スリランカ旅の続きになります、、、、
前回の世界遺産のシギリヤ・ロックから、
専用バス移動で約1時間半。
宿泊で訪れた場所はダンブッラという、神秘的な森の中。
このエリアは世界遺産や遺跡が多いことから「文化三角地帯」と呼ばれています。
そこには、スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワが手がけたホテル、
「ヘリタンス・カンダラマ」が自然と共存し息づいています。
バワ建築の最高傑作とも称され、
時間の流れに合わせて、自然に溶け込む未来を想像して設計されているホテルだそうです。
ジェフリー・バワはトロピカル建築の巨匠で、
近年リゾートホテルでよく見るインフィニティプールの考案者です
インフィニティプールとは、プールの水面が周りの景色と同化して見える設計で、
海の近くであればプールと海がつながっているように感じられます。
このように自然との境界線がないかのような設計を得意とするバワ。
バワ建築の魅力を知ってしまってからには、バワが手がけたホテルに一度は泊りたくなり、
今回は特にレアな3つのホテルに宿泊することができました
スリランカ国内に15軒以上あるバワ建築は、海沿いに建つリゾートが多いのですが、
ここは特に珍しい山奥にあるホテル。
交通手段も車かチャターバスなどに限られているので、
ツアーに申し込まないと、そのぶんホテルまでの交通費がかさむことになります。
(スリランカの個人旅行で大きい出費は移動費だったりします)
さて、開放感あふれるホテルは何処にいても深呼吸したくなります。
エントランスにはむき出しのワイルドな岩肌。
さりげないハスを浮かべたフローティングフラワーが素敵。
素敵なおもてなし
ハスの花のウェルカムフラワーとフレッシュパパイヤのウェルカムドリンク
一歩、ロビーを出るとこの解放感
優雅にアフタヌーンティーされている方が♪
このロケーションの中でティータイム、最高でしょう!
お部屋はタイプが色々あって、くじ引きのようにキーを受け取り、恨みっこなしよということで(笑)
建物部分の全長が1kmあり、端から端まで歩くと約15分かかります。
「シギリヤウィング」「ダンブッラウィング」の2つの客室からなり、
私は坪庭がある「ダンブッラウィング」のスタンダードタイプでした。
お部屋はコンパクトな造りですが、木の温かみを感じさせるシックで大人の空間。
ジャングルの中にいるような緑に囲まれ、カンダラマ湖も見えます。
可愛らしいテレビ、ほんの少し朝つけただけ。
デスクに座って予定をまとめたり、備え付けの紅茶を飲んだり、
短い滞在と言えど、お部屋での時間を満喫しました◎
ベットは私にとっては十分な寝心地♪
特におしゃれだったのがバスルーム。
黒と白とブラウンの組み合わせがこんなに心地よいなんて!
アメニティーは殆ど手を付けず、更に持ち帰らず(結局、持ち帰っても使わないので)
シャワーのみ(スーペリアとパノラミックはバスタブなし)でタイルには蔦のデザイン。
清潔感があり、クーラーも快適で蚊の心配もなく快適でした◎
ツアーの方3人と待ち合わせをしてホテル散策♪
こんな大きなバニヤンツリーがこんにちは!
大地の生命力を感じます、、、
小さなギフトショップとジュエリーショップがあり、わくわくしながら入店♪
カラフルな布合わせがスリランカらしいです。
ぞうやキリンなどのぬいぐるみや、ウッドアップルのジャム、布バッグなどがありました。
快くスタッフさんは「写真撮ってもいいよ~」でしたので、
かわいいゾウさんぬいぐるみ、思い出写真に刻まれました♪
で、結局はシンハラ文字のホテルオリジナルのNARUMIのマグカップをふたつ購入しました
ホテルの客室でも使われているカップと同じもので、記念に買われる方が多い人気の商品だそうです。
今回、水着を持って行ったけれど、タイミングが合わなかったり他に興味あったりで結局入らず、、、
ツアー参加の若い世代20、30代のTさん、Kちゃん、Tちゃんが楽しそうにプール入ってた~
(Tちゃんとは仲良くなってSNSでも繋がることに)
夕暮れ時になると、笛の音が心地よく流れ、
何かの物語のワンシーンのようにグッと雰囲気が増してきます。
この演出、素敵すぎるではないか、、、
こちらが湖とプールが一体に見える幻想的なインフィニティプール。
右端に前回、ご紹介した世界遺産のシギリヤ・ロックが小さく見えます♪
これ、贅沢でしょう!入ればよかった~くぅ。
別の角度から写した神秘的な風景とインフィニティープール。
うまく自然と溶け込んでいます。
笛の音を聴きながらのインフィニティプール、楽しそう~!
そして、演奏者の方の素晴らしい音色に心癒されました
プールに入らず何をしていたかというと、40~60代の4人組で記念撮影したり、
おサルさんの群れを見たり、おしゃべりに花が咲いてました~。
全然、1人旅って感じじゃない(笑)というか通常の旅行より賑やかかもしれませんー。
ひっそりと1人参加の旅を満喫するつもりでいましたが、
旅行好きの方とのツアー参加は、場合によっては盛り上がるというのを知りました。はい。
ここはサルの楽園!?野生のサル達が縦横無尽に動き回っています。
可愛らしいサルですが、部屋の窓ガラスの鍵を閉めておかないと、
侵入することがあるので要注意です🐒
広いホテル、ベストポイントが幾つかあるらしく、このように蔦の生い茂った様子は圧巻です!
神々しいサンセット、、、スリランカへ来ることが出来てよかったです
日が落ちてくると、また雰囲気が増してきます、、、
そろそろ夕食の時間となり、期待を膨らませてレストランへと向かいます♪
レストランへ向かう階段には、ホテルのシンボルともいえるふくろうのオブジェがあります
野鳥除けの意味合いのあるこの作品は、
スリランカの芸術家ラキ・セナナヤケの作品で、バワ建築の装飾やインテリアに欠かせない存在です。
1970年の大阪万博のセイロンパビリオンでも作品が展示されたそうです。
このフクロウのオブジェを見たいと思っていたので、実際に目にすることができて嬉しかったです。
フクロウの裏側にも何と顔があるんですよ。これにはびっくり!
長々と最後までお付き合いいただきありがとうございました
次回はホテルのブッフェの様子をご紹介します