母が亡くなって６日が過ぎようとしています。
明日は、
本当にお別れです。
日毎に、
母が残した言葉の意味が解り、
涙したり、笑ったり。
こんなふうに日常を取り戻していくんだろうなぁ～
母にも枕花をお供えしてあげたかったけど
叶わなかった。
なので、
小さなブーケを持たせてあげたくて
用意しました。
スイトピーだけのブーケです。
ひらひらフリルが可愛くて
春らしいので選びました。
店員さんは、
他にもお花や葉っぱをと提案してくださったのですが、
どうしてだろう？
スイトピーだけのブーケを持たせてあげたかったのです。
お色の指定も
この優しいピンクだけでお願いしました。
私には５歳で亡くなった姉がいました。
３歳違いだったので、
私は２歳になるころだったと聞かされていました。
だから、写真を見ても記憶がありません。
でも、
母が高齢になるにつれ、
「あのお姉さんがいたら。。。」って思うことが多くなりました。
母を看取った帰り、
ふと、姉への思いもよぎりました。
私は今年７０歳になります。
私は７０年間、母の姿を見られてきました。
姉は５年間しか見られなかったのよね。
姉は、やっと母に会えるのね？
父も、きっと母の役目を終わりにさせてくれたのかな？
そんな二人に、
私からの「お土産」という思いも込めて、
母にこのブーケを持たせてあげたいのです。
長い間生きて、
私達の生き様を見守ってくれた母に
言い尽くせない感謝を込めて。
