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私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

優しい花を持って

2014年02月06日 | お出掛け

2月8日は私の父の命日で、

父が亡くなってからずっとお墓参りに行っていました。

 

今年の2月8日は雪か雨になると言う予報なので、

お天気のいい今日にしようと、

主人の運転で行ってきました。

 

父が亡くなって20年経ちます。

もうそんなに?って思います。

 

父が亡くなった日も寒い寒い日でした。

 

今日も。

車の表示です。

外気温が0度です。

 

国道はやはり凄い混みようでした。

でも、この姿が現れると、

「もうすぐだね。」

車の中から見える筑波山。

子供のころから見慣れているのに、

歳を重ねるごとにホッとするのは何故なのかな?

「故郷の山」だからかな?

 

お墓に向かう川沿いの道。

先日の雪がまだ残っていました。

 

お墓に供えたお花は、

今年は「優しいお花」

 

私には小さい時に亡くなった姉がいました。

お墓に刻まれた姉の命日は

「昭和29年4月15日。 5さい」

 

私は「昭和27年11月29日」の生まれですので、

私が2歳にもならないうちに姉は亡くなったのです。

 

姉の事は全く覚えていません。

田舎のお仏壇には姉がお人形さんを持った写真が飾ってあります。

姉がいたこと、小さな子どもの時に亡くなったこと、

母から聞いて知っていました。

 

姉が亡くなって50回忌の時、母とお墓参りをしました。

 

 

息子と娘が結婚した頃から、

何かにつけ、姉の事を思うようになり、

全く、記憶にないのだけど、

手を合わせたくなり、

嬉しい事があった時も、困った時も、

何故か姉の事が頭をよぎるのです。

 

今、生きていたら65歳。

生きていてくれたら、いっぱいいっぱい話をしたい。

聞いて欲しいことがこんなにあるのに。。。

 

私は姉の事を覚えてないけど、

姉は妹の私がいた事を覚えていたはず。

 

私は今こうして元気でいられて、

父からも母からも沢山の愛情をもらい、

大切に育ててもらった。。。

 

父のお墓の前で、毎年思った姉の事。

今年は優しいお花を持って行こうって決めていたのです。

 

姉はどんなお花が似合う人だったのだろう。。。

優しいベビーピンクのガーベラかしら?

 

優しい可愛いピンクのチューリップ?

 

それとも、

フリルのステキなスイトピー?

きっと優しいお花が似合う人だったって思う。。。

 

どこかできっと父と一緒に見守っていてくれそうな?

そんな思いでいます。

 

冷たくてかじかんだ手でカメラを覗いたら、

青い空に葉っぱを落とした樹と白い雲。

 

春が来たら緑の葉っぱが生まれ、

道端にも小さな花が咲く。

 

生まれ育った故郷に恋しさいっぱい。

 

コメント (6)
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