16南陽台の現場の状況です。

基礎の耐圧盤下と外周基礎梁の外側の断熱材が設置されていて、基礎の地中梁の配筋がほぼ終わっています。
床下の配管等の点検をしやすくするために、内部の立ち上がりは玄関と大黒柱の直下の独立基礎だけです。
この現場の基礎形式はべた基礎です。
べた基礎は建物の重さを面として平均化して地面に伝えるためのものです。
シングル配筋のべた基礎では4m角程度より大きくなると平らな耐圧盤だけでは弱いので、補強のリブとして立ち上がりか地中梁を設けます。
立ち上がりがあると、床下の点検がしにくいので地中梁を設けることにしています。
基礎の断熱材は耐圧盤下はスタイロエースⅡ50mm、外周基礎梁の外側は防蟻性能(白蟻に食われにくい)のあるスタイロAT厚50mmを使用しています。
スタイロエースは水色でスタイロATは少し白っぽい色です。
ガムテープは継ぎ目や穴からからコンクリートが漏れて熱橋にならないためのコンクリートの漏れ止めです。
基礎のコンクリートを打つと断熱材とコンクリートが一体化して、熱の逃げにくい基礎ができます。


上は図面で描いた地中梁の詳細図で、下が使用したスペーサーです。
基礎配筋の確認項目で大事なことの一つにかぶり厚の確認があります。
かぶり厚というコンクリート表面から鉄筋までの決められた寸法を確保することで、鉄筋コンクリートの耐久性、構造性能、耐火性等が確保できます。
図面の中で文字でにかぶり厚について指定しますが、それだけでは現場レベルできちんとなりにくいのも実状です。
図面上で使用するスペーサーや鉄筋の入れ方について絵的に表現することが品質の確保につながります。
また今回のように耐圧盤下に断熱材を敷く場合、鉄筋の重みで断熱材にスペーサーがめり込んでしまうこともあります。
そうならないように大きなスペーサーを使用したり、樹脂の板や鉄板を敷いてでめり込まないようにすることも必要です。
今回は大きなスペーサーと樹脂の板の両方を図面に書きましたが、スペーサーそのものが大きかったので、樹脂の板はなくてもよかったかもしれません。
このあと、外周立上りの配筋と耐圧盤の配筋を行い、15日に瑕疵保険と建設性能評価の配筋検査の予定です。

基礎の耐圧盤下と外周基礎梁の外側の断熱材が設置されていて、基礎の地中梁の配筋がほぼ終わっています。
床下の配管等の点検をしやすくするために、内部の立ち上がりは玄関と大黒柱の直下の独立基礎だけです。
この現場の基礎形式はべた基礎です。
べた基礎は建物の重さを面として平均化して地面に伝えるためのものです。
シングル配筋のべた基礎では4m角程度より大きくなると平らな耐圧盤だけでは弱いので、補強のリブとして立ち上がりか地中梁を設けます。
立ち上がりがあると、床下の点検がしにくいので地中梁を設けることにしています。
基礎の断熱材は耐圧盤下はスタイロエースⅡ50mm、外周基礎梁の外側は防蟻性能(白蟻に食われにくい)のあるスタイロAT厚50mmを使用しています。
スタイロエースは水色でスタイロATは少し白っぽい色です。
ガムテープは継ぎ目や穴からからコンクリートが漏れて熱橋にならないためのコンクリートの漏れ止めです。
基礎のコンクリートを打つと断熱材とコンクリートが一体化して、熱の逃げにくい基礎ができます。


上は図面で描いた地中梁の詳細図で、下が使用したスペーサーです。
基礎配筋の確認項目で大事なことの一つにかぶり厚の確認があります。
かぶり厚というコンクリート表面から鉄筋までの決められた寸法を確保することで、鉄筋コンクリートの耐久性、構造性能、耐火性等が確保できます。
図面の中で文字でにかぶり厚について指定しますが、それだけでは現場レベルできちんとなりにくいのも実状です。
図面上で使用するスペーサーや鉄筋の入れ方について絵的に表現することが品質の確保につながります。
また今回のように耐圧盤下に断熱材を敷く場合、鉄筋の重みで断熱材にスペーサーがめり込んでしまうこともあります。
そうならないように大きなスペーサーを使用したり、樹脂の板や鉄板を敷いてでめり込まないようにすることも必要です。
今回は大きなスペーサーと樹脂の板の両方を図面に書きましたが、スペーサーそのものが大きかったので、樹脂の板はなくてもよかったかもしれません。
このあと、外周立上りの配筋と耐圧盤の配筋を行い、15日に瑕疵保険と建設性能評価の配筋検査の予定です。