ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

秋のつなかんごはんにむけて。

2016-08-04 21:32:33 | 唐桑日記
今週はたくさんウニをむいた。




海水温が暖かくなってくると、
ウニは産卵シーズンを迎える。


この黄色の周りについている白いのが卵。
卵がでてくるとウニのシーズンは終わりなので、
カゴに入れて育てていたウニも、お盆前までのお客さん分を残して全部むいた。

イカダに、ウニカゴが9個あって、ひとつに40〜50個くらいのウニ。
4カゴ残して全部むいたので、200個くらいか。
ウニは全てやっさんが獲ってきたウニ。
やっさんすごいなぁ。



むいたウニで塩ウニと呼ばれる加工品をつくる。
唐桑にくるまでは売っているのは見たことあったけれど、
作り方は謎の食べ物だった塩ウニ。
去年までは、卵を持ってからは、蒸しウニにしてだしていたけれど、
今年は3度目の夏で初挑戦。
つくり方はすんごいシンプル。
むいたウニをザルに並べ、
リードペーパーを一枚のせて、塩をふるだけ。


1日寝かすと水分が抜けて、生のウニが凝縮したような味になる。
初めての塩うには少し塩分がきつかった。


シンプルなだけに、うにの甘みに合わせた塩分を調節するのと、
均等に塩があたるようにするのが、ポイントなんだろうなぁ。

コハダの締めものを思い出した。
塩ウニと澄ましバターをまぜてつくる、
ウニバターが、また美味しい。
蒸したキャベツとかの添えものにしたり、
オリーブオイルで焼いたホタテと
バケッドに合わせて食べたり。



また、あらたな楽しみが増えた。
ウニのシーズン終わったら、塩ウニ料理に突入。
あんまりないので、食べれた方はラッキー。
お楽しみに^^



やっぱり生の方が好きだけど笑。


ウニや牡蠣が育った海を、目の前にして、
つなかんで食べるごはんは、いい時間だ。

「海ってすごいな!!」って思うよ。