昨日は、
三月に亡くなった、妹の子、「司」のお墓参りに行ってきました。
10月にお墓が完成したのですが、
我が家の息子の結婚式があったりで、やっと行くことができました。
私の乗った電車です。
ローカル線で、なんともレトロ。。。
これは、帰りの電車の中の風景です。
私が東京で学生時代を送っていた頃の電車より、綺麗になったわね。
朝夕は学生やサラリーマンで混み合う電車ですが、
昼間はガラ~んとしています。
とっても穏やかな空気が流れていました。
10時に最寄り駅に着き、妹が迎えにきてくれていました。
司のお墓に向かう車の中から見えた「筑波山」
子供の頃から見慣れた筑波山ですが、
歳をとった今、何故か涙が流れるのです。
何を見ても泣けてくる。。。
立派なお墓が建っていました。
この墓地に植えられている大きな木がピカピカの石に写っていました。
石に刻まれたメロディー。。。
涙が流れて仕方なかった。。。
「覚えているし、忘れないよ。そちらに行ったら会おうね、つかさ。」
「お花はいつも洋花にしてるの。菊の花はまだいやなの。。。」って言う妹。
遠くに筑波山が眺められて、
「筑波山が良く見えるね。いい景色だねぇ~」って言ったら、
「そう、私が筑波山を見てる時、司も見てるの。」って言う妹。
妹の中には司が生きていて、どんな時も妹の支えになってくれていると思いました。
寒い風が吹く中で、妹と二人、
こんな時間を過ごすことになろうなんて想像した事もありませんでした。
「また来るね!つかさ。」
( この後、どうしても行きたい所があり、妹に頼んでいたのです。
が、この事は明日のブログでお話したいと思います。)
お昼になり、
COCO'Sと言うファミリーレストランに入りました。
私の娘が中学生の時、剣道部に入っていて、当時のメンバーがとても強く、
他県との招待試合などがあり、泊りがけで試合をするほどだったのです。
娘が中学2年生の時だったと思います。
妹の住む街に試合で行き、私も応援に行ったとき、
まだ司は2歳くらいだったと思います。
試合の間もおとなしく待っていてくれて、
お昼にCOCO'Sに入ってランチを食べたのです。
あどけない笑顔が可愛かったなぁ~
妹と幼かった司の話をしながら、泣きながら、ランチを食べました。
ランチの後、妹の家に行き、
お仏壇にもお参りをしてきました。
家路に繋がる線路。
学生時代は母に会いたくて、
田舎が恋しくて、ノロノロ電車も大好きだったのに、
悲しい思いを胸に乗る電車になってしまいました。
私の恋しい田舎も秋が深まり、
冬の訪れもすぐそこまで来ているようでした。
お墓を「素敵なお墓ですね」って言うのも変かもしれませんが
妹さんの想いがギュッと詰まった素敵なお墓です。
音符まであるなんて・・・想像もつきませんでした。
このお墓の前に私が立ったとしたら
「愛」という字を見ただけで泣けてしまいそうです。
我が家のお墓には私の両親と1歳で亡くなった妹が入っています。
主人と一緒に建てたお墓ですが
二つの名字になってしまうので家の名前は入っていません。
亡くなった両親も苦労したので お墓には「悠々自適」としました。
自分達も、あの世に行ったら
今度こそ悠々自適に暮らそうかって(笑)
くらりさんの帰省した時の写真、大好きです。
私は行った事の無い場所ですが
何故か懐かしく思ってしまいます。
そして・・・最後の線路には
くらりさんの想いが線路のずっと先に続いて居る気がします。
心が洗われました、ありがとう~。
くらりさん、幸せをたくさん分けてあげてくださいね。
あまりにも悲しい出来事って、なかなか癒されませんね。。。
田舎に帰るのって癒されたくて帰ってたはずなのに、今では。。。
でも、涙を流しながら話しながら、遠い昔を思い出しながら笑いも交わり、やっぱり癒されて、また明日から頑張ろう!って思えるんです。
故郷って、不思議な力がありますね。
ベルママさんちのお墓、
「悠々自適」って、イイね!!
ご両親様も幼かった妹さんもきっと安らかな思いでベルママさんご夫婦を見守っていてくださると信じています。
歳をとったせか、「ご先祖様」を思う気持ちも厚くなったように感じます。
コメント、ありがとうございました。
泣かせちゃってごめんね。
私も泣き虫のせいもあるんだけど、まだまだ涙がこぼれます。
同じ姉妹でも全く違う人生を歩む運命っていうか?宿命っていうか?
きっと、時間が少しづつ癒してくれるのだと思ったりもします。
妹達が元気に過ごすことが一番の供養にも思いますね。
もっと近くに住んでいたらなぁ~なんて別れる時はいつも思います。
でも、今は携帯がタダで話せる時代、時々長電話で話しています。
年の離れた姉妹ですが、やっぱり肉親ていいものですね。
コメント、ありがとうございました。