続・つつみの夢芝居~頂上作戦~

今月の名セリフ「必殺技ですね。583ページにありました!」「そんなに読んだん?!」

赤から緑

2010-11-17 07:08:37 | Weblog
【mixi】 「山に入る人間も片っ端から殺せ!」「あいつらが嫌になるくらい電話してやります」 クマ射殺への反発ヒートアップ

この手の、自然保護やら動物愛護やらを謳う人たちの言うことがいまいち薄っぺらく感じられるのは、ひとえに実践を伴ってないからだと思うんです。

人間の文明によって自然が破壊され、野生の動物が追いやられているというのはおそらく人類共通の見解だと思います。その文明の利器であるパソコンを使って自然だ環境だと理屈を並べても「お前も間接的に自然破壊に加担してるじゃん」でおしまいです。やはり実践に裏打ちされた言葉でなければ一般市民は耳を傾けてはくれません。

まずは文明を否定し、自然とともに生きることからはじめましょう。
同志で集まり、富士の樹海あたりで竪穴を掘り、住居を作るところから始まって、野草を摘んで主食にします。現代の農作物なんて、人間の手によって改良された、自然からはかけ離れたものなので、口にするべきではありませんよね。
病気になっても、動物実験など、数多くの生物の犠牲の上にできた「薬」なんて飲んではいけません。少々の病気は自力で治します。虫垂炎程度の病気で死んだとしても、それはそれで自然を愛するものとしてあっぱれな死に様。死体とともにドングリを埋めてやれば、死体を養分にドングリは立派な樹木に成長することでしょう。「自然」の構成員としての役割を最後に果たせるのです。

そして生まれる完全無欠の自然保護闘士。興味本位でやってきた”文明の走狗”ワイドショーのレポーターの「自然とは何ですか?」の問いに、闘士は答えるのです。
「自然とは、脅威です」