつけですから。

どこでも同じですが、見えないところにはお金は掛けない、儲けが先だ!!

その代償は、健康被害で買った家族が払うので、業者ではありません。

せっかく、シックハウス法ができて、住宅換気が義務付けられたのに、以前より酷くなったと思うのは、我々真っ当な換気システムを売ってる業者だけ?

その他大勢は、われ関せずか、そんなこと知らない。

まあ、正直者が馬鹿を見るのはいつもの時代も同じだ。

この話の逆は、なぜ高い金出してまで、全熱交換なんかつけるの?

空気を熱媒体でしか考えてない。

空気の質なんかよりも熱収支だけを考えて、健康を無視してるシステムだ。

皆さんは、どう思ってるかな?




耐震強化か断熱、気密強化か?

2011-02-23 10:05:34 | 換気、住宅
ニュージーランドで大きな地震がありました。

壊れた建物を見てると、古いレンガ積みの建物や、鉄筋も入ってないコンクリートの建物が大きな被害にあっていた。

活断層が横切っているのに、なんとも耐震建築がされていなかった古い住宅が多い。

当然日本も人ごとではない。

あのクラスが東京であったら、被害はもっと甚大だ。

レンガ積みは、壊れたら大変だと言う事が思い知らされる。

本家のイギリス、隣のオーストラリアは地震の無い国だ。

ニュージーランドだけ地震が起きる地形に存在してた。

それを、イギリスと同じ方法で建てられた昔の建築はひとたまりも無い。

日本も耐震偽装で新しい建物を壊す凄い法治国家だ。

しかし、東京の下町には戦火を逃れた古い家が沢山存在してる。

これを耐震強化するには大変な騒ぎになる。

10平米以上のリホームと一諸に断熱、気密対策もすると良いが?

通常のリホーム業者では、金を儲けることしか考えてないから、技術的にはとてもできない。

こういうところで、性能の良い住宅を造っている業者の出番だが。

真面目な業者は営業が下手だから、難しい。

良い物が評価されない日本の建築業界では、宣伝広告上手な大手か口の上手いリホーム業者に騙されるかだ。

なんとも情けない状況だ。

前にも書いたが、耐震補強も重要だが、断熱、気密補強も同じくらい重要だ。

地震では一度に亡くなる方が多いので衝撃的で、記憶に残り耐震補強の重要性が認識させられる。

家の中の温度差で亡くなる方は、交通事故と変わらないくらいいても、評価がとても低く、皆さんにも認識されない。

結果、1年で1万4千人もの人が、風呂場の事故で亡くなっている。

家の構造も当然頑丈で倒れない、家の中も人が倒れない躓かないバリアフリーと温度差が無い温度のバリアフリー住宅が求められてるが?

換気も室内の空気が澱むところ、カビが生えるところ、臭いが残る所などが無い空気のバリアフリーが求められるが、誰も気が付かない。

常に何か大きなことが起こると、大変だと認識させられるが、喉もと過ぎれば何とかで忘れてゆく。

マスコミのシャワー報道も、同じだ。

なにか継続的に、人の意識が変わるくらいのキャンペーンができない。

日本の住宅の信頼度が、広告量の大きさと知名度で判断されるなんて。

なんと情けない、情報量しか持ち合わせていない日本人。

情報量に溺れて主体性と考える力を失った日本人が見えてくる。

シャワー情報に惑わされる日本人

2011-02-21 09:07:46 | 換気、住宅
どこかの週刊誌のコラムで皮肉をこめて書いてあった、最近のマスコミは、同じ内容の情報を一方的にシャワーのように流し始める。

当の本人もそう思って書いてるのかも知れないが。

気が付くと紙面、画面は毎日その情報ばかり。

一見、真っ当なことを言ってるようだけど、批判が中心で解決策が無い。

批判は誰でも出来る。

解決策は誰にも出きない。

そんな中に暮らしてる日本人は、軽々しく自分の意見を言う事が出きない状態だ。

皆が悪く言えば、一人だけ自分の意見は違うと言えない、雰囲気をマスコミは作っている。

付和雷同型でついていく日本人も悪いが、マスコミも同じ内容ではなく、朝日と文春のようなマスコミ同士の戦いが無いのが怖い。

皆でたたけば怖くない?自由な雰囲気な日本だが、マスコミが集団統制してるようで怖さがある。

こんな日本に誰がしたと言っても、マスコミは情報を垂れ流して責任は取らない。

評論家は意見の言いたい放題、結局は誰かを悪者に仕立て上げる。

相撲協会、小沢一郎、次は誰が餌食になるのか?

相撲の八百長は、昨日、今日で始まった訳ではないでしょう。

同じメンバーで年6場所90日間ガチンコで戦い続けたら、死人がでるよ!

