朝、目が覚めたら、もう涙が流れる。。。
拭いても拭いても涙が止まらない。
母の顔が離れない。。。
今日は、
今年になって初めての絵本のグループの集まりがありました。
目が真っ赤で、お休みしようかな?とも思ったけど、
そんな私を母はきっと怒るだろうな?
と、思ったから自転車に乗って、
風を切って走ったけど、
涙が溢れて仕方なかった。
図書館で、
いつもの研修をしてくださるTさんと会い、
泣き顔を見られるのが恥ずかしいから、
いつもの「くらり」に戻りました。
母の顔が隠れないけど、
頑張れる私がいました。
歯医者の予約を入れていたので、
グループの集まりを途中で抜けて、
歯医者さんへ。
歯の治療は続くことになりました。
昨日、母に歯の自慢をしたばかりだったのに。
昨日は、
数年ぶりの里帰りだったので、
妹の車を途中で止めてもらい、
実家まで歩きました。
歩きたかったのです。
遠くに実家が見えてきました。
実家の近くの土手から見下ろした風景。
冬枯れの景色。
な~んにもないけど、
私はこの風景が大好きなのです。
カメラは持っていたけど、
画像はこの二枚しか撮れなかった。
実家に入るところには、
福寿草が咲いていたけど、
カメラを向ける気持ちはなかった。
私の気持ちと目は、
玄関のドアを開けることしかなかったように思う。
母の部屋まで私の声は聞こえたはずよね。
「くらりです。おかちゃんに会わせてください。」
お嫁さんの無言の指差し。。。
この態度も母には見えていたんだろうなぁ?
コートも脱がず、
とにかく、
母の顔が見たくて
座敷を通り過ぎました。
弱くなってしまった母の姿に唖然としたけど、
「おかちゃん、来たよ!くらりだよ!わかるよね?」
あの母の目。
忘れられない。
握った手の冷たさ。。。
ずっとずっとさすっていた母の手。
わたし、絶対忘れない。
母との本当のお別れは3月6日に決まりました。
まだ、母は実家で眠っています。