雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

重陽の節句、後の雛

2014-09-10 21:49:44 | 人形のまち 岩槻


9月9日、重陽の節句です。
岩槻の伊太利家さんで出して頂いた「重陽の節句」にちなんだ料理。

菊の節句とも言われる重陽の節句は、旧暦で言うと、菊の花が綺麗に咲く、10月9日辺りになります。

菊の花は邪気を払い、不老長寿の益があると言われていました。

また、虫干しを兼ねて、春のひなまつり(桃の節句)に飾った雛人形をこの時期に飾る、「後の雛」でもあります。

「重陽の節句、岩槻、博物館と町屋めぐり」なるイベントが9月13日から始まります。
上記の伊太利家さんも参加します。

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