巡業や興行の相撲を見に行ったら分かるけど、まともになんかやってません。

完全な興行です。プロレスとは違う意味の興行。

見るほうが真剣だから、やる方も真剣にやれと言われても、本場所の15日間毎日相撲を取って体が持つわけは無い。

百歩譲って、年4場所以下にして、本場所はガチンコでやればよい。

相撲を知ってる人が見たら分かると思うが?

知らない人はスポーツだから真剣勝負だと。

でも立会いの頭がぶつかる音を聞いたら、そりゃ恐ろしくなるって。

本場所の立会いを傍で見たら、八百長だ八百長でないなんて判断できないよ!

相撲って優雅さを表した肉体美、あのなんともいえない鬢付け油のなまめかしい臭い、神事も兼ね備えた伝統的なものじゃないかな?

スポーツと言うなら、ちょんまげなんて古臭いものはやめて、アマチュア相撲みたくして、まわしに広告を入れて、部屋別辞めて総当たり制と体重別階級制にして年4回のトーナメントにするしかないな。

そんな相撲にマスコミがしたかったらどうぞ、ご自由に批判してください。

そんな相撲は見に行かない!!巨人、大鵬、卵焼きの時代のマスコミは、こんな下衆の勘ぐりはしなかったな。

なんでも白黒つけるのは、日本人が嫌う手法ではなかったのか?

相撲に関わる関係者が怖くて何も語れない、現状の方が怖いと思わないか?

シャワー情報を一方的に流し続けるマスコミを批判できる人もいない、その情報が正しいかどうか判断できない間に次々と関連情報が流されると、何が真実か分からない。

誘導尋問、密室取調べで、自分の意図とは違う告白が出てしまうのと、同じではないか?

勝手に記者の目で編集されて、意図的に違うニュアンスかどうかも分からない情報で判断させられる人々は?

自由な空の下に住んでいて、アラブ世界のような独裁者の下で抑圧された社会に住んでいるのではないのに、北朝鮮、中国のような言論抑圧されてなくても、日本人の頭の中身は、マスコミに抑圧されてるのとたいして変わらない。

自分の意見より人の意見に同調する怖さ。

若者なり、オバサン達に対してインタビューした時、最初に意見を言った人に同調する、変な習慣?

本当にそう思っているのか?

口を開けないサイレントマジョリティーの人はどう思っているのか。

何も考えられない、意見も無い情けない日本人が大多数なのか?

日本では、消費者が最初に得た情報が最後まで消費行動を支配する可能性がある。

これは、日本人が信じやすく、騙されやすい、人の良い人間の証拠。

疑い深い人間になれとは言わないが?

マスコミのシャワー情報を冷静に分析できる日本人がどのくらいいるのか?

なんだかんだ暮らしにくい日本である。

でも、外の抑圧された国と比べたら、超平和な日本だ。

それはそれで幸せなのか?

その幸せボケで、どうでも良い若い姉ちゃんがフィリピンに逃げたから追っかけろ、なんていう情報はどうでも良い。

もっと、困っている事に目を向けろと言いたくなるのは、私だけか?

いつも思うのは、換気の商売と良く似てる。

難しい話は駄目だから、熱が戻される熱交換が省エネだと素人が思う通りの説明が簡単で高い機械を売ることができる。

知らないお客には、一番安い製品を付ければよい。

真っ当な原理原則で売ってきた、我々の換気は説明できないから、手がでない。

自分で考える力が衰退した日本人は、マスコミのシャワー情報で踊らされる。

もうちょっと頭を使えよ、日本人!!

住宅の差別化とは?

2011-02-15 14:22:01 | 換気、住宅
まあ、どうしようもない住宅ばかりが目に付く話ばかり。

プレハブ建築協会(大手ハウスメーカー)がアンケート調査した結果。

安心できる会社 66%、品質、性能が優れていた 58%、営業担当者の接客術優れてた 50%。

なんていうか、消費者は無難な選び方。

要するに、宣伝効果が多きい。

なんていうか、芸能人、ロボットで、家を買う購買意欲兼安心が得られる。

品質、性能と言っても、消費者がどの位分かってるか疑問。

購買意欲は、寄らば大樹の陰できまり。

自分の住みたい家なんていうのは持ち合わせていないのが確認できる。

昔、大手ハウスメーカーの展示場に、当社の換気システムを付けたら、営業マンが客に換気の説明が上手くできないから、展示場の換気は止めたままだった。

家の性能に関して興味の無い顧客は、営業マンの見せ掛けの親切に心を動かされて、何千万する高価な買い物をする。

ちょっと親切な八百屋の親父から買うのとたいして変わらない消費者行動で家を買う。

なんと素晴らしく優しい日本のお客様たち。

それで、太陽光発電、エコ給湯、オール電化だったら、即決。

凄い!

住んでから知る、結露がして、カビが生えて、家族の具合が悪くなって、初めて気が付く。

でも、気が付かない人がほとんど。

どうなっているのかね?

風呂場の事故で1万4千人も毎年亡くなっているのに。

それは、ただ偶然の不幸な出来事と片付けられている。

脱衣室、風呂場、お風呂の温度の関係で、血管が急激に収縮して起きることも、家の性能が悪いため起きても、しょうがない運命だと1万4千人のご遺族の方達は思っているのでしょうか。

心臓疾患の持病を持っている人は、余計に気を使うべきだが。

そんな因果関係に思いも行かない、平和な日本の住宅選びであります。

風呂場の事故が一番少ないのは、なんと北海道。

要するに、気密、断熱が充分施されている住宅では、風呂場の事故は少ない。

全く、シンプルであります。

自分の家族が事故に遭いたくなかったら、風呂場、脱衣場、お湯の温度の因果関係を充分に気をつけてください。

青森のスタジオリッシュの社長から電話がありました。

宿泊体験展示場のユニットバスを壊して、スチームサウナを付けた結果。

思いもやらず、子供達に人気だそうです。

こちらは、お年寄りとオバサンに人気が出るかと思ったら、意外でしたと。

スチームサウナを体験すると、家に絶対入れたいと思うのは、圧倒的にスチームサウナという答えだそうです。

寝室に張った、臭いが消える旭川の木も好評で、気持ちよく寝られるという回答が多数寄せられたそうだ。

南雄三が今週旭川の久保木工に寄るそうなので、楽しみである。

工務店もみんな同じことをやってても、最初に述べたように大手ハウスメーカーの宣伝力、信用力にはかないません。

そんな上辺を信じて買う消費者の首を引っ張ってみても振り向いてはくれません。

無駄な努力です。

本当に良い家を求めてる消費者も必ずいる。

本質を求める人に、本当に良い提案を出来る工務店でなければならない。

差別化の付かない、建材見本市のような住宅ではない、新しいライフスタイルを提案でき、家族が健康で美しく暮らせる家を目指して欲しい。

住宅業界とは?

2011-02-10 11:05:02 | 換気、住宅
最近の断熱材不足が、全国的に広がってきました。

最初はグラスウールが不足している話だったが?

今頃は、板状の断熱材まで広がってきた。

外張り断熱をしてる業者は、びくびくしてる。

納期が2ヶ月、3ヶ月後なんて信じられない話が、外張り工法をやっている業者にまで広がってきた。

今までの商流では手当てできない工務店が多くいるのではないか。

そんな先の納期を伝えられた、現在現場を抱えている工務店が泣きついてきた。

現場が止まってしまう。工期が大幅に遅れる。大変だ!!

そんな工務店を助けるのも人助けだ。

しかし、お礼を言われて思うのは、なんで今頃こんな事が起こるの?

別に断熱材メーカーは売り惜しみしてた訳ではないのに。

理由は長期優良住宅とエコポイントのリホームらしい。

と言う事は、今までは多くの業者が断熱材さえまともに施工してこなかった。

そんな家が、日本中沢山造られてきた訳。

そんなことも知らない消費者は、新築建売、分譲を地の利だけと見せかけの張りぼて住宅を買わされていた。

断熱、気密なんて遠い話、換気なんて壁掛けファン、暖房、冷房は自前。

そんな家に、人生で一番高い出費を強いられても、文句も疑問も持たない。

全てが平和に過ぎてゆく日本の住宅業界。

いつも文句を付けられるのは、おたくの換気の機械は高い!!!

安くならないのか?

2千万、3千万もする家で、換気システムの原価は凄く安い、壁掛けファンであれば施工込みで5万以下。

住む人の空気環境を良くするための機械に対する考えは全く無いし、空気環境に注意を払う工務店なんか無い。

家の価格からして倍払ってもお釣りが来る。

でもまだ叩く。

やってられないよ。本当に。

家を買う人は、他の建材に目が行き換気の値段なんか興味が無い。

だから、業者は叩ける。

重要と思う業者は、必要だから叩いてこない。

一般のお客も空気環境に対して、ハウスメーカー、工務店に聞けるレベルの人はいない。

そういう設備機器は、ハウスメーカー、工務店が採用するのは、一番安い大手家電製なら、誰もが知っている名前。

これならば、文句は言われない。そうして値段を叩く。

この図式が変わらない限り、我々のような性能重視で、価格が高い製品は採用される率はほとんど無い。

我々の換気システムを使っている業者は、超良心的で室内空気環境の重要性を分かっている。

見かけが良くても、住んだら健康を害したり、知らないストレスを感じたり、家族がバラバラになったりする原因は、室内空気環境による事が多いと感ずるのは、長年この商売をしてきた感想だ。

余りにも、日本の大手ハウスメーカー、工務店は空気環境を無視してお客に売っている。

住む人の健康より利益が優先だ!

騙される消費者が悪い。勉強不足だ!