私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

寂しくて。。。

2022年03月01日 | 日記

朝、目が覚めたら、もう涙が流れる。。。

 

拭いても拭いても涙が止まらない。

 

母の顔が離れない。。。

 

今日は、

今年になって初めての絵本のグループの集まりがありました。

 

目が真っ赤で、お休みしようかな?とも思ったけど、

そんな私を母はきっと怒るだろうな?

と、思ったから自転車に乗って、

風を切って走ったけど、

涙が溢れて仕方なかった。

 

図書館で、

いつもの研修をしてくださるTさんと会い、

泣き顔を見られるのが恥ずかしいから、

いつもの「くらり」に戻りました。

 

母の顔が隠れないけど、

頑張れる私がいました。

 

歯医者の予約を入れていたので、

グループの集まりを途中で抜けて、

歯医者さんへ。

 

歯の治療は続くことになりました。

 

昨日、母に歯の自慢をしたばかりだったのに。

 

昨日は、

数年ぶりの里帰りだったので、

妹の車を途中で止めてもらい、

実家まで歩きました。

歩きたかったのです。

 

遠くに実家が見えてきました。

 

実家の近くの土手から見下ろした風景。

冬枯れの景色。

な~んにもないけど、

私はこの風景が大好きなのです。

 

カメラは持っていたけど、

画像はこの二枚しか撮れなかった。

 

実家に入るところには、

福寿草が咲いていたけど、

カメラを向ける気持ちはなかった。

 

私の気持ちと目は、

玄関のドアを開けることしかなかったように思う。

 

母の部屋まで私の声は聞こえたはずよね。

「くらりです。おかちゃんに会わせてください。」

 

お嫁さんの無言の指差し。。。

この態度も母には見えていたんだろうなぁ?

 

コートも脱がず、

とにかく、

母の顔が見たくて

座敷を通り過ぎました。

 

弱くなってしまった母の姿に唖然としたけど、

「おかちゃん、来たよ!くらりだよ!わかるよね?」

 

あの母の目。

忘れられない。

 

握った手の冷たさ。。。

ずっとずっとさすっていた母の手。

わたし、絶対忘れない。

 

母との本当のお別れは3月6日に決まりました。

 

まだ、母は実家で眠っています。

 

 

 

